どうも50代前半というのは難しいお年頃なのだろう
以前登れた山に今は登れないのかもしれない・・という不安
不安をとおり越して恐怖にちかいものがある。
そんなわけでこれまでで一番しんどかった山へ行こうじゃないか・・・となる?
行き先は岐阜県の笠ヶ岳
想像するに例年の6月下旬くらいの雪の状態だろうから、登れる、はず
クリヤ谷を歩いていると山荷葉の群生に出会った
花が終わった後の熟した実が美味いのだ
なんていってるうちは良かった
切り窓から槍ヶ岳がみえた
ようやく山頂に着いたのは希望的観測より2時間遅れの14時47分
冬期休業中の笠ヶ岳山荘にはテント泊1名、避難小屋に2名
皆口を揃えて今からの下山は危険だから泊まったほうがいいのでは・・・
えーっ パジャマがないからお泊まりできなーい、などと冗談かます余裕はなかった
しかしシュラフなしでは寒くて眠れないはずで、3人に礼を述べて下山を決意
暗くなる前に夏道をみつければこっちのもん
この辺で電話が通じると聞いたので電源を入れてみる、auでもアンテナが立った
むすこにかけてみる、「下山がだいぶ遅れてるから帰りはかなり遅くなるわ」「たぶん大丈夫やと思う・・」
ふたことめが余計だった、家では遭難騒ぎ・・・
元気で悪かったな。