2013年最初のビッグレース。
今週はフェブラリーステークス(東京ダート1600m)のG1が開催されます。歴戦の古豪と世代交代を目指す新勢力が激しくぶつかり合うダート戦線に今回はNHKマイルC勝ち馬カレンブラックヒルの参戦もあり、見どころは豊富ですが、ダート馬が短距離路線からの馬ばかりで展開も読みづらい1戦となりました。
そこで、やはり、ダート初参戦の馬は買いづらい。なんせレース中の砂かぶりは慣れていないと面食らうもの。カレンブラックヒルは逃げれば、うまく立ち回れるかもしれませんが、今回は短距離先行馬が揃うG1、出遅れればOUTです。同じくダート初参戦のガルボは、絶好枠の8枠を引きましたが、やはり、中団で勝負する馬にとっては砂かぶりは逃れられません。
そういう意味では2頭ともそこそこ人気はするでしょうが、切ります。
まあ、様々な角度からデータを拾い集めたら、以下のようにはなりましたが・・・
馬順 | 調教 | 血統 | 枠順 | 前走 | 騎手 | 合計 | 印 |
1-1 マルカフリート(牡7、福永祐一・増本豊) | 1 | 4 | 2 | 1 | 1 | 9 | |
1-2 グレープブランデー(牡5、浜中俊・安田隆行) | 5 | 4 | 2 | 2 | 0 | 13 | ▲ |
2-3 セイクリムズン(牡7、藤岡佑介・服部利之) | 3 | 3 | 3 | 2 | -1 | 10 | |
2-4 ナムラタイタン(牡7、太宰啓介・大橋勇樹) | 4 | 3 | 3 | 2 | 0 | 12 | |
3-5 タイセイレジェンド(牡6、田辺裕信・矢作芳人) | 3 | 1 | 1 | 2 | -1 | 6 | |
3-6 エスポワールシチー(牡8、松岡正海・安達昭夫) | 3 | 3 | 1 | 3 | 0 | 10 | × |
4-7 ガンジス(牡4、内田博幸・矢作芳人) | 4 | 2 | 2 | 2 | 1 | 11 | × |
4-8 イジゲン(牡4、F.ベリー・堀宣行) | 4 | 3 | 2 | 1 | -1 | 9 | × |
5-9 ヤマニンキングリー(牡8、武豊・河内洋) | 3 | 3 | 4 | 2 | 1 | 13 | |
5-10 ワンダーアキュート(牡7、和田竜二・佐藤正雄) | 3 | 1 | 4 | 3 | 3 | 14 | ◎ |
6-11 カレンブラックヒル(牡4、秋山真一郎・平田修) | 5 | 2 | 4 | -3 | 3 | 11 | |
6-12 ダノンカモン(牡7、W.ビュイック・池江泰寿) | 3 | 4 | 4 | 2 | 1 | 14 | |
7-13 エーシンウェズン(牡6、蛯名正義・野中賢二) | 3 | 3 | 3 | 2 | 2 | 13 | |
7-14 テスタマッタ(牡7、岩田康誠・村山明) | 2 | 5 | 3 | 2 | 1 | 13 | × |
8-15 ガルボ(牡6、石橋脩・清水英克) | 4 | 4 | 5 | -3 | 2 | 12 | |
8-16 シルクフォーチュン(牡7、横山典弘・藤沢則雄) | 4 | 3 | 5 | 1 | 1 | 14 | ○ |
というわけで、まあ、データはデータとして、僕の感覚論も入れつつ、3頭に絞りたいと思います。
まずは、本命、ワンダーアキュート!
年齢的にもそろそろ引退も近いかも、少しズブさも出てきている。そのあたりがちょっと心配ですが、何と言ってもビッグレースで2着、3着で安定感あり。何とか最後にG1勝利を願う。和田君の長いお付き合いにも敬意を表し、この馬が最後のひと踏ん張りを魅せてくれるでしょう!
対抗は、やはり、絶好枠を引いたシルクフォーチュン!
おそらく展開的には、前が忙しいハイペースになると踏んでいます。そうなるとこの馬の出番。大外一気に駆け上がってくる姿が目に浮かぶ。年齢を衰えさせない充実ぶりならチャンスあり。
穴馬として狙いたいのは、今や人気を落としたエスポワールシチー。
こういう時こそ、あっと驚かせるのもこの馬。得意のマイル距離なら、最後の一花を咲かせる走りが見られるかも・・・
というわけで、
ワンダーアキュート
シルクフォーチュン
エスポワールシチー
3頭馬連BOXで、いくぞ!
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