国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

意欲的&挑戦的

2023-11-06 | 日記



昨日は室内楽(カルテット)のコンサートを聴きに。これです。2週間前の入場時にもらったチラシを見て即決したのですが、紙のチケットは演奏会場(スティックホール)でしか扱っていないとのことで、今回初めて電子チケットを購入しました。(家近くのアルプラザ長浜はもちろん、長浜文化芸術会館ぐらいなら自転車を走らせるところなんですが、さすがに木之本まではちょっと。)

発券手数料(システム利用料)を取られたのは癪ですが、外出の手間が省けたとプラスに考えることにしました。

当日になってもチケットは真っ白だったので少し心配になりましたが・・・・・

スタッフが空白部分をタップしたらこうなって無事入場できました。

ところでチラシを見た私は即座に「これは実に意欲的なプログラムだな」と思いました。何といっても弦楽四重奏曲が3曲丸ごと。演奏時間は約90分にも上ります。ベートーヴェン中期の傑作(注)2曲だけでも十分満足なのに、さらに第3楽章ノクターンのお陰である程度有名なボロディンの第2番まで。(注:私に言わせるまでもなく、ベートーベンの16曲は全て傑作ですけどね。それに太刀打ちできるのは (数で一つ負けていても) ショスタコーヴィチだけでしょう。)とくに最後の第7番(献呈者にちなんだ別名「ラズモフスキー第1番」)は40分を超える大曲ゆえ、より知名度があって30分前後の第9番(同じく「ラズモフスキー第3番」)を代わりにする、あるいはボロディンをノクターンだけにしても文句は誰からも出なかったでしょう。開始前の挨拶で第1ヴァイオリン奏者(リーダー)が「挑戦的なプログラム」と言ってましたが、それにも納得です。

肝心の演奏については書くことがあまり思いつきませんが、これだけのボリュームにもかかわらず最後まで隙がありませんでした。流石はプロ。ただしベートーヴェンの弦楽四重奏曲は、このジャンルとしてはとくに抽象性が強い、もっと言えば取っつきにくいせいか、Lindaは何度もコックリコックリ。私も2度ほどうたた寝したので大きなことは言えませんけど。とにかくリラックスできたことは間違いないです。ちなみにLindaが一番良かったと言っていたのは、ジムノペディ第1番(サティ)をベルリン・フィルのチェロ奏者が弦楽四重奏に編曲したというアンコール曲。それと同じものがこちらにアップされています。
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