ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

おめでとう!野茂、イチロー

2005年06月16日 | ましこノート
アメリカ大リーグで多くの日本選手が大活躍中である。そんな中、今日野茂投手が日米通算200勝を達成した。そして昨日、イチロー選手がメジャー史上三番目の速さで1000本安打を達成した。素晴らしい快挙であり心から祝福したい。

記録だけが凄いのではなく、二人には多くの他の選手にはない共通点がある。
挑戦者・先駆者魂、天賦の才能に甘んじない努力家、自分を見失わない自立心、他人に左右されない強い精神力を持つ、孤高の人など本当に共通点が多い。記録は破られるためにあると誰かが言っていたが彼ら二人はスポーツ選手としてだけでなく魅力溢れ学ぶ事の多い人間である。

今後二人の記録を破る選手は出てくるだろうが、人間として二人を上回る選手は出て来ないだろう。二人に学ぶことは多い。
まだまだ怪我に注意して活躍して欲しい。ガンバレ、野茂・イチロー。

首相秘書官の発言

2005年06月14日 | ましこノート
先に、小泉首相の靖国神社参拝の本心を知っているのは、飯島秘書官と姉信子さんだけだと書いたが、それを裏付けるように11日の講演会で飯島秘書官の発言が飛び出した。「今年も靖国参拝をする、昨年11月のチリでの胡錦濤中国国家主席との会談前に来年も靖国参拝を続ける、それでもいいなら首脳会談を受けると伝え、中国側も黙認して会談が行われた。」と明らかにした。

真偽の程は分からないが、何よりも腹心中の腹心である。捏造発言とは考えにくい。しかし何故暴露したのだろうか?確信犯としては余りにも浅知恵であり、大物首相秘書官としての自信過剰のツケは大きなものになるだろう。
歴代首相政務秘書官には多くの大物もいたが、ここまで自信過剰秘書官は居なかった。


日本遺族会

2005年06月13日 | ましこノート
日本遺族会古賀誠会長は11日の幹部会で小泉首相の靖国神社参拝について「遺族会の悲願で、有り難いが、英霊が静かに休まることが一番大事だ。近隣諸国に配慮し、理解してもらうことが必要だ。」との考えを表明したという。
日本遺族会は自民党の最大支持団体の一つであり、国政選挙は勿論、自民党総裁選挙でも最有力集票団体である。
小泉首相の靖国神社参拝への頑なな姿勢は、4年前の自民党総裁選挙の公約「私が総理・総裁になれば必ず8月15日に靖国神社参拝を行います」という総裁選挙公約が理由の一つと言われている。本当にそうだろうか?河野衆議院議長はじめ歴代総理大臣経験者からも、靖国神社参拝自粛を求められているにも拘わらず「適切に判断する」との一点張りであるのは他に何か理由があるのだろう。しかし誰も解らない。
知っているのは飯島秘書官と姉信子さんだけだろう。古賀誠日本遺族会会長の発言により、その信念は変わるのだろうか?答はNOである。

通常国会会期末

2005年06月12日 | ましこノート
一月に召集された通常国会も19日で会期末となる。当然会期延長されるだろう。
問題は会期日数だ。郵政民営化法案は都議会選挙後の衆議院採決が事実上固まった。常識的には旧盆前までの50日間程度だが、場合によってはさらに大幅な延長も考えられる。
通常国会は会期延長は一度しか出来ず、郵政民営化法案の成り行きによってはいくら日数があっても安心出来ない国会状況になるかもしれない。

民主党執行部は会期延長を阻止し、自民党反対派も巻き込む作戦を考えているそうだが、まず無理だろう。自民党反対派との連携は民主党が対案を出していく事しかないだろう。民主党が自民党反対派と手を組む時、守旧派と組んだと批判を受けないためにも民主党対案が必要である。
野党が政権を倒すのは並大抵の事では出来ない。しかしあらゆる手段を使ってでも政権を倒す努力をしなければならない。
今回の郵政民営化法案はその最大のチャンスである。国民も民主党対案を期待している。
会期末に向け確固たる民主党の方針を決め国民に示すべきである。そのために党内世論形成に積極的に行動していく。

エジンバラ会議続報

2005年06月11日 | ましこノート
エジンバラ宣言で我々日本議員団が最後まで譲らなかったアフリカ諸国の債務全面免除は最貧国に対して条件付きで認めることで合意した。
この件について英国ブレア首相は米国ブッシュ大統領に強く要請をし、G8サミット主催国としてアフリカ問題に指導力を発揮したい意向であるが、ブッシュ大統領はつれない反応だった。ところがG8サミット前の財務相会議がロンドンで開かれていたが、アフリカ諸国の債務免除について最貧国に対して一定の枠組みで削減することで合意した。我々のG8エジンバラ国会議員会議と同じ方向の合意がなされた。

