ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

代表選挙日程

2009年05月12日 | ましこノート
今週末16日に決まった。

両院議員総会で幾つかの意見は出たが、

満場一致で衆参国会議員だけの投票となった。

出来れば党員・サポーター参加の選挙が良いが、

物理的時間的に難しかった。

現下の経済状況や国会対応を考えれば仕方がない。

挙党一致、速やかに新代表を選び、反転攻勢にでるべきだろう。

明日にも衆議院で補正予算の強行採決が行われるようである。

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小沢一郎代表辞任表明

2009年05月11日 | ましこノート
小沢代表は必ず出処進退を自ら判断・決断すると言ってきたが、今日その決断をした。

この約二ヶ月、小沢代表にとってはある意味で苦悩の期間だったろうが、

政治家として最高のタイミングで、最高の決断をしたと評価したい。

民主党の一部の辞任論に嫌気がさしたわけでなく、党首討論をやりたくなくて辞任するのでなく、

国民世論や様々な意見に謙虚に耳を傾け、総合的に判断した結果であろう。

辞めろ辞めろコールで世論形成をしていたメディアや政治関係者は、辞任表明したら、

また違う形で追い討ちをかけ始めた。選挙に勝つためにも挙党一致は当然であるが、

国民の皆さんに政治が信頼出来るように、今後小沢代表はじめ民主党所属国会議員が

全力を尽くしていく責任がある。その結果が選挙に勝つことにつながる。

後継者は、政権交代した時に総理大臣に相応しい人物であり、我はと思う者は名乗り出ればいい。

いずれにしろ八月までには解散・総選挙が必ずあるから、

民主党は速やかに国民の皆さんの納得のいく形で新代表を選び、総選挙に臨むべきである。

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幸福感

2009年05月07日 | ましこノート
ゴールデン・ウィークを利用して1~7日の日程で、

インドネシアでの国際会議・視察から帰国した。

APDA(アジア人口・開発協会)主催の人口と開発に

関する国会議員代表者会議は、福田康夫前総理・理事長の

もと、二日間の会議は21カ 国の国会議員が議論を重ね

有意義に終了した。

その後の視察はジャカルタから東へ130Kmバンドン、

さらに120Kmタシマラヤに向かい、

貧困層が多い集落でのNGOによる河川美化を中心とした

環境改善プログラム、タシマラヤ地方政府との意見交換、

UNFPAジエンダーに基づく、暴力に対する宗教に

基づいた対策とケアプロジェクト、

男性の参加推進プロジェクト等二日間行い、三日目は

ジャカルタに戻り、保健所での母子保健活動、円借款に

よる高速道路プロジェクトと工事従事者と

性産業従事者のHIV啓蒙活動、海事訓練学校での

HIV啓蒙活動を視察した。

日本のODA活動が金額規模の割には余り目立った評価が

ないのは、今回視察・意見交換した草の根活動に支援が

少なく継続性に欠けており、これらのプロジェクトに

真面目に情熱を持ち地道に取り組んでいる組織と、

メンバーとの交流・検証が余り無いためである。

インドネシアは世界第4位の2,28億人の人口と

日本の約5倍の面積を持つ大国である、豊富な天然資源と

大きな市場を持ちG20の中で、中国、インドに続く

高い経済成長率を有する国である。

しかしながら国民所得はまだ二千ドル程であり、貧富の

格差は極端であるが、インドネシア国民は明るく決して

不幸ではなく、むしろ日本国民より幸福感は高いかも

しれない。我々の感覚からすると住宅環境はほとんどが

最悪であり、バイクと車が溢れ激しい慢性的渋滞を招く

交通インフラも生活環境も衛生面も含め酷い状態である。

しかしインドネシア国民の価値観は、日本国民とは

根本的に違うようである、近代化が進む一方で二万にも

及ぶ島々からなる国が貧困格差を解消するのは壮大な

事業であろう。

日本的価値観で見たり押し付けたりすることは間違いで

あり、それぞれの国・国民の価値観、幸福度は違うこと

を改めて教えられた。

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ジャカルタから

2009年05月02日 | ましこノート
第25回人口と開発に関するアジア国会議員代表者会議が、

今日開会されました。

午前9時からの開会式で福田康夫前総理が主催者挨拶を行いました。

1994年のエジプト・カイロ合意から15年目の本年の

この会議の重要性を各スピーカーが強調し

残された5年で人口問題と開発行動計画の完全実施が達成出来るか

危機感を持っている。

家族計画によるヘルスケアや教育機会、

あるいは女性の役割や能力開発につながる問題など、

先進国が150年かけてきた行動を短期間で達成する必要性などが

話し合われている。

また子供や若者が充分な教育や職について

充分なサービスを受けていない発展途上国での問題、

そして人口問題が包括的に議論されて来なかった

(人権、ジェンダー的なアプローチが重要されてきた)。

貧困と教育、進歩と発展など、今回の代表者会議が

これらの問題解決に向けて重要な役割と責任を果たすために

二日間討議されていく。

ジャカルタ時間12時10分。

詳しい報告は帰国後に。

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国際人口問題議員懇談会

2009年05月01日 | ましこノート
今日から一週間、インドネシア・ジャカルタで開かれます。

福田康夫前総理と一緒に参加します。

世界各国から議員約百名が集まり、人口と持続可能な開発

ー食料安全保障を中心に、初め開発行動計画の進捗、

子供と女性の問題、インフラ整備状況等の現地視察を

実施してきます。また資源・エネルギーにおいて

日本とは重要密接 な関係にあり、現在も幾つかの大型

プロジェクトが進行中で、

民主党次の内閣・経済産業大臣としての立場でも、

インドネシアでの活動をしてきたい。

折しも新型インフルエンザが発生し、周りからの心配を

受けての国際会議出席である。

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