ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

高速道路無料化は絵にも描けない餅か?

2004年09月25日 | ましこノート
昨年11月の総選挙で民主党はマニフェストとして高速道路の無料化を最重点項目に挙げた。私も前面に押し出し、訴え戦った。

いまだ景気回復は一部東京のみで地方は依然、深刻な状況にある。高速道路無料化が特効薬であると今も訴えている。

総選挙の時、自民党は高速道路無料化を全面的に否定し、絶対に不可能、絵にも描けないと酷評した。

しかし、総選挙直ぐに私は必ず次期総選挙までには50%割引になると話してきた。

最大の理由は自民党が政権を維持し、選挙に勝つためにはどうしても高速道路無料化の政策を無視出来ないことを誰よりも知っているからであり、必ずパクると確信していたからである。結果はどうだろう?

既に今夏の参議院選挙で高速道路料金10%引を選挙不利をみて突然出し、現在は更に実験的とは言え、全国数十ヶ所で平均50%割引がスタートする。

我が福島県においても9月27日から平日の朝夕4時間、本宮~国見間の5つのインターを出入りすれば平均50%割引になるのだ。
私の言った通りになってきた。

部分的、実験的が間違いなく前面的、恒久的に進んでいくはずである。政治や経済を知っている人なら誰でも高速道路を無料にすることは可能であり、景気回復に現時点で最も効果があると分かっているはずである。

もっとも官僚の手のヒラで踊らされている自民党には無理だろうが、高速道路無料化を一番嫌い困るのは官僚だということをまた自民党は良く知っているが故に実現できないでいることを国民の皆さんに分かって欲しい。

要は実行するかどうかの問題である。自民党にパクられてもいいから民主党はどんどん良い政策を国民に示そう。