次に、青いバラについて、メール愛読者の方から早速新聞記事のコピーをいただいた。青いバラの研究成果が英国の科学誌「ネイチャー」で紹介されているそうで、書店に入手できるか問い合わせしてくれたそうである。大変有り難いことだ。
ましこノートに少しでも関心を持っていただいた事に感謝したい。

青いバラの花

2005年06月09日 | ましこノート
エディンバラでの会議も無事終わり今日夕方帰国した。
今年のG8首脳会議場となるグレンイーグルズを訪れてきた。エディンバラから車で約1時間半の場所にある。またサミット終了後、小泉首相が夕食をとる予定のエディンバラ郊外にあるホテルで食事もしてきた。その食事会で高橋周平総領事からとてもいい話を聞いたので紹介する。

最近、マスコミでも報道されたのでご存知の人も多いと思うが、サントリーが青いバラの花を作る事に成功した。
ニッカウィスキーの創始者竹鶴政孝氏がスコットランドのウィスキー会社で学び日本で初めてウィスキーの製造販売をした。その後ニッカウィスキーから独立して佐治敬三氏がサントリーを作り今日に至った。
佐治氏が何かエディンバラに恩返しをしたいと考えた結果、スコットランドの国旗にちなんで青いバラの開発をサントリー研究開発に指示した。ようやく10数年の歳月を掛けて開発に成功した。しかしながらまだ実用化に至っていない。

スコットランドの青い国旗と同じ青いバラを作りスコットランドを青いバラで埋め尽くしたいとの佐治氏の想いは必ず実現するだろう。
スコットランドと日本の友好のためにも、また佐治氏の想いの為にも是非一日も早く青いバラがスコットランド中を埋め尽くすことを願っている。

エジンバラから2

2005年06月07日 | ましこノート
二日目の会議が間もなく終了する。エジンバラ宣言の最終調整が行われている。
昨日の本会議と二つの特別セッションで三度発言をした。更に「平和、安全、紛争防止の促進と決議」の特別セッションで「武器輸出の禁止をエジンバラ宣言に採択すべきである」と提案した。
今回の会議に参加をして思うことは、アフリカは日本と遠いため、なかなか関心が薄くアフリカの抱えている多くの課題について充分な知識と意識がない事を痛感した。大変有意義な国際会議に参加出来て良かった。
明日は今年のG8サミットの会場となるグレンイーグルズに視察に行く。

エジンバラ議会議場から

2005年06月06日 | ましこノート
約15時間のフライトで、イギリスーエジンバラに着いた。
今ここスコットランド議会議場でG8国会議員会議が開会された。19か国80人の議員と多くのオブザーバが参加している。日本からは私の他、民主党から細野豪志衆議院議員、自民党から植竹繁雄衆議院議員・若林正俊参議院議員の四名が参加している。
会場のスコットランド議会議場は昨年新築されITの完備した近代的な議場である。木材を議場のテーブルをはじめふんだんに使用している。
会議は午前9時から始まり開会式のスピーチが終わり今本会議1に入った。アフリカ諸国における諸問題-特に貧困・病気・健康など-についてどのような援助・支援が可能かについて話し合われている。女性の出産時における問題、HIVなどについて問題提起が重要課題として二日間討議しエジンバラ宣言を予定している。

明日、英国へ

2005年06月04日 | ましこノート
2005年アフリカに関するG8諸国国会議員会議に招待され、6月5日~6月9日の日程で、英国・エディンバラのスコットランド議会会議場での会議に出席する。
2005年G8先進国首脳会議で話し合われる主要議題、つまり「アフリカの開発の将来展望」に関し、G8諸国、その他の援助国、そしてアフリカ諸国の国会議員間の対話を促進することを目的としている。
エディンバラへは初めての訪問となる。楽しみにしながらしっかりと会議で討議をしてきたい。会議の中身についてはエディンバラから報告する。

秘書の極意は

2005年06月03日 | ましこノート
自民党橋本元首相の秘書に東京地裁であった一億円ヤミ献金事件の裁判で裁判官が尋ねた。即座に「自分を殺すことでしょう』と答えたそうだ。
昔ならいざしらず今はこの極意は通用しない。私の秘書達はどう考えているのだろう?