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竹島・尖閣の領土紛争はいまや、欧米を巻き込んだ情報合戦に発展、
とはいっても、実際、聞こえてくるのは「嘘も100回言えば真実になる」類の中韓のプロパガンダだけ。
その執拗でおどろおどろしさといえば、
中国が米有力紙のワシントン・ポストとニューヨーク・タイムズに続き、パキスタンの英字紙デーリー・タイムズに2つの面にわたって掲載した、「日本が釣魚島を中国から奪った」というタイトルの広告(http://www.youtube.com/watch?v=efx1Ly9IQh8)。
そして、韓国の、米紙ワシントンポスト紙(電子版)など、外国人記者十数人を竹島に上陸させて、韓国に有利な実効支配の現状をルポさせている。
いや、そればかりか、領土問題と無関係な慰安婦問題をわざわざ持ち出して、「戦後問題に背を向ける日本」とネガティブキャンペーンの大型看板をニューヨークのタイムズスクエア広場に設置する始末(http://japanese.joins.com/photo/203/1/88203.html?servcode=A00§code=A10)。
どうやら、前者は中国の新聞「中国日報」が出稿。後者はニューヨークタイムズなど、「竹島」、「東海」の全面広告でおなじみの歌手キム・ジャンフン氏が設置費用を出し、徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授が企画したもよう。
一方、日本はといえば、目には目、歯に歯をの対抗措置は一切とらず、
在ニューヨーク総領事館の川村泰久総領事がニューヨークタイムズのコラムニストが書いた「尖閣諸島は歴史的に見て中国領」の記事に反論投稿、タイムズスクエアの広告を許可した家主には、恨み言の抗議をしただけとか。
いやはや、なんともかったるい話。
これでは、先の世界大戦で、日本軍が情報戦争(収集と活用)で遅れをとって敗れたように、再び、中韓との情報戦争(発信力)に同じ轍を踏みそうである。
ま~、それを恐れるからこそ、マッシーパパも先日、『中韓黙らすには刃物は要らぬ 彼らの嫌がる「海外機関や海外紙PR」をすればいい!?(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-d4b1.html)』と訴え、
又、あるときは、『竹島の帰属では中立の立場を取り、日本海の表記では”東海”を退けた米国の狙いとは!?(http://blogs.yahoo.co.jp/wrpsf055/29349186.html)』で、
『アサヒったNYタイムズに外務省が反論投稿!?(http://massypapa.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-49ce.html)』しても無駄、
むしろ、抗議はアメリカ政府そのものに、新聞社には有り余る日本の外貨準備金をフンダンに使って、「尖閣・竹島は日本固有の領土」と意見広告をすればよいと諭したところである。
ま~、そんなこんなで、日本政府が後手に回ったために、国際世論はだんだん、日本に厳しくなっている。
たとえば、「竹島」について、韓国紙が取り上げているように、「スペイン紙に続いてフランスの週刊誌も竹島問題で日本を批判(http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/sech-20120928-20120928_00011/1.htm)」。
又、「尖閣」についても上述するように、ニューヨークタイムズが中国に味方し、ドイツの専門家も.中国政府の立場は「道理にかなっている」と発言する一方で、「歴史を無視して国際公約を破るような日本政府の行動は「日本の国際的地位は損ない、信頼度を落とすだけだ」と手厳しい(http://news.livedoor.com/topics/detail/7006616/)。
勿論、言うまでもないが、「(両国の)嘘を100回聞かされれば信じる」の類だが、かといって、いくら日本に正義があろうと、国際世論を敵に回せばせんのないこと。
ましてや、国際裁判所の判断を仰ぎたい日本にとっては裁判官の心証に影響、形勢不利にも。
それゆえ、いくら金を使ってもよいから、情報戦には勝ちに行かないと、大変なことにもなりかねない。
野田政府もここは頼りない外務省に任せっぱなしにせず、それこそ、政治主導発揮、
そして、たっぷりある機密費を「消費税増税のため」だけに使わず、どこか、NPO団体に依頼して、世界のマスコミにじゅうたん爆弾を仕掛ければいいノダ・・。
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