マッシーパパの遠吠え

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石原慎太郎、伸晃は親子鷹? それともただの蛙の親子!?

2008-10-27 11:42:55 | Weblog

石原ジュニア(のぶてる)が一昨日、NHKの番組で、公的資金の投入を通じて金融機関を立て直す目的の金融機能強化法改正案に触れ、経営難に陥っている新銀行東京もその対象に含まれると発言。これには民主党の管代表代行が「都民の税金を使ったところに、一般国民からも税が入るのは大問題。法改正を行うなら納税者の立場から議論せざるを得ない」と待ったをかけたという。

管代表の言うとおりである。国税を東京都の経営する銀行に投入するのは大いに疑義がある。それも石原知事が03年の二選目の目玉にと、時のゴマスリ・大塚俊郎出納長(現新銀行東京・取締役会議長兼取締役会長)に煽(あお)られて作った代物。つまり、貸し渋りの世の中に担保なしでも貸しますと、中小企業の票欲しさから始めたもの。それが、生憎、スタート時点で金融不安が落ち着き、市中銀行も中小企業貸し出しに回帰しだしたのである。

そこで、慌てた旧経営陣が「融資後、(倒産せず)半年持ちさえすればOK」と、選別甘くどんどん融資。しかも、融資先を見つけた社員には最大200万円も報償すると言うドンブリ勘定だった。おまけに、都議会の先生たちも、他の金融機関で借りられないヤバイ企業の経営者に頼まれれば、これまた、票の為、ホイホイ斡旋。気がつけば、貸出先の実に17%、2300社が焦げ付く始末。そして、収入の5倍も経費を使うという出鱈目経営に陥っていた。

まー、経営者も社員も金融の素人集団だから、開業2年で都の出資金1000億円を食いつぶすのも当然といえば当然なのだが・・。                                                                        

問題は、知事も議会もそのことに反省の色も見せず、追加出資すれば立ち直ると、さらに今年3月、マスコミや都民の反対する中、議会多数の自公与党で400億円もの追加出資を強引に認めてしまったこと。

しかも、慎太郎知事は、「今潰せば1000億円は戻ってこない」と責任を感じるどころか、反対するものを脅したり、逆に苦悩を装って同情を買う。そして、自公与党の賛成が明らかになるや否や、「世論を気にしたら政治はできぬ」と、高飛車になる変わりよう。まさに、ゴーマニズムを地でいく暴君ぶりだった。

そして、過去の赤字は旧経営陣の無能力にあると責任転嫁。今後の再建チームの力量とは大いに違うと主張。挙句に、「上手くいかなければ責任を取る」と、この自信は那辺にあるのかといぶかるほど、大言を吐いたものだ。

それがなんと、裏目?いや、当然の帰結か?今年4月末に始まった金融庁の立ち入り検査で放漫経営が発覚(?)。

詳細の発表はいまだないが、どうやら、当局の調べで100億円近い不良債権への引き当て不足などが判明した模様。また、同行は2009年3月期の赤字額を126億円と見込んでいたが、さらに膨らむ恐れがあるとも言う。

つまり、「日刊ゲンダイ」は石原都知事が追加出資を「棄損はさせない」と、明言してきたのもたった1年でオジャン。責任追及は免れないと報じているのだ(http://news.nifty.com/cs/item/detail/gendai-02038890/1.htm)・・。

いやそれだけでない。弱り目に祟り目か? 石原親子の周辺から、きな臭い匂いが立ち込めてきた。

これも「日刊ゲンダイ」いわく、『ついに火を噴いた!石原都知事の口利き疑惑』と石原知事の元秘書3人、現職特別秘書2名、3男の宏高衆院議員と長男伸晃の元秘書などの同銀行への口利きが次々発覚。とりわけ、伸晃の現職だった元秘書は決算書類の改ざんを知った上でブローカーの仲介を引き受け、同党都議に融資の口利きを依頼していたというからただ事でない。(http://news24.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1215740384/1-10)。

そして、別記事にも、『石原伸晃 国会議員の資格なし』と、これが詐欺なら、伸晃の元秘書は都民から税金をだまし取る犯罪の片棒を担いだことになるから、雇い主の伸晃も連座責任があると畳み掛けている(http://news.livedoor.com/article/detail/3870057/)。

ともあれ、石原親子はもとより、自公与党議員も都民の税金を食いものにしているのは間違いないだろう。おそらく、追加出資の強引な決定も、銀行が潰れてしまえば、旧悪露見して大変なことになると思ったからであろう。また、伸晃も石原王国の火は消せぬと何が何でも国の税金をぶち込んでも救済しようと試みたに違いない。

なるほど、日刊ゲンダイが言うように「伸晃、国会議員の資格なし」だわね。もちろん、親父の慎太郎の辞任は当然のことだが・・。

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