マッシーパパの遠吠え

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「MR.BRAIN-Part2」ーおまけのクリームもそれがないとコーヒーの飲めない人もいる!?

2009-06-01 13:01:49 | Weblog

「MR.BRAIN(http://www.tbs.co.jp/mr-brain/story/story02.html)」、今週もうウォッチャーしましたよ。いや~、いいですね、九十九龍介と由里和音のコンビ。あのキム拓首相と秘書の美山里香を思い出させてくれますね。

といっても、こちらの由里和音はどちらかといえば、ちょっぴりおバカキャラ。でも今週はいい仕事をしましたよ。キムタクに「(科警研の)みんなに3年前の事件の検証をするように」といわれ、「助手の分際で何が出来るのですか」と反論したもののかっこいい上司のキムタクのために何か役に立ちたい。そんな中に、喫茶室のお姉さんに「おまけのクリームでもそれがないとコーヒーの飲めない人もいるのよ」の一言に奮起。

所内の緊急コールを鳴らしてみんなを集め、キムタクの用件を伝える。だが、お仲間はなんだかんだと理屈をつけては動こうとしない。そこで、彼女がキツーィ一発。

「あなた方は科学者でしょう。科学者は命がけで世の中の恐怖を取っ払うために戦ってきたのでないのか。なぜ、死んだ人の指紋が犯罪現場に残るのか解明するのも科学者の役目では・・」と。

いや~、いいセリフですね。あ~その前に、見ていない人はちんぷんかんぷんですよね。要するに、今回の事件も連続虐殺食人鬼・竹神貞次郎、これがなんと演ずるは「GAKT」ナンですぞ。といっても、マッシーパパは息子がファンだということしか知らないが・・。

その死んだはずの食人鬼が甦ったかのように次々殺人事件の現場に指紋を残していくというのだ

そういえば、前回が拘置所にいる人間の指紋が殺人現場に残って、でしたよね。でも、当然、同じトリックは使えない。

ともあれ、由里女史の言葉で、科警研の科学者たちが、3年前の4番目の猟奇殺人の現場に戻って、はじめから鑑識の洗い直し。そして、出てきた答えが、

3年前には検出できなかった(4人目の被害者の)微物から、今回新たに殺された刑事と鑑識係のものが検知。

又、絞殺された圧迫痕からはなんと、手の大きさが分かり、これまた、刑事の手と分かる。

そして、極め付きが、音声分析や現場に遺されたDNA検査から彼ら刑事たちの過失による事故死と判明。

結局、当たり前といえば当たり前だが、死刑された竹神の犯行でなかったことが証明された。

要するに、種を明かせば鑑識係りが、刑事と犯人竹神の指紋登録を摩り替えていたということです。

そして、前回同様、真犯人は意外な人。即ち、TVで竹神の死刑を訴えた4人目の被害者の恋人。それも、竹神を心酔するネットオタクから「敵」と命を狙われていたはずなのに・・。

処で、今回も肝心の推理ものとしてはなんとも頼りない。

まず、①売り物の脳科学とミステリーのコラボレーションがどこに織り込まれているのかはっきりしないこと。それらしきものとしては唯一、竹神のfMRIを分析して彼が行った犯罪3件と最後の刑事らによる事故死との違いが読み取れたということかも?

ーーま、それだとしても大げさ過ぎる。わざわざ、脳科学を持ち出さなくとも既に米国式操作法、プロファイリングで犯行の行動パターンから割り出せると思うのだけど・・。

②次に、今回の事件のキーである「入れ替えた指紋」だが、鑑識係だから自由に出来る、のまではまだいい。だけどどうして、彼が捜査現場に他の刑事仲間とつるんでいたのか?極めて不自然。

ーーま、それをいえば、九十九の場合はどうなるのだ、といわれそう。要はあまり、細かく言わないでということかも・・。

③「細かい」ついでに言えば、屈強の刑事3人をいくらなんでも、細工なしの正面突破でか弱い女性が連続殺人することも極めて不自然。

ーーいや、それとも、日本の警察官の軟弱さは現実なのだとでもいいたいのだろうか?・・。

④最後は、殺された3人目の刑事の犯行現場に遺された、ちぎれたネックレスの玉。犯人でしか知りえない証拠の玉は実は九十九が用意したトリックだったという。そして、彼女が慌てて拾ったのがなによりも犯人の証拠というのだ。

ーーでも、これも典型的な推理小説の仕掛け。脳科学者の推理というにはあまりにも安直では?

ともあれ、今週も犯人推理のトリックは今ひとつでしたね。やっぱ、脳科学者の書く推理には限界があるのかもね・・。

でも、このシリーズのもうひとつのお楽しみ、「脳の不思議」は、今週も収穫がありましたよ。

それは、人間、うれしいものを目の前にぶら下げられると思考力は停止されるということ。和音ちゃんも九十九から「ダイヤのプレゼント」といわれただけで、真っ白(?)。実はただのダイヤの饅頭が入った箱と思いもしなかったのだから・・。

どうやら、動物は好物の”えさ”を前にすると、脳の前頭前野外側部が反応しないらしい。

そういえば、先日の党首討論も、麻生閣下が、鳩山夫代表に西松事件をちらつかされて、ウハウハになってのめり込んでしまったのもこのケースで説明がつくのかも(笑い)・・。

ま~、推理のトリックは今ひとつとしても、九十九と彼女の楽しい会話。そして、「脳の不思議」発見はまだまだ見逃せません・・。

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