マッシーパパの遠吠え

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痴漢冤罪に正義の鉄槌、最高裁で逆転無罪!

2009-04-16 10:52:16 | Weblog

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昨日の「毎日」朝刊に『電車痴漢:防衛医大教授に逆転無罪 最高裁判断慎重に」』と題し、「懲役1年10月の実刑とした1、2審判決を最高裁が破棄し、逆転無罪を言い渡した」と報じている。

記事はその理由として、「鑑定で指から下着の繊維が検出されていないなど客観証拠がなく、起訴内容を支える証拠は女性の証言だけと指摘。そのうえで▽女性が積極的に痴漢行為を回避していない▽起訴内容の行為の前に痴漢被害を受けて下車しながら、再び被告のそばに乗車した経緯は不自然--などの点から「信用性を全面的に認めた1、2審の判断は慎重さを欠く」と結論づけた(http://mainichi.jp/photo/news/20090415k0000m040081000c.html)・・・。

とはいうものの、この裁判の判決自体が実は異例だらけとか。それは

書面審理中心の最高裁が2審の判断を覆す場合、通常、憲法違反や判例違反、法令解釈の誤りを理由とする。今回は「重大な事実誤認があり(2審を)破棄しなければ著しく正義に反する」としており、事実誤認だけを理由とした。 

本来、下級審と見解が異なる場合、差し戻すのが通例だが、自判(原審へ差し戻さずに、自ら判決すること)している。

かといって、判決は5人の裁判官のうちの多数意見に過ぎず、裁判長と他1名の裁判官は「女性の証言を信用できるとした1、2審の認定に不合理はない」と反対意見を述べている微妙な裁定でもある。

ただ、そうは言っても最高裁の判決であるから、今後、痴漢捜査や公判に大きな影響があるのは間違いないようだが・・。

ともあれ、この判決、マッシーパパは近頃にない英断だと思う。というのは、最近、この種、痴漢事件に冤罪が多すぎるからだ。そして、その原因が、ほとんどといっていいほど、被害者(女性)の証言が一方的に優先されるからである。

確かに、昔のように、泣き寝入りするしかなかった、か弱い女性の多い時代ならまだしも、肉食系女子の増えたご時世、そんな彼女らに吼えられれると草食系男子はたまったものでない。

いや、駅長室に引きづられて警察を呼ばれ、挙句に何日も拘留されて立件されるなど、とんでもない目にあうのだ。だからこそ、「行列のできる法律相談所」でも、北村弁護士など「とにかく、走って逃げること」とアドバイスしているくらいである(http://www.ntv.co.jp/horitsu/20080427/1.html)。

又、一方では、ネット上に、痴漢に間違われないことこそ一番と、そのノウハウを教えるブログまで多数みられる。

ま、参考までにそのひとつを紹介するが、記事は、その極意を「誤解を招く体勢はNG。ポイントは両手を遊ばせないこと」と説き、以下につなぐ。

痴漢が発生しやすい入り口付近には立たないようにする。

両手でつり革などにつかまる。片手でつり革、片手で本、という具合に両手を分かりやすい場所に置く。

盗撮を疑われるかもしれないので、向かいに女性がいるとき携帯は触らない。

どうしても動くときにも、「荷物上げます」「降りま~す」と周りに声をかける・・等々、微に入り細にわたって教えてくれる。(http://allabout.co.jp/family/homesecurity/closeup/CU20080716A/)。

実際ここまでやらないと、肘が胸に当たっただけで訴えられるケースもあるぐらいだから、他人事と済ませないのだろう。

「痴漢」行為だが、圧倒的に日本人に多いそうだ。つまり、満員電車が日常茶飯事の日本の御家事情に原因があるというのだ。従って、欧米の様な社会では起こりにくく、むしろ、人気(ひとけ)の少ない電車の中にこそ、強姦など性犯罪が起こると聞く。

