国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

最後に誤算

2017-08-19 | 日記
まず帰路について。前々日に述べた周回コースにするなら高山本線を北上して富山から北陸線経由で長浜に戻るしかありません。かつては望むところでした。何時間かかろうとも。

しかしながら北陸新幹線の開通によって富山〜金沢間が並行在来線としてJRから切り離されてしまったとなれば話は違ってきます。青春18きっぷだけでは対応できなくなり、第3セクター(あいの風とやま鉄道&IRいしかわ鉄道)の運賃を別に払う必要が出てくるからです。

そうでなくとも普通列車のみでは高山を昼過ぎに出ないとその日のうちに長浜へは帰れない。(特急や新幹線不使用の条件では上が最終列車です。)また18きっぷも残り1回(一人分)なので、昨年のように割り切って最終日だけは特急で帰るのもアリかと思っていました。

が、5時間半もかかるのにそんなに安くない運賃を払うのがアホらしくなってきました。そこで、さらに割り切って一筆書きも断念。

最初は盲点でしたが、高速バスなら岐阜まで2時間ちょっとなので8時前に長浜に戻れます。

これがJRのみの経路だと(高山→岐阜に3時間近くかかるため)130円余計に払って94分遅く着くという悲惨な結果を招きます。ということで事前にバスのチケットも購入していました。

この日は朝早くから市内観光へ。(それにしても外国人観光客の多かったこと。比率でいえば京都を上回っていたかも。)



朝市や古い街並みの店で土産物を買ってから高山陣屋へ移動。将棋ファンにとって「陣屋」といえばこの事件の後も数え切れないほどタイトル戦の対局場となっている神奈川県の方を指しますが、この高山陣屋でも一昨年名人戦が行われたのだとか。(入口の「対局場にも入れます」という貼り紙を見なかったら素通りしていました。)

藤井聡太君もいつかここで名人戦を指すことになるのでしょうね。(なお持駒を使う場合を除き、将棋に「打つ」を使ってはいけません。将棋は指すものです。)最短なら2022年の春ですか。あの「ひふみん」と同じ驚異的なペース、すなわちノンストップで毎年昇級する必要がありますけど。ちなみに一昨日と昨日のタイトルをそれぞれ「僥倖」と「望外」にしたのも単に使いたかったからです。



駅前に戻り、11時発の市内バスで飛騨の里へ。Lindaが合掌造りの家を見たがっていたからです。



今思うに、どうせならバスで片道50分の白川郷に行ってしまうのも手でした。が、帰路の検索中に「高山を早く出なければ帰宅が遅くなる」との思いが強くなるあまり、その可能性を排除してしまっていました。今回は飛騨各地から集められた様々な建築様式の家が見られたから良しとしますが、白川郷へは日を改めて車で訪れるつもりです。(ただし土日祝日は道も駐車場も相当混むと予想されるので、休日勤務の代休が取れた時に金土の1泊2日で行くと思います。)

2時間早く予定が消化できてしまったので駅前に戻って足湯やケーキバイキングなどで時間を潰しました。あとは帰るだけだったのですが・・・・・13日にリアルタイムで報告した通り、帰省ラッシュの大渋滞に巻き込まれることに。

東海北陸自動車道と中部縦貫自動車道の分岐点(順に飛騨清見ジャンクションと白鳥ジャンクション)前のラッシュが凄まじく、岐阜駅に着いたのは予定時刻の約90分後。

ということで岐阜発のJR下りも3本後になり、結局は先に紹介したJRのみで帰ったのと同じ時刻に長浜へ到着することになりました。そちらは一人分を青春18きっぷでカバーできますから持ち出しは3670円で済みました。つまり結果として倍近くを払わされた格好です。

それでも岐阜〜長浜(970円)のために18きっぷ1回分(2370円相当)を使う気にはなれませんでした。いくら何でも勿体ないと思ったので。来月早々に(完全には元が取れないものの)より有効に使える見込みがあるため温存することに決めました。例の「視察の旅」用です。
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