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労働保険料 年度更新の概要について

2018年06月12日 09時04分51秒 | 社会保険

★労働保険料 年度更新の概要について

◆労働保険料 年度更新とは

年に1度、労働保険料を納付する手続きを年度更新と言います。

労働保険には、雇用保険・労災保険・一般拠出金が含まれています。

この3つの保険それぞれに保険料率という係数が定められており、
従業員の1年分の給与に3つの保険料率をかけて算出された額が労働保険料となります。

  

 従業員の1年分の給与(給与総額) ×  雇用保険料率  =  労働保険料

                    労災保険料率

                   一般攸拠出金率

 

労働保険料は、これから1年先までの保険料を前払いすることが義務付けられています。

しかし、1年先までの従業員の給与はこの段階では未定のため、算出できません。

そこであくまで仮の額として過去1年間の従業員の給与を元に、算出し納めることになります。

 

◆年度更新の手続き方法

仮の額として労働保険料を納付する年度更新手続きですが、具体的には「①前年に仮納付した保険料の精算」「②次の1年分の保険料の仮納付」を行います。

保険料の精算と納付

①「前年に仮納付した保険料の精算」とは?

年度更新手続きは、この精算作業から始まります。

前年に納付した保険料は「仮の額」なので現時点での実際の保険料(確定保険料)を計算し、過不足を精算する必要があります。

例えば、1年の間で従業員の給与や人数が増減すると、“前年に仮納付した保険料”と“実際の保険料”との間にズレが生じてしまう場合があります。

そのズレを調整するのがこの精算作業になります。

②「次の1年分の仮の保険料(概算保険料)」とは?

「次の1年分の仮の保険料」は、従業員の給与・人数が大幅に変わらなければ、①の確定保険料とほぼ同額になります。これを「概算保険料」と言います。

以上の、①で「精算した額」と②の「次の1年分の仮の保険料」を併せて、納付を行います。

  2017年:確定保険料(実際の額)=概算保険料(仮の額) = 差額(精算分)・・・①

          +

      2018年:概算保険料(仮の額)・・・②

          

                 年度更新手続きで納付

 

計算例)

前年の仮納付した保険料

       25,397 円

実際の保険料(確定保険料)

      40,636 円


仮納付の保険料と実際の保険料の精算

      40,636 円 - 25,397 円 = 15,238 円・・・①

次の1年分の仮の保険料(概算保険料=ほぼ確定保険料)

      40,636 円・・・②

今年の年度更新手続きでの納付額

      ① + ② = 55,874 円

この保険料を、所轄労働基準監督署・所轄労働局・銀行・郵便局のいずれかに申告または納付します。

                                                                                                                                                                   

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