では、インドや東南アジア等の超過密電車はどうなるかと言うと、彼等はそういう状態になっても、目的地に行くのに必死でそれ所でないとか。

又、イタリア人やフランス人は、視姦や触姦だけで満足する日本人の性癖に、かえって驚くという。そして、彼らなら、痴漢する前に、「先ず、誘う」だって(ウーン!)。

ともあれ、確かに、外人のお説ご尤もで、リスクの割りにメリットが少ない(?)とマッシーパパも思うのだが、事件が後を絶たないのは日本人の業病かも。

つまり、性的発散が容易でなく、ストレスの溜まりやすい日本人の起こしやすい病気の一種なのでないか。その意味ではほとんど、病気の「万引」と似た所があり、被害の少なさでも共通する所があるように思う(尤も、万引きの方が警察の目も緩いけど・・)。

閑話休題、話を戻すが、痴漢冤罪といえば、手鏡事件(04年4月品川駅エスカレータで女子高生のスカートを手鏡で覗こうとして逮捕。翌年4月、罰金50万円と手鏡没収の刑確定)に続き、06年9月に痴漢容疑で逮捕された植草一秀氏の裁判が有名。裁判は07年10月、一審懲役4月の実刑判決を受け、その後、控訴したが、08年4月に控訴棄却された。

氏は一貫して両事件とも冤罪を主張。小泉とその一派による国策捜査と不当裁判だと訴え続けた。尚、これに関しては、日本に国籍帰化したベンジャミン・フルフォード氏の「暴かれた『闇の支配者』の正体」に縷々、真実が語られているという。

残念ながらマッシーパパは未読だが、その辺を語る小野寺氏のブログを読むと、あながち、冤罪の可能性も捨てきれない。

即ち、植草氏の逮捕の節目ごとに、ジュンイチローと竹中平蔵氏への政策批判をしたのが重なること。まるで、口をふさぐ目的の逮捕であり裁判だと見えるのだ。そして、「手鏡」も「痴漢」も逮捕者が現職警官であるという(この種犯罪は私人による現行犯逮捕が普通)。それに、前者の時も肝心の手鏡がポケットの中にあったこと(現行犯でない)。又、「痴漢」も女性側が裁判を望んでいないのに無理やり公訴。挙句に証拠隠滅の考えられないのに、植草氏を3ヶ月も拘留、保釈を認めなかったという・・

兎に角、謎の多い事件なのだ。確かに、この先生の性趣味は普通じゃないようで、常時、手鏡を所持していたり、猥褻なものを常に車に積んでいるなど疑われやすい行動をしている。だが、逆に考えれば、それだけに、警察のわなに嵌りやすいとも言える。その証拠に事件の都度、警官がすぐ近くに居合わせているタイミングのよさ。つまり、冤罪を構成しやすく、あの漉すからしいジュンイチローと妖怪・飯島秘書官ならやりそうなことと取れなくもないからだ(実際、このことに対する世論調査でも微妙な反応を示しているーhttp://www.yoronchousa.net/result/3139)。

ともあれ、それほど、痴漢が冤罪の起こりやすい事件であるのは間違いない。

実際、「東京新聞」によれば、「痴漢行為の多くが対象となる迷惑防止条例違反の検察への送致数は、送致件数が急増し始めた97年ごろから増加。被害証言だけを証拠とした起訴が目立つようになり、98年以降、痴漢事件で少なくとも30件の無罪判決があった」という(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009041502000057.html)。

つまり、このように、女性の証言だけで立件されるのでは、万一、冤罪の犠牲者のリスクは大きすぎてバランスが取れない。しかも、冤罪に政治が絡むようなら、いと怪しくなる。それは、容易に「政敵」を女性の「性敵」と取り違えて逮捕しうるからである・・。

やっぱ、痴漢裁判も最高裁の言うように、微物検査、DNA検査による動かぬ証拠でもって争う、裁判の原点に戻るのがいとよろしいかも・・。

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