筆のおもむくままに

 短歌を詠んでいます。一日一首、一週間前に詠んだ歌を載せています。

気象予報士のひとりごと【自己紹介】

2017年03月15日 | 気象予報士のひとりごと
 こんにちは、当ブログ管理人の木村司です。

 このたび、電子書籍『四時四十分までの旅』を出版することになりました。

 http://www.l-gulliver.com/book/bookpage/410tabi.html
 
 その宣伝も兼ねて、これからしばらくの間、月に数回、気象に関する書き物を書くことにしました。興味があれば、『四時四十分までの旅』も併せて読んでいただけばと思います。
 
 まずは簡単な自己紹介から。
 
 私は、1975年(昭和50年)3月9日に神戸市で生まれ、高校を卒業してしばらくしてから、競走馬の育成牧場で働き始めました。それから約10年間、 牧場や競馬場で馬の世話をしたあと、気象予報士の資格を取って気象会社に転職しました。
 と書くと、九分九厘の方から「なぜ?」と尋ねられます。
 少し考えただけでは、馬の仕事との繋がりが見えてこないのでしょうね。
 でも、単純です。
 馬の仕事は屋外での作業が多く、日々の天気予報が大切。
 ところが、残念ながら、時には当たらないことがありました。晴れ予報を信じたばかりに、人馬ともにずぶ濡れになって、風邪をひきそうになったこともあります。
 ならば、自分で予報してやろうという考えがキッカケでした。
 何はともあれ、気象の仕事に就いてから10年の間で、困ったことがありました。色々な呼び方をされるのです。
・天気予報士
・天気解説士
・気象予報士
・気象解説士
・気象庁
 皆さんは、正解をお分かりですよね。
 気象予報士です。
 法律には、『気象予測を行う場合、事業所一つに気象予報士一人を置く』『気象予測にうち、現象の予測は気象予報士が行わなくてはならない』とあります。
 例えば、尼崎市で3月9日に雪が降るか? という予測は気象予報士が行わなくてはなりませんが、テレビやラジオで解説をするだけならば、資格は必要ありません。
 このあたりが、解説士ではなく、予報士たるゆえんなのでしょう……か。
 私は、10年余りの間、ラジオで気象解説を行ったり、新聞社や放送局向けの原稿を書いたりしていました。
 その中で感じたことや、知っておいていただきたいこと。季節の話題などを書いていきたいと考えています。
 よろしくお願いいたします。
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3/8 待合室

2017年03月15日 | 短歌
50分待たされたのも忘れてた心療内科に注ぐ春の陽
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