ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

嘘はどっち?

2010年02月13日 | ましこノート
昨日の衆議院予算委員会で「鳩山内閣の政治姿勢」をテーマに、

集中審議が行われた。自民党の与謝野馨氏が質問に立ち鳩山首相の

偽装献金問題を取り上げ、首相の実弟である自民党鳩山邦夫氏から

聞いた話しとして、「うちの兄貴はしよっちゅう母のところに行って、