紫の物語的解釈

漫画・ゲーム・アニメ等、さまざまなメディアにひそむ「物語」を抽出して解釈を加えてみようというブログです。

【シャーマンキング】ハオの物語を追う[星を統べる者として]

2010-05-11 22:50:07 | ○○の物語を追う
前回からのつづき


  神の力





シャーマンキングとして、パッチ族たちにムー大陸の中心まで案内されるハオ。
王の社では、前回のシャーマンキングの亡骸が転がっていた。
それは、500年ぶりの再会であった。
シャーマンキングの王座は今、ハオに移ったのだ。



シャーマンキングとなるため、死の眠りにつくハオ。
この時、葉たち第二トーナメントの出場者はハオのもとへ迫っていた。
人間を滅ぼそうとするハオを止めるために。

しかし、葉たちが王の社に到着するより早く、ハオはシャーマンキングとして
覚醒するのであった。



その力はまさに「神の力」。
ハオに睨まれた者はことごとく魂を吸われて死に至った。
オパチョは泣きながら、あれはもうハオではないと言う。
その通りだった。
それは、もうハオの抜け殻でしかなかった。
ハオはすでに、星じゅうをあまねく魂の存在となっていたのである。



シャーマンファイトの会場にいた者はすべて、ハオによって命を絶たれた。
この時点で、人類は滅びへの道を進み始めていた。


  シャーマンキング・コミューンにて



死者の魂の還る場所、「グレートスピリッツ」にて葉の魂と対面するハオ。
自身の"半身"である葉と二人で話をするために、ハオは葉の魂を
シャーマンキングのコミューンに呼び出したのだった。



ハオは葉に、人間を滅ぼすことを告げる。
葉は、ハオを止めることはできない。
ハオは葉に問う。
「お前は何故、地上での生にとらわれる?」
すべてのしがらみから解き放たれたこのグレートスピリッツの中で、
魂の安寧を迎えればいいではないか、と。
しかし、葉はそれを否定する。
そこには、未来がない。
「死んでちゃ楽でも楽しくねえだろ」と。

そして、シャーマンキングのコミューンに五人の戦士が集う。



道 蓮
碓氷 ホロケウ
チョコラブ・マクダネル
リゼルグ・ダイゼル
麻倉 葉

ハオをまっとうなシャーマンキングにするため、
五人の戦士は五大精霊の力を借りて、ハオの前に立ちはだかったのである。



ハオと五人の戦士の、生死を超越した魂の戦いが始まる!



五大精霊が、地球の自然の力だとするならば、
ハオのグレートスピリッツは星そのもの、つまり宇宙の力。
五大精霊の力をものともせず、ハオのグレートスピリッツの力が炸裂する!
この魂の世界において、心の死は永遠の死となる。
ハオは、圧倒的な力によって、葉たち五人の戦士たちの心を折り、
魂の死を与えようとする。

ハオの猛攻にさらされながらも、葉たちの心は折れない。
「なんとかなる」
それは、葉の信念の言葉でもあった。
そして、その言葉通り、なんとかなった。



シャーマンキングのコミューンに、葉の親友・まん太と
鉄道列車「乙斗星」が現われたのだった。



ハオのコミューンに突如現われた鉄道列車には、
五人の戦士の家族と、シャーマンファイトの出場者たちが乗っていた。
ハオの領域であるシャーマンキングのコミューンに他者が大勢で
侵入してきたことに戸惑いを隠せないハオ。





列車にはハオの仲間たちの姿もあった。
仲間たちは、ハオと共にこの世界に残ることを希望する。

そして、さらに列車にはハオにとって1000年ぶりの再会となる
なつかしい姿があったのだった。





それは、乙破千代だった。
ハオの初めての友達。そして、ハオに鬼の力を与えた者。
乙破千代は、ハオの母の魂と同じコミューンにいたという。
しかし、ハオとは1000年間もすれ違っていたのだった。





コミューンに集まったみんなの優しさに包まれ、
ハオの憎しみの心はいつしか折れていた。
怒りと憎しみから解放されたハオの心を読む力は失われつつあったのである。

ハオもうすうす気付いていたが、この列車を手配したのはマタムネだった。
しかし、500年前にハオの命を奪う行為をしたマタムネは顔を
出し辛かったようで、この場には来なかった。

そしてついに、母・麻の葉がハオの前に姿を現す。



ハオにとって1000年ぶりに見る母の姿だった。



星の王・シャーマンキングも、母親の前には見事に形無し。



ハオ、
「母さんは下らん人間共に殺されたのですよ!」
とやり返すも、母に幻の左を食らう。



母に王としての姿勢を諭されるハオ。
そこへ、葉からのダメ押しのひとこと。



これが決まり、ハオはついに人間を滅ぼすことを断念するのだった。



ハオは、しばらく地上の人間を見守ることにした。
シャーマンキングとして、グレートスピリッツのなかで・・・。




地上。
西岸寺の屋根瓦の上に王と一匹の猫の姿があった。
ハオとマタムネ。
1000年越しの仲直り。互いに微笑みあう。


  次世代シャーマンたちへ



葉とアンナの息子である、麻倉花(あさくらはな)は13歳になっていた。
シャーマンとして葉以上の素質を秘めた花は、自身のシャーマン能力を
生かす場がないことにくすぶっていた。
次のシャーマンファイトは490年近くも先なのだ。

そんな花に試練を与えるため、シャーマンキング・ハオは立ち上がる。





星の王・シャーマンキングも花にかかれば、「ハオおじさん」。
父・葉のやる気のなさをまるごと食ってしまうような、はねっ返り息子である。



そんな次世代シャーマンに、ハオはある少女を引き合わせる。
その少女は、シャーマンキングの血筋、パッチの伝統技術、イタコの巫術
を併せ持つスーパーハイブリットガールであった。



物語は、次の世代へ引き継がれる――。


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5 コメント

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いい話だ!!!! (マンキン大好き!!!!)
2011-12-12 10:37:43
すべてがいい話しすぎて泣けてくる!!!!!!!

あぁーアニメやってほしいなぁ (零)
2013-02-05 15:43:23
麻倉兄弟最高だ!マンキンlove
Unknown (Unknown)
2013-05-26 11:39:41
考察じゃないのか…
ただ延々と説明してるだけ…
考察かと思ってがっかりした
Unknown (Unknown)
2016-06-05 17:16:23
すごくうまくまとめてくださってありがとうございます!
読みやすかったです!!
お陰さまで結末を知らずにいたもやもやが解消できました!!
Unknown (Unknown)
2016-12-12 23:40:23
続編よみたいね!

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