最近、「アラフォー」という言葉をよく耳にするため、調べてみましたところ「アラウンド40」の略だそうですね、知らないのは私だけだったのでしょうか?
もっとよく調べてみると、「アラウンド40(フォーティー、つまりアラフォー)」は、それより前に出来た言葉「アラウンド30(サーティー、アラサー、2005年頃の月刊「ジゼル」が使い始めたそうです)」から派生した言葉であり、主にアパレル関係で使用されていたのだそうです。
四捨五入して30代の女性(アラサー)は、コギャルを体験した事のある世代であり、独特の情報を発信し続けるため、アパレル関係、ファッション関係にとっては目の離せない存在だったのではないか、と推測されます。
それに対し、「アラフォー」、つまり、四捨五入して40代の女性は、男女雇用機会均等法の下、社会進出を果たし、仕事と結婚の選択で「仕事」をチョイスした為、仕事の事で悩み、そして、男と結婚するのが本当の幸せなのか、というのでも悩み、という独特の苦悩を持ち合わせている女性を指すのではないか、と考えられます。
しかし、この「アラフォー」という言葉。正しく使っている人はいるのか、という疑問に苛まれているのは、私だけでしょうか?
巷で聞く、「アラフォー」には、羨望の眼差し混じりの雰囲気を漂わせ、「アラフォー=セレブ」的な意味合いすら感じ取れます。
「アラフォー」はシャンパンが好き、「アラフォー」は年下の実業家と結婚できる、「アラフォー」はブランド物が好き、「アラフォー」は「ジャンポール・エヴァン」のチョコレートが好き、「アラフォー」はフィットネスクラブが好き、「アラフォー」は海外旅行が好き、しかし、「アラフォー」が本当に好きなのは「自分」だったりするわけです。
そんな「自称アラフォー」が好きな料理はイタリア料理なのではないか、と思われるのですが、これぞ「自称アラフォー」な方が好きな料理、と思われるメニューを考えたいと思います。(今回はイタリア料理に限定します)
アンティパスト(前菜)
・フルーツトマトとモッツァレラチーズのサラダ カプレーゼ
(カプレーゼ、とは、カプリ島を意味します。そして、トマト、モッツァレラチーズ、バジルの色はイタリアンカラーなのでしょう。そんな爽やかなサラダはカロリーを考える「アラフォー」にはたまらないものです)
又は
・フルーツトマトの冷たいカッペリーニ
(鬼才山田宏巳シェフのスペシャリテであるこの料理は、「アラフォー」ならば見逃せないでしょう。カッペリーニは「田舎者風」ではなく極細のスパゲティを意味します)
又は
・白身魚のカルパッチョ
(この料理に説明は要らないでしょう)
プリモ・ピアット(第一の皿)
・スパゲティ・カルボナーラ
(アンティパストで軽いものをチョイスした「アラフォー」は、プリモ・ピアットでチーズものをチョイスするはずです。カルボナーラの意味は「炭焼き職人風」と「アラフォー」とは正反対のベクトルを向いている職種かもしれませんが、もう一つの名前の説は「秘密結社カルボナーラ」から来ている、というこれまた「アラフォー」とは無関係な言葉です)
又は
・パルミジャーノ・レッジャーノチーズのリゾット
(これは「アラフォー」じゃなくても好きな料理かもしれません)
セコンド・ピアット(メイン料理)
・お魚丸ごと一匹のアクアパッツァ
(「アラフォー」は残念ながらお肉料理をチョイスしません。このシンプルな調理法と日高良美シェフの顔が浮かぶ名前に「アラフォー」はやられてしまうのかもしれません)
ドルチェ(デザート)
・ティラミス
(マスカルポーネチーズのムース、エスプレッソをアンビベ(染み込ませる事)したジェノワーズ(スポンジ生地)を重ね、上からカカオプードル(ココアパウダー)を振る「ティラミス」は「アラフォー」にとって忘れられないデザートなのではないでしょうか)
と、このように考えました。
「このメニュー、今度作ってください。」と言われましても、当店はフランス料理店ですので他店をお勧めいたします。
ですから、「本物のアラフォーは、フランス料理を食べながらワインを飲む。」という、新説を私は提唱したいと思います。
もっとよく調べてみると、「アラウンド40(フォーティー、つまりアラフォー)」は、それより前に出来た言葉「アラウンド30(サーティー、アラサー、2005年頃の月刊「ジゼル」が使い始めたそうです)」から派生した言葉であり、主にアパレル関係で使用されていたのだそうです。
四捨五入して30代の女性(アラサー)は、コギャルを体験した事のある世代であり、独特の情報を発信し続けるため、アパレル関係、ファッション関係にとっては目の離せない存在だったのではないか、と推測されます。
それに対し、「アラフォー」、つまり、四捨五入して40代の女性は、男女雇用機会均等法の下、社会進出を果たし、仕事と結婚の選択で「仕事」をチョイスした為、仕事の事で悩み、そして、男と結婚するのが本当の幸せなのか、というのでも悩み、という独特の苦悩を持ち合わせている女性を指すのではないか、と考えられます。
しかし、この「アラフォー」という言葉。正しく使っている人はいるのか、という疑問に苛まれているのは、私だけでしょうか?
