皆さん、こんばんは。
プロ研修講師・プロコンサルタント・東京都中小企業診断士協会理事・事業開発部長の青木公司です。
本日は中小企業診断士受験生向けのネタ、コロナショックでかえって勉強ができなくなる理由についてです。
コロナショックで、テレワークが増えて、往復の移動時間がかからなくなっている方、往復時間、集中して勉強できるはずです。
また、週末は外出自粛なので、家で勉強時間が取れるはずです。
それでも、なぜか、勉強時間が減っているという人も多いと思います。
それはなぜか。
「家だと家族がいて集中できない。」・・・いいわけです。家族に理由を説明し、集中して勉強し、それ以外の時間で家族と過ごすことができるはずです。
「家だとTVなど誘惑が多くてできない。」・・・いいわけです。見なければいいだけです。
実は大きいのはモチベーション低下ではないでしょうか。
モチベーション低下の要因は、4つの要因が通常考えられますが、今回のケースでは以下と思います。
1. 自己効力感の欠如
コロナショックの状況で家に閉じこもっているため、学校などにも行けないと、講師や受講生仲間に褒めてもらったり、今の実力を評価してもらったり、このままちゃんと勉強すれば合格できるなどのメッセージも受け取れなくなります(独学の人もそうでしょう)。
勉強内容も正しいか、不安になるはずです。
そうなると自分に自信がなくなり、勉強に打ち込めなくなります。
2. 混乱した感情
皆さん、過去に経験したことが無い世界的なパンデミックに巻き込まれています。
会社によっては売り上げや利益がありえないほど低下している。会社自体、休業せざるを得ない。
しかも、いつまで続くかわからないということで、不安にさいなまれるでしょう。
こういう状況だと、感情が混乱します。
正しい理性的な行動がとれなくなります。
不安でぐるぐる考えて、正しい決断が取れないでしょう。
そして、やる気が低下します。
上記の悪循環に陥らないようにしましょう。
今やるべきこと。
受験生がやるべきこと。
だれより勉強し、今年で診断士試験に合格することです。
がんばれ。