マッシーパパの遠吠え

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「好きな男ランキング」、V15のキムタクが予想GUYに負けていた!?

2008-09-24 08:09:06 | Weblog

マッシーパパも好きな男、木村拓哉が、女性誌「anan」の読者が選ぶ恒例の「好きな男ランキング」で15年連続1位という。これを報じた「産経」も「その年生まれた子供が中学3年になるのだから、15年連続の偉業の大きさがわかる。そしてその間、日本の首相は新総裁の麻生太郎氏を含め10人も代わった」と面白い誉めようをする(http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080923/tnr0809230812002-n1.htm)。

ま~、彼の魅力は、ただ、男前でスマートというだけでなく、歌ってよし、躍ってよしのエンターティナーの要素を兼ね備えていることにある。そして、何よりも、うちから出てくる温もりと包容力だ。だからこそ、彼が「CHANGE」で総理大臣を演じても一向に違和感が感じられず、見るものに日本の総理の理想像を想い描かせてしまうのだろう。

処で、そんな彼が、なんと、8年間も首位の座を譲らなかったのに「ホワイト家族」の”予想GUI”こと、黒人俳優のダンテ・カーヴァーに1位を奪われただけでなく、妻夫木聡(NTTドコモ)、長瀬智也(NTTドコモ)にもリードを許す意外なことに(http://maglog.jp/ueto-ya/Article311645.html)・・。

実はこの兆候は昨年末にすでに現れていた。マッシーパパのこの頃の日記にも07年中間のCM好感度タレントランキングを取り上げ、記事にしている。曰く、『

【男 性 部 門】①木村拓也②長瀬智也妻夫木聡④渡哲也⑤ダンテ・カーウ゛ァー⑥香取慎吾⑦中居正広⑧草剛⑨瑛太浅野忠信

【女 性 部 門】①上戸彩蒼井優③(仲間由紀恵)④樋口加南子⑤新垣結衣⑥北川景子吹石一恵土屋アンナ⑨長澤まさみ⑩堀北真希

【キャラクター部  門】①お父さん(ソフトバンクモバイル)②アフラックダック(アフラック)③ピカチュウ(第一パン)④ピグリン・ブランド(サントリー)⑤ミッキーマウス(東京デイズ二ーランド)⑥ミニマウス(同)⑦タケル(カップヌードル)⑧ドコモダケ(NTTドコモ)⑨Suicaペンギン(JR東日本)⑩犬主婦(P&G)
(註:アンダーラインはNTTドコモ、斜字はモバイル)

いや、上記を見てビックリするのはソフトバンクモバイルとNTTドコモのデッドヒートである。片やドコモが904iシリーズのCMキャラクターとして登場させた8人のタレント全員がベストテン入りすれば、同じく、「ホワイト家族24」のCMでお馴染のキャラクター4人(?)も全員ベストテン入りである。それに比べてauは仲間由紀恵ただ一人。

兎に角、ドコモとモバイルの力の入れようは半端でなく、露出度も群を抜いていたとCM業界では評判だったとか。しかも、どちらもドラマ仕立のCMで、よけい見る人の好感度を引き寄せた様だ。

マッシーパパも「何だこれ?」と思わず見てしまう、あの「白戸家(ホワイト家族をもじった?)」の不思議な家族。樋口加南子の夫がなぜか犬で、その間に生まれたのが主人公の上戸彩とこれも又、なぜか黒人の兄(ダンテ・カーウ゛ァー)。

そして、初っ端から、彩の勤める携帯の店に現われては、「ホワイト家族24」の説明を求める。

まー、この家族の間には当然隠された秘密があるのだろうが、父さんと呼ばれた犬は彩の「父さんが何故犬なの?」の問いに、「全てのものには理由がある」「だが、お前には未だ早い」とのたまう。そして、この後もずっとCMを見れば謎が解けると匂わせるのだ。

これって、典型的な連ドラのスタイルやん。でも、最近のものもよくできている。彩の「お父さんは?」の問いに樋口が「入浴中」と答える。勿論、兄が犬を洗っているだけだが・・・。

因みに、この犬はアイヌ人が東北から北海道に連れて行ったという「北海道犬」、その名も「カイ君」といって頭の良い牡犬とか。それに、もう1匹、妹犬の「ネネ」ちゃんというのが競演しているそうだが、このドラマではどういう役なのか(父さんの愛人??)・・。

一方、ドコモのドラマだが、一寸見た記憶がないのでネットで調べたら、その筋書きは・・。
「合コンで知り合った8人がドコモの携帯やサービスでコミュニケーションを深めていく」様子を描いたものとか。仕立てはラブコメディやトレンディ、SF、アクションありーの若者必見のものだとか。

お陰で、去年10月のポータビリティ制度スタート以来、今年前半迄、トップ街道驀進していたauがモバイルの急追でアップアップ状態とか。株価も冴えないだけに、今更にCMの威力を思い知るよ。

まー、恐るべきはソフトバンクの孫社長だ。今から思えば、1.75兆円も出して負け組のボーダホンを良く買うよと思ったけど、彼の頭の中には十分勝算があったのだ。ホント凄い経営者だと思うよ(脱帽!)・・。』とある。

つまり、上記に記すように、これまでもあることにはあったドラマ型CMだが、完全に「ホワイト家族24」がまったく新しいジャンルを築いてしまったようだ。

従来のCMの正統派が商品名を連呼して消費者に浸透させる方法から一転。ドラマのキャラクターに知らず語りに商品の特性をイメージさせ、かつドラマに飽かさず引き込んでいく方法に変えてしまった。

だからこそ、視聴者はこれまでの、スターを単にCMの中のスターと見ていたのから、ドラマのスターにイメージアップさせて行ったのである。換言すれば、スターの数あるCMの中では商品よりスターを意識していたのが、CMドラマの”だれそれ”さんに変化したのだ。だからこそ、「好きな男ランキング」と「CM好感ド男性」は必ずしも一致しなくなっていったのである。

それが証拠に、CM好感度男性NO.1のダンテ・カーヴァも”予想GUY”の名を知っていてもタレント名を知らない人も多く、「好きな男ランキング」ではベスト30圏外である。又、同じく、「CM好感度」で2位の妻夫木が「好きな男」の13位。そして、「CM好感度」3位の長瀬は18位に甘んじている。

決して、キムタクの肩を持つわけではないが、CM4位も決してキムタク人気のかげりと思わない。むしろ、キムタクには、そういう、中~途半端なドラマ型CMに出てもらうより、もっともっと、シリアスなドラマに挑んでもらいいたいものだ。
そして、さしずめ、「CHANG」の後の月9ドラマには高杉良の描く「金融腐食列島」などはいかがであろうか。きっと、映画で演じた役所広司と違う味が出せるのではないだろうか・・。♪

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