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将棋の日記

そんな戦法が・・・!

2009-07-03 14:36:33 | 定跡&本など
将棋世界の8月号が発売されました。

題名からして、「そんな戦法が・・・!」とつけました。
1回だけの講座の解説ですが、そんな戦法が思う方も多くいるのではないのでしょうか?

・角頭付き戦法(編集部)
・雁木戦法(豊川六段)
・筋違い角(武市六段)
武市六段はプロの公式戦でも筋違い角を採用するプロフェッショナルです。

※振り穴熊(広瀬五段)は、普通の戦法です。


Logicalが高校の時に、本格的に将棋を勉強した頃からある戦法です。
やはり、当時から奇襲戦法や力戦形の分類に分けられた戦法です。

<角頭付き戦法>
角頭付き戦法は、米長永世棋聖が本を出しています。
最近の話題では、第21回リコー杯アマチュア将棋団体日本選手権よりリコー(社会人)vs東大(学生)の団体戦で、この角頭付き戦法が用いられました。
プロ棋士は屋敷九段、阿久津六段が来ていました。

一発勝負では、とても有効な作戦だと思います。
しかし、正しく対応されると無理攻めになると思いました。

<雁木戦法>
雁木戦法は江戸時代からある戦法と聞いています。

最近は、四間飛車党に変更しましたが、居飛車が右四間飛車と形を決めた時には、私から雁木戦法にすることは、ときどきあります。
▲7六歩、△3四歩、▲4八銀、△4四歩、▲4六歩、△3二銀、▲4七銀、△4三銀、▲3六歩より図です。


ここで△4二飛ならば▲4八飛です。
通常は、▲2六歩が入ってから▲4八飛なので、このまま駒組みをすると先手が1手得することになります。

(補足)
一手損角換わりより、手損は関係なくなったという感覚がありますが、やはり基本に忠実に、序盤の1手の損はよくありません。
手損が関係ない戦形は角交換の将棋だと理解した方がいいと思います。
一手損角換わり、角交換型振り飛車は、手損を気にしない戦法だと思います。

なので、△4二飛は相手の注文に応じることになるので、後手はそれを不満とみて、△8四歩として雁木に組み上げる作戦にします。

<筋違い角>
武市六段は、プロの公式戦より筋違い角を得意にしているプロ棋士です。

筋違い角は、指し方によっては角が負担になる戦法なので、その点を注意しながら指していく戦法です。
そういう意味では、急所が分かりやすい戦法なのかもしれません。
反面、急所が分かりやすいためプロではあまり指されないかもしれないです。


最近に将棋を始めた方は、意外と知らない戦法かもしれないですね!
今でも奇襲戦法や力戦形の分類になる戦法ですが、アマチュアが楽しむにはいい戦法だと思います。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
免状たたきうり (松浦)
2009-07-04 05:31:35
連盟の免状のたたきうりにはいやけする。毎日新聞木曜夕刊 免状に挑戦
全問正解200点で六段? あほか こんな苦青簡単な問題1級くらいとおもう。いくら財源がきびしいとはいえひどすぎる。
返信する
Re:免状たたきうり (LogicalInSpace)
2009-07-04 12:56:26
松浦さん、こんにちは!

毎日新聞の夕刊は、取ったことがないので、どんな問題が出題されるかは、よく知りません。
コメントをありがとうございました。
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