ダムの訪問記

全国のダムと溜池の訪問記です。
主としてダムや溜池の由来や建設の経緯、目的について記述しています。

竹原ダム

2017-11-28 12:56:53 | 兵庫県
2017年11月23日 竹原ダム
 
竹原ダムは兵庫県洲本市千草戌の洲本川水系竹原上流部にある淡路広域水道企業団が管理する上水道用水目的の重力式コンクリートダムです。
洲本市では1934年(昭和9年)に淡路島最初の近代水道として洲本市水道事業が開始されました。
戦後に入り高度成長による人口増加や生活様式の変化から水需要は急増、洲本市では新たに4基の上水道ダムが建設されますが、竹原ダムは1962年(昭和37年)に洲本市3番目のダムとして建設されました。
その後2010年(平成22年)に島内各自治体の水道事業が統合され淡路広域水道企業団が発足、竹原ダムも同企業団が管理を行い、日量約5500立米の上水道用水を供給しています。
 
洲本中心部から481号線を南下し、千草甲からそのまま竹原川に沿って南下すると右手に竹原ダムが見えてきます。
昭和30年代設計ということで上水目的ダムですがクレストにローラーゲート3門を装備しています。
 
堤体右岸ダムサイトの竣工記念碑。
 
上流から
ゲート左側に半円形の取水設備があります。
 
親柱の銘板。
 
天端。
 
青いローラーゲートが3門。
訪問時は開放されていました。
 
天端から
ダム下に水が溜まっているのですぐ下に副ダムがあるようです。
 
総貯水容量80万4000立米と洲本市にある上水ダムの中では最大規模のダム湖。
 
右岸から。
 
 
1484 竹原ダム(1174)
兵庫県洲本市千草戌
洲本川水系竹原川
34メートル
96メートル
804千㎥/618千㎥
淡路広域水道企業団
1962年


コメントを投稿