2016年6月11日 胎内第1ダム
胎内第1ダムは新潟県胎内市宮久の2級河川胎内川本流にある新潟県企業局が管理する発電目的の重力式コンクリートダムです。
1951年(昭和26年)の電気事業再編により新潟県は東北電力の管轄となりますが包蔵水力豊富な新潟県では同社だけでは開発の手が足りず公営発電である県企業局による電源開発が併せて進められました。
胎内川では1957年(昭和32年)より県企業局による電源開発が進められ、1959年(昭和34年)の胎内第2ダム・発電所についで1962年(昭和37年)に完成したのが胎内第1ダムです。
ここで取水された水は約6.3キロの導水路で胎内第1発電所に送られ最大1万1000キロワットのダム水路式発電を行っています。
現在はさらに2基の発電所が増設され第1~第4発電所併せて1万9200キロワットの発電能力を有しています。
胎内第2発電所から上流に向かうと第1発電所が現れます。
最大1万1000キロワットのダム水路式発電を行っています。
胎内川ダムをやり過ごしさらに上流に向かうと、『胎内第一ダム』の大きなと看板が現れます。
右岸から
ダムへは写真のような被覆された通路が続いています。
見た目に立ち入り禁止だと思い入りませんでしたが、実は天端は対岸の登山道に続き立ち入りできたようです。
堤体中央にクレストローラーゲート1門
その右手に発電所への取水口
豪雪地帯らしく巻き上げ機や機械室は被覆され、屋根は雪が落ちやすい様に傾斜しています。
0749 胎内第1ダム(0448)
新潟県胎内市宮久
胎内川水系胎内川
P
G
35メートル
68メートル
923千㎥/166千㎥
新潟県企業局
1962年
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