巷で聞く、「アラフォー」には、羨望の眼差し混じりの雰囲気を漂わせ、「アラフォー=セレブ」的な意味合いすら感じ取れます。
「アラフォー」はシャンパンが好き、「アラフォー」は年下の実業家と結婚できる、「アラフォー」はブランド物が好き、「アラフォー」は「ジャンポール・エヴァン」のチョコレートが好き、「アラフォー」はフィットネスクラブが好き、「アラフォー」は海外旅行が好き、しかし、「アラフォー」が本当に好きなのは「自分」だったりするわけです。
そんな「自称アラフォー」が好きな料理はイタリア料理なのではないか、と思われるのですが、これぞ「自称アラフォー」な方が好きな料理、と思われるメニューを考えたいと思います。(今回はイタリア料理に限定します)
アンティパスト(前菜)
・フルーツトマトとモッツァレラチーズのサラダ カプレーゼ
(カプレーゼ、とは、カプリ島を意味します。そして、トマト、モッツァレラチーズ、バジルの色はイタリアンカラーなのでしょう。そんな爽やかなサラダはカロリーを考える「アラフォー」にはたまらないものです)
又は
・フルーツトマトの冷たいカッペリーニ
(鬼才山田宏巳シェフのスペシャリテであるこの料理は、「アラフォー」ならば見逃せないでしょう。カッペリーニは「田舎者風」ではなく極細のスパゲティを意味します)
又は
・白身魚のカルパッチョ
(この料理に説明は要らないでしょう)
プリモ・ピアット(第一の皿)
・スパゲティ・カルボナーラ
(アンティパストで軽いものをチョイスした「アラフォー」は、プリモ・ピアットでチーズものをチョイスするはずです。カルボナーラの意味は「炭焼き職人風」と「アラフォー」とは正反対のベクトルを向いている職種かもしれませんが、もう一つの名前の説は「秘密結社カルボナーラ」から来ている、というこれまた「アラフォー」とは無関係な言葉です)
又は
・パルミジャーノ・レッジャーノチーズのリゾット
(これは「アラフォー」じゃなくても好きな料理かもしれません)
セコンド・ピアット(メイン料理)
・お魚丸ごと一匹のアクアパッツァ
(「アラフォー」は残念ながらお肉料理をチョイスしません。このシンプルな調理法と日高良美シェフの顔が浮かぶ名前に「アラフォー」はやられてしまうのかもしれません)
ドルチェ(デザート)
・ティラミス
(マスカルポーネチーズのムース、エスプレッソをアンビベ(染み込ませる事)したジェノワーズ(スポンジ生地)を重ね、上からカカオプードル(ココアパウダー)を振る「ティラミス」は「アラフォー」にとって忘れられないデザートなのではないでしょうか)
と、このように考えました。
「このメニュー、今度作ってください。」と言われましても、当店はフランス料理店ですので他店をお勧めいたします。
ですから、「本物のアラフォーは、フランス料理を食べながらワインを飲む。」という、新説を私は提唱したいと思います。
美味しそう
素敵なパスタ料理ですね
はじめまして。
コメントありがとうございます。
こういうメニューならアラフォーは好きかな?というものですので残念ながら当店ではお出ししておりません。
それより、あなた様のルセットの「冷たいパスタ」の方が美味しそうだと思いますが・・・