マッシーパパの遠吠え

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安倍の二の舞、福田も無責任に敵前逃亡!?

2008-09-02 12:23:23 | Weblog

たった1年の間に、安倍、福田総理の二人までが無責任に政権を投げ出した。昨日、9時半、御仁は緊急記者会見をし、退陣を表明。そして、その理由を「新しい布陣の下、政策実現を図るため」とする。つまり、求心力低下の中、自らの手では臨時国会を乗り切れないとあきらめ、同じやめるなら、早いほうが良いと決断したようだ。

それにしても、会見を通じて出てくるのは嘘八百で国民にわびる言葉は一切なし。すなわち、①自分の手で、「道路特定財源の一般財源化」、「消費者庁設置構想」「社会保障制度の抜本的見直し」および、「経済緊急対策」等々の方向性は打ち出せたと自賛し、後は「新布陣の内閣」で実現を図るとのたまう。が、そのこと自体がでたらめといっておこう。つまり、「タネ」を播いたからといって、かってに芽が出、実るものでない。又、新布陣だからといって、やすやす国民の支持が得られ、ねじれ国会の解消につながるはずがない。むしろ、国民の信を問わぬまま、政権を3度もたらいまわしするようでは、国政をほしいままに壟断するとの批判は免れない。

②次に「政治空白を作らない一番いいタイミングを見て決断した」というが、それも真っ赤なうそ。これで又、国会は空転し、国民の最も待ち望む緊急経済対策の遅れが顕著になるだけだ。そして、次の総理が本命視されているローゼン麻生一派など、自民党総裁選を金と時間を掛けてど派手にやれば、政権浮揚が可能。そこで解散・総選挙に打って出れば、自公反転の芽もあると絵図を描いているとか。つまり、「国民目線」をあれほど強調する御仁が一番、国民不在の首相だったのを証明するようなもの。

③つめは、「民主党が重要案件の審議に応じてくれなかった」から結局やめなければならなくなったと愚痴るが、これも嘘。与野党意見を異にするのはいずこの国も政道の常。だからこそ、政治制度の中に解散・総選挙があるので、それが怖い(野に下る)からといって、民主党に責任を転嫁するのは筋違い。又、記者の質問に「安倍の二の舞では」と聞かれて、「安倍さんは病気が原因、私は特別な問題はない」という意味不明の応答。そして、「会見はひとごとのように見える」と突っ込まれると、「あなたと違って、私は自分自身を客観的に見れる」と今流行の老人切れ。これも、みんな嘘、嘘、嘘。

客観的に物事を見据える人が、なぜ唐突に、それも先週末(2日前)に辞めようと思ったのか。語るに落ちるとはこのことではないか。つまり、村(森派)の仲間からも見放され、自分の選んだ大臣(農相)にも裏切られ、何よりも頼りにする公明党に三行半を突きつけられては万事休す。単に、「行き詰って気力なえ、衝動的に政権をおっぽり出しただけ」じゃん。

だからこそ、④発表も行きがけの駄賃にと、小沢代表の3選出馬の発表にぶつけ、ほんとに辞任の引き金になった「公明党の造反」には一切口をつぐむ意気地なさ。そして、公明党の太田代表も「大変突然なことで正直言って驚いている。首相として熟慮した結果の判断だ。われわれとしては首相の発言を重く受け止めて、あしたから対処したい」とする、茶番劇もいいところだ・・。早い話、公明党が共倒れを嫌って、福田はずしを仕掛けたのに、面と向かって文句一つ言えず、まったく関係ない小沢代表に面当てをする。これこそ、嘘で塗りたくった辞任会見といわずして何といおう・・。

ともあれ、地元の選挙民も言っていたけど、「お父さんが立派だっただけ、彼はボンボンでどうしょうもない」はまったく言いえて妙。確かにシンゾー君も御仁も典型的な「バカボン」だけに、新しい玩具はほしがるが、すぐに飽いては放り投げる悪い癖を持つ。心配なのは二度あることは三度あるのたとえで、又、「バカボン」の麻生総理が誕生することだ。

それでなくとも二度にわたる総理の政権放り投げで、世界は驚くより、もはやあきれて、日本の幼稚な政治を笑っていることだろう。いや、お隣の韓国・中国そして、北朝鮮とも一層、組し易い国と、ほくそえんでいることと思う。それゆえに、ここは国民がしっかりしないと、えらいことになる。そして、万一にも、ど派手な総裁選挙の目くらましで、自公反転の流れに乗るようだと一層、大変。二度と日本の再生の芽はなくなるだろう・・。♪

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