ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

柳谷ダム

2018-04-16 14:59:14 | 愛媛県
2018年3月26日 柳谷ダム
 
柳谷(やなだに)ダムは愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷の仁淀川水系黒川にある四国電力が管理する発電目的の重力式コンクリートダムです。
1960年代以降、わが国の発電事業においては火主水従が鮮明になりますが、オイルショックを契機に水力発電が見直され各地で水力発電所の新設や再開発が行われました。
柳谷ダムは柳谷発電所の取水ダムとして1989年(平成元年)に竣工し、ここで取水された水は約2キロの導水路で柳谷発電所に送られ、最大出力2万3000キロワットのダム水路式発電を行っています。
 
国道440号に柳谷ダムへの管理道路入口に到着しますが、門扉がありこの先は関係者以外進入不可。
 
 
ここから柳谷ダムが遠望できます。
これが唯一の撮影ポイント。
 
ズームアップ
ローラーゲートが2基、左岸管理事務所奥に取水ゲートがあるようです。
 
追記
柳谷はは洪水調節容量を持たない利水ダムですが、治水協定により豪雨災害が予想される場合には事前放流により新たに14万立米の洪水調節容量が確保されることになりました。
 
2926 柳谷ダム (1315)
愛媛県上浮穴郡久万高原町西谷
仁淀川水系黒川
28.5メートル
98.5メートル
270千㎥/150千㎥
四国電力
1989年
◎治水協定が締結されたダム


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