Cheeky Parade with ストリート生 / ラブパレ2012夏Vol.4 ＠汐留AX

という訳で、今日は汐留で「Cheeky Parade」の定期ライブ。

ラブパレ2012夏～GAN GAN GANと生意気でいかせて頂きます！～Vol.4
Cheeky Parade with e-Street SAPPORO

チキパのライブは２回目。
前回は5月の定期ライブで、ちょうどインディーズ1stシングル「Cheeky dreamer」を5,000枚手売りするミッションをクリアした日。
その嬉しさで、メンバーみんなが泣きながら歌うというかなり感動的なライブでした。

そのライブが強く印象に残ったので行ってみたのですが、今日もやっぱり良かった。
メンバーがとにかくアグレッシブ。
しっかりトレーニングされたダンスは観ていて面白いし、振りも個性的。
何より、前に前に出てくる感じが素晴らしい。

曲もアップテンポなパーティー感溢れるナンバーで、彼女達の個性に合っています。
「Cheeky Dreamer」という曲では、「ちょっぴり先行くあいつらくらい、あっさり抜いていく予定です」と、先輩格の「SUPER☆GiRLS」を意識した、ほんと「生意気」な歌詞があったりして、こちらもアグレッシブ。

あ、今日は新曲が3曲披露されました。
『チィキィ ファイター』、『tactics』、『放課後カタルシス』。
この中では、ロボットダンスが面白い『tactics』が良かったです。

あと、ライブには、札幌のiDOL Streetストリート生も参加していました。
目力のある金澤有希さんが印象的だったかな。
と思ったら、何と元AKB48の10期研究生だったみたい。びっくり。

という訳で、メンバーの熱量が伝わってくるライブでしたが、集まったファンがいまひとつ。
何と言うか、メンバーを応援するというより、騒ぎたいだけ？　といった感じで、ライブに集中できませんでした。

大声というよりむしろ怒鳴ってコールしたり、メンバーのＭＣ中、何故か友達とおしゃべりしていたり、ほとんど学級崩壊レベル。
って大げさか。変なのは少数なんだけどね。
ただ、他の現場と比べると、明らかに現場の空気が違っていて、メンバーがかわいそうなくらい。

個人的に、アイドルライブの良さは、ファンが積極的に手拍子したり声を出して盛り上げることで、メンバーとの相互作用が生まれて「場」を作っていくことだと思っています。
手拍子くらいしか出来ないふつうのライブより、より参加感、一体感が強いのがアイドルライブ。
その分、ファンもしっかり盛り上げないと良い「場」にはなりません。

今日のライブ、客層が若いということもありますが、「場」を作って行こうという意識が低いので、とにかくばらばら。
何よりリズムを作りやすい「手拍手」が少ないことが気になりました。
まずは「手拍手」しやすい曲を投入したり、メンバーもそれを促したりして、ライブの一体感を醸成しないとヤバイ気がします。

せっかくメンバーは頑張っているのに、なんだか残念。
彼女達もＴＩＦに参加するので、そこで「ちゃんとした」（？）アイドルファンを新規に獲得して、現場の雰囲気が変わっていけばいいけれど・・・。