いよいよ来日！

ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」が、ついに…ついに（涙）来日します！

思えば…2008年のシカゴ、当時シカゴでフランキーをやっていたコーリー・グラントに「日本へは来ないの？」と言うと「行くよ」とかなり本気そうに言ったのでした。【その話はこちら】

次に脚本のリック・エリスに直訴（！）【その話はこちらネ】

ブロードウェイではジャロッド・スぺクターにも問い詰める（笑）【その話はこっちです～】

その後、ステージドアに行けば「日本公演の予定ってある？」なんて訊くもので、ブロードウェイのクルー役のピーター・グレガスも「今に行くわよ」とオネエ言葉で（と思う…だって、ピーターさんは素もあの感じですよ）励ましてくださったのでした。

「ジャージー・ボーイズ」は絶対に日本人に受ける！…というのは、この映画版の人気ぶりでもう証明できたも同然ですよね。

それと、この日本公演独自のデザイン（と思う…私、他所で見たことないし）私は結構気に入っています。なんか、いいじゃありませんか～少女漫画っぽくて（？）


さて、この「ジャージー・ボーイズ」の来日、何が凄いって…もうねぇ、ブロードウェイの「安定ロングラン作品」が来日するんですよ。これは凄いことです！

もうすぐ来日する「ワンス」は、間もなくブロードウェイで終了しますし、来年秋に来る「ピピン」も間もなく終了です。前者はトニー賞ミュージカル作品賞、後者はトニー賞リバイバル・ミュージカル賞を受賞している人気のショーだったのですが、それでも、それぞれ3年弱、2年弱で閉幕です。ブロードウェイで長くランするというのがどれほど大変なことか。

現在、ブロードウェイでのロングラン作品と言えば、「ジャージー・ボーイズ」のほかに、「オペラ座の怪人」「シカゴ」「ライオン・キング」「マンマ・ミーア！」「ウィキッド」が挙げられますが、これらはどれも、日本では、日本のプロダクションが翻訳上演しています。そして、著作権・上演権の関係か…これらは「シカゴ」を除いては、日本で海外のプロダクションの公演を観ることができません。

「ジャージー・ボーイズ」のように、ブロードウェイで現在もロングラン上演中のミュージカルが、来日公演として原語で上演されるというのは非常にまれ。このチャンスを逃す手はありませんよ！