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男性も安心して育児休暇を取得できる職場づくり

2020年09月15日 09時30分00秒 | SDGsにつながる働き方改革

◆男性の育児休暇取得率は7.48%

7月31日発表の厚生労働省による令和元年度雇用均等基本調査によると、

男性の育休取得率は7.48%であることが分かりました。

前年の6.16%からは増加したものの、2020年までに13%という国の目標には及ばない結果となりました。

【育児休業取得率の推移】(出典:厚生労働省、令和元年度雇用均等基本調査)

 

 

◆男性が育児休業を取得しなかった理由

 厚生労働省の資料によると、男性が育児休業を取得できなかった理由は以下のものがあります。

  ・会社に制度がなかった

  ・育児休業を取得しづらい雰囲気があった

  ・忙しくて休みが取れなかった

  ・自分にしかできない仕事を抱えていた

 労働者の意識による問題の一方、制度整備や業務の標準化など、事業主が解決すべき課題も多く見られます。

 

 

◆なぜ男性の育児休暇取得が必要なのか

 急速に進む少子化の中、安心して子育てができる環境づくりや、依然として女性に偏りがちな家事・育児負担を分かち合い、

 女性のキャリア形成促進するといった社会的背景からその必要性が叫ばれていますが、男性が育児休暇を取得することは以下のようなメリットも望めます。

  ①労働者にとってのメリット

   ・子育て環境の充実

    産後間もないパートナーの心身をケアし、共に協力して子育てをする時間ができます。

   ・タイムマネジメント力がつき、仕事に活かせる

    24時間ずっと続く子育ての中で時間をうまく使う経験が、復帰後の仕事に活かせたとの声もあります。

  ②事業主にとってのメリット

   ・会社のイメージアップ

    従業員の多様な働き方を支援する姿勢は、顧客へのイメージアップや、新規採用時のアピールとなります。

   ・業務の棚卸により、業務改善のきっかけとなる

    育児休暇取得のために属人的な仕事を見直し、業務の見える化をすることは、結果的に仕事の生産性アップが期待できます。

   ・子育ての経験をすることで、様々な気づきを得られる

    育児中に感じた気づきや、消費者としての目線が自社商品の開発にプラスになったなどのメリットもあるそうです。

 

◆男性の育児休業取得を支援する助成金

男性の育児休業を支援する助成金として、両立支援等助成金があります。

2020年度両立支援等助成金のご案内

https://www.mhlw.go.jp/content/000623758.pdf

 

男性労働者が育児休業を取得しやすい職場環境を整備し、

連続5日間の育児休業(中小企業以外は連続14日)を取得した場合、最大72万円の助成が受けられます。

人手不足の中小企業でも、連続5日であれば育休取得に向けて前向きにチャレンジできるのではないでしょうか。

そうして小さな実績を積む重ねていくことで、職場での理解も深まり、よりよい職場環境の醸成につながります。

 

国はイクメンプロジェクトとして2010年より男性の育児への後押しを続けており、

少しづつではありますが社会全体が動き出しています。

男性も女性もよりよい職業生活が送れるよう、事業主の皆様に積極的に関心を持っていただければと思います。


 

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