今日から2月、ちょっと知ったかぶりをするならば「如月(きさらぎ)」という言葉になりますが、皆様、如何お過ごしでしょうか。
年を越してから早いもので1カ月が過ぎたわけですが、2月に入ると「節分」「立春」と来て「バレンタインデー」と日式とキリスト教が入り混じったイベントが目白押しなわけで、例えれば、ちゃぶ台のある日本家屋でスパゲッティを食べるようなものであります。
「バレンタインデー」も、チョコレートをもらえる男性にとっては「楽しみな日」となるかもしれませんが、もらえない男性にとっては、早く過ぎ去って欲しいと願う「苦痛の日」となるわけです。
今、このご時世ですから義理チョコすらもらえる確率が低い、と考えられますし、女性陣も義理チョコをあげる相手を「仕分け作業」しているのではないでしょうか。
「あいつは貢献度が低いから義理チョコは無しね。あっ、あの人はカッコいいから義理チョコと見せかけて本命に・・・」
などとふるいに掛けられているかと思うと正座しながらうなだれてしまいたくなります。
最近は、男性から女性にチョコレートを贈るパターンが増えてきたそうですが、私が思うにその陰には、あの「料理男子」が暗躍しているのではないか、と推測されます。
勿論、「はい、これ『メゾン・デュ・ショコラ』のチョコレート!」と、自分の好きなチョコレートを買って渡すパターンもあるでしょうが、自作のチョコレートを渡すパターンもあるのではないでしょうか。
料理男子はスイーツ(料理男子はお菓子の総称を「スイーツ」と呼びます)の材料には拘る(こだわる)でしょうから、
「クーベルチュール(*1)は、やっぱり『ヴァローナ(*2)』だよね。で、生クリームは『よつば(*3)』で、バターは『エシレ(*4)』で決まりだよね。」
原価計算をする事のない人は羨ましいですぜ、料理男子よ。
(*1)カカオバター含有率の高いチョコレート。
(*2)フランスのチョコレートメーカー。同社のクーベルチュールのランクは何段階かあってそのランクによって味と香りが違う。
(*3)四葉乳業。日本の乳業メーカー。一時、経営危機に陥ったという噂も聞かれたが、誠実な製品作りで盛り返し、日本を代表する乳業になりました。
(*4)フランスのバターメーカー。有名です。時として百貨店などに置いてある事がありますが、高いです。昔、かの「ポール・ボキューズ」の料理番組(フランスのテレビ番組)を見た時、ソースに「これでもか!」とエシレバターを入れるのを目撃して非常に驚いた事がありました。
話を戻しますが、バレンタインデーに手作りのチョコレート菓子を送る場合、「トリュフチョコレート」が多いのは、チョコレートの加熱方法がバンマリー(湯煎)だけであるからだと思われるのですが、それが一番難しいのをどれだけの人が認識しているでしょう。
チョコレートをバンマリーで溶かし調理する場合、テンパリングという作業工程を踏まなければなりません。
「テンパリング」とは、「今、私、とってもテンパってま~す!」という意味では決してなく、チョコレートの温度管理の事であります。
湯煎に掛けたチョコレートを40度まで温度を上げ、カカオマスの香りを引き出し、その後、温度を下げ、またちょっとだけ温度を上げてその温度をキープする、この工程を「テンパリング」と言いますが、分からない人には全く分からない作業ともいえるでしょう。
しかし、料理男子ならその工程すら厭わない(いとわない)でしょう。「ラーメン二郎」のラーメンを家で再現するようなものです。
そんな思いまでして作った料理男子のトリュフチョコレートをもらえる女性は幸せでしょう、いや、「幸せ」は言い過ぎか、「良かったですな」くらいですか。
そして、チョコレートをもらえない確率の高い男性諸君よ!当店が受け皿になろうではありませんか!
