テニスコーチのテニスとお酒ライフ

酔っぱらいテニスコーチの戯言です。

ボールを見る

2018-08-04 07:12:41 | テニス
おはようございます



教え子から報告がありまして、全国大会出場を決めたそうで、よかったでございますな



2か月前まで教えていて、その子には約1年間ついていたわけなんですが、色々思い出すことはあるね。



2か月前に超有名なコーチに教わるか悩んでいたんですけど、私の意見は「今のままでもいいけど、とりあえず何事も経験して、ダメだったら戻ってきたらいい、自分で選択していくのが大事」です。



ま、コーチと生徒って相性もあるし、難しいところもあるんだけど、世界をまわっていた人から学ぶことってたくさんあると思うんですね。



もちろん、それがネガティブに働く可能性はあるんだけど、ネガティブかポジティブかは経験しないとわからないよね。



ハンバーグを食べたことがない子がハンバーグがおいしいかどうかは食べなければわからないし、食べてみて結果がどうであれ、結果が出てからその後を決めても悪くないと思いますよ。



全国にいけるようになったってのはうまくいっているということなんでしょう



春先を思い出すと、半泣きでレッスンに来た時があって、予選か何かでうまくいかなくて、「入んない」って言ってきたんだね。



で、色々指導をして、2時間後にはキリっとした顔で帰っていきましたよ



あんだけ半泣きだったのに、子どもって現金なものだねと思った記憶があります。



何を教えたのかって、「ボールを見ろ」って事ね。



ボールを見るって大事



多くは、ボールが入らなくなると無意識に打つ時にコースを見て、打点を見ていない可能性が高いですからね。



例えば右利きの人のフォアの場合、打点が前であるのであれば左にいき、後ろなら右に行くよね。



上から見た時に、腕の長さが半径rとして、その場所からx^2+y^2=r^2としてθを出せば、打点がどれくらい前(y軸)なのか、自分(㍘)からのx軸の距離なのかも出るよね。



理論的には1ミリもくるわないで数値化できるから、あとは数値化に自分の感性を近づけていく練習をするだけでいいわけですよ。



メタ認知的な意味もあるんだけど、一体自分が何をしているのかを知るって大事ね。



左(クロス)に打とうとした場合、打点を見て打った場所が後ろだったら「なんで左(クロス)にいかないんだ?」とは思わないはず。



私がボールを見るようになったきっかけは、アメリカでESPNでマイケル・チャンの試合を見た時ですね。



ビックサーバーとの対戦だったわけですが、チャンがリターンの時に、打てるボールを見逃すシーンがあったわけですね。



「は?なんで?」と私も解説者もなったわけですが、彼はあきらめない選手なので、わざと見逃すという事は考えられなかったわけです。



その試合は勝ったわけですが、その後のインタビューで「ボールを見ろと自分に言い聞かせていたらボールを打つのを忘れた」ということで、「そんなことあんのか?」と思ったのが見るきっかけになりましたね。



その時にアメリカでテニスをしていた私は、大学の練習でそれをやろうとするわけですが、やってみて感じたのは「不安」だけ(;´∀`)



だって今まで周辺視で見ていたと思われるコートが全く見えなくなり、ボールを見て打ってはいるのだけれど、うまくなっているという実感はまるでない(;´Д`)



だけど、それを繰り返していくと、打った後の軌道の軌跡を記憶し、それが入るかどうかが分かるようになってきたわけですね。



つまり、打った瞬間に入るかどうかが分かるようになったって事。



この感覚は大きかったと思いますよ。



まあ、回数を増やさないとその域まではなかなかいかないんでしょうけど、「ここで打てば絶対に入る」という感覚を獲得できればメンタルにとってもポジティブに働くと思いますしね。



フェデラーとかのスローを見るとかなりボールを見ているよね。



「ここで打てば絶対に入る」ということと「ここで打てさえすれば俺のほうが強い」という感覚があるんじゃないかな。



攻撃性の高い選手ほどよく見ているような気がする。



駆け引き系は多少相手を周辺視で見るからスローにした場合、打つ瞬間の視線はやや前になっているように思えますね。



ま、難しいね



ってなわけで、今年の夏は暑い!という事でですね、今日は激辛カレーを食べたいと思います



何事も経験して、自分で選んでいくという事も大事




激辛カレーを食べると次の日がつらいという経験から学ぶことも大事




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