晴走雨楽(せいそううがく) 風の又三郎

晴れている日は山やロードを走り、雨の日は音楽や楽器演奏しています。風の吹くまま、気の向くまま・・・。

ボストン美術館名品展 錦絵の黄金時代     265

2011年05月23日 00時33分00秒 | 芸術・文化
■5/21(土)は、ぶらり途中下車の旅、千葉都市モノレールで千葉市美術館へ。

■ボストン美術館名品展 錦絵の黄金時代
千葉市美術館で開催、浮世絵 “錦絵の黄金時代” 入館料(1,000円)、音声ガイド(500円)
を買い求め(音声ガイドは借りる) 18:00スタート。

○本展示会は、ボストン美術館に所蔵されている浮世絵の中でも、最も華やかに錦絵が展開
した天明・寛政期(1781年-1801年)を取り上げ、鳥居清長(1752-1815)、喜多川歌麿
(1753?-1806)、東洲斎写楽(1763?-1820)の名品を中心に、同時代の浮世絵師の作品
を加えた約140点を展示。

▼鳥居清長(とりい きよなが)
鳥居派4代目当主。鳥居派は役者絵を専門とする画派だが、清長の本領は一世を風靡した
美人画。その後は、鳥居派の家業である看板絵や番付などの仕事に専念。
※面長の遊女を描いていますが、三人のそれぞれの思いが感じられます。

▼喜多川歌麿(きたがわ うたまろ)
歌麿はそれまで全身を描かれていた美人画の体を省き、顔を中心とした構図を考案した。
美人画の人物の顔の表情や内面を詳細に描くことが可能になった。
※確かに、顔をアップしているので表情から読み取れます。

▼東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく)
およそ10ヶ月の期間内に約145点余の錦絵作品を出版した後、浮世絵の分野から姿を
消した。
大首絵は、デフォルメを駆使し、目の皺や鷲鼻、受け口など顔の特徴を誇張して、その
役者が持つ個性を大胆かつ巧みに描き、また表情やポーズもダイナミックに描いたそれ
までになかったユニークな作品。
※なかなかユニークな顔をしています。

その他絵師は、勝川春章、窪俊満、鳥文斎栄之、歌川豊春、歌川豊国など。

○江戸時代の版元(出版人)である“蔦屋 重三郎(つたや じゅうざぶろう)”は、面倒見
がよく、また人を見抜く術を心得ていたといわれる。写楽をはじめ世話を受けた人物は
数多い。

※音声ガイドを聴きながら、観て回りましたが、展示が約140点あるので時間が掛かり、
19:00ゴール。

※5/22NHK教育 日曜美術館 夢の国芳傑作10選!! 浮世絵を放映していました。







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