2月14日の「Xデー」には、男性限定の「アイキャントストップ・ザ・ロンリネス・コース」をご用意してお待ち申し上げたいと思います。その内容につきましては後ほど。
年を越してから早いもので1カ月が過ぎたわけですが、2月に入ると「節分」「立春」と来て「バレンタインデー」と日式とキリスト教が入り混じったイベントが目白押しなわけで、例えれば、ちゃぶ台のある日本家屋でスパゲッティを食べるようなものであります。
「バレンタインデー」も、チョコレートをもらえる男性にとっては「楽しみな日」となるかもしれませんが、もらえない男性にとっては、早く過ぎ去って欲しいと願う「苦痛の日」となるわけです。
今、このご時世ですから義理チョコすらもらえる確率が低い、と考えられますし、女性陣も義理チョコをあげる相手を「仕分け作業」しているのではないでしょうか。
「あいつは貢献度が低いから義理チョコは無しね。あっ、あの人はカッコいいから義理チョコと見せかけて本命に・・・」
などとふるいに掛けられているかと思うと正座しながらうなだれてしまいたくなります。
最近は、男性から女性にチョコレートを贈るパターンが増えてきたそうですが、私が思うにその陰には、あの「料理男子」が暗躍しているのではないか、と推測されます。
勿論、「はい、これ『メゾン・デュ・ショコラ』のチョコレート!」と、自分の好きなチョコレートを買って渡すパターンもあるでしょうが、自作のチョコレートを渡すパターンもあるのではないでしょうか。
料理男子はスイーツ(料理男子はお菓子の総称を「スイーツ」と呼びます)の材料には拘る(こだわる)でしょうから、
「クーベルチュール(*1)は、やっぱり『ヴァローナ(*2)』だよね。で、生クリームは『よつば(*3)』で、バターは『エシレ(*4)』で決まりだよね。」
原価計算をする事のない人は羨ましいですぜ、料理男子よ。
(*1)カカオバター含有率の高いチョコレート。
(*2)フランスのチョコレートメーカー。同社のクーベルチュールのランクは何段階かあってそのランクによって味と香りが違う。
(*3)四葉乳業。日本の乳業メーカー。一時、経営危機に陥ったという噂も聞かれたが、誠実な製品作りで盛り返し、日本を代表する乳業になりました。
(*4)フランスのバターメーカー。有名です。時として百貨店などに置いてある事がありますが、高いです。昔、かの「ポール・ボキューズ」の料理番組(フランスのテレビ番組)を見た時、ソースに「これでもか!」とエシレバターを入れるのを目撃して非常に驚いた事がありました。
話を戻しますが、バレンタインデーに手作りのチョコレート菓子を送る場合、「トリュフチョコレート」が多いのは、チョコレートの加熱方法がバンマリー(湯煎)だけであるからだと思われるのですが、それが一番難しいのをどれだけの人が認識しているでしょう。
チョコレートをバンマリーで溶かし調理する場合、テンパリングという作業工程を踏まなければなりません。
「テンパリング」とは、「今、私、とってもテンパってま~す!」という意味では決してなく、チョコレートの温度管理の事であります。
湯煎に掛けたチョコレートを40度まで温度を上げ、カカオマスの香りを引き出し、その後、温度を下げ、またちょっとだけ温度を上げてその温度をキープする、この工程を「テンパリング」と言いますが、分からない人には全く分からない作業ともいえるでしょう。
しかし、料理男子ならその工程すら厭わない(いとわない)でしょう。「ラーメン二郎」のラーメンを家で再現するようなものです。
そんな思いまでして作った料理男子のトリュフチョコレートをもらえる女性は幸せでしょう、いや、「幸せ」は言い過ぎか、「良かったですな」くらいですか。
そして、チョコレートをもらえない確率の高い男性諸君よ!当店が受け皿になろうではありませんか!
2月14日の「Xデー」には、男性限定の「アイキャントストップ・ザ・ロンリネス・コース」をご用意してお待ち申し上げたいと思います。その内容につきましては後ほど。
しばらくコメント書いてなかったなー
「アイキャントストップ・ザ・ロンリネス・コース」……非常に気になります
「独身」男性限定にしましょう
こちらこそお久しぶりです。
「アイキャントストップ・ザ・ロンリネス・コース」はネーミングからして独身男性限定であります。
大本命の2月14日のランチにでも、と考えておりますがまだ未定ですので、追って連絡しますのでお待ちください。