まーとんメモ

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マイホームこだわり その4

2011年06月27日 | マイホーム

今回のマイホームこだわりは収納です。

マンション、一戸建てに限らず、居住空間において、収納は重要な要素を含んでいます。

なぜならば・・・

①土地や延床の有効スペースを考えた場合、居住空間全体で、できる限りコンパクトな収納スペースとしたい!

②生活しつつ、家族構成も変わりつつ、変化に応じてゆとりのある収納スペースを確保したい!

③季節感に応じた利便性を含め、出し入れし易い収納スペースにしておきたい!

と思っています。

なんか矛盾じていない?と思う方もいるかもしれませんが、そこを追求するのが我が家(嫁)の執念です。できあがり感を見ると見事だと思っています。本当に嫁には驚かされる・・・

っで、そういう執念で臨んでいると、一つの結論が出ました。ずばり!

「ウォークインクローゼットはやめておいた方がいい!」

確かに、いろいろなマンションギャラリーなんかをまわっていると、カッコイイ。お洒落と思います。でも所詮は収納。部屋の外観でもない、もちろん、他人に見せるところでもない、結局は土地が余っている豪邸にでもすまない限り、普通はいらない!

そして、最大の理由は居住空間の有効スペースが減るということ!

ウォークインクローゼットは、クローゼットの中に人が入ることを前提とした小部屋扱いです。なので、ウォークインクローゼットは3畳程度になったりしますし、その反面、間取りによっては、非常に無駄なデッドスペースになることも多く、無理にウォークインクローゼットを作るというのは絶対にこだわるものではないと思います。
このため、もしウォークインクローゼットをうまく作りたいという方は、基本的に見せたくない小部屋というような扱いをもって、間取や使用方法を検討するのが良いと思います。

さらにウォークインクローゼットで注意したいのは、照明&窓です。基本は洋服置き場になるので、窓からの紫外線流入防止として、カーテン、ブラインドは必要ですし、窓がないと換気の関係上よくありません。また、ウォークインクローゼット内でいることになりますので、照明を忘れないようにしないと駄目ですし、それに、掃除のことや、万が一の補助を考慮して、コンセントも設置しないといけません。

そういう意味で、我が家はウォークインクローゼットは止めましたが、通常のクローゼットでもデッドスペースに気を付けることは言うまでもありません。

そこで、我々は、屋根裏を収納スペースに活用しました。それに容積率に含まれない収納スペース確保方法があります。天井の高さが最も高いところから1.4m以下、床面積が半分であればOK。

これは使えますよ。我が家は換気用の窓と照明を付けて、断熱材も完備したので、意外に快適空間となってます。

あとは、デッドスペースの使い方ですね。収納の扉や収納するための前に立つ人のスペースが絶対に必要です。これがいわゆるデッドスペースになるのですが、それを廊下と重ねたりすれば、絶対に必要なスペースもうまく重ね合わせて、そのスペース分をリビング等の空間にまわせるのです。

我が家はこんなのを。。。

これは普段は2階の廊下としてのスペースですが、収納を開けるときは、収納する際のスペースとなります。

これは1F和室をリビングより少し上にあげて、その下を収納にしています。便利です。

これも階段下を収納にしています。

そして、2階の主寝室は壁一面の収納です。もちろん、開けると上の部分には収納棚を設けて空間を無駄なく使い、整理できるようなクローゼットに仕上げています。

とまあ、家を建てる時に意外に一番悩むのが収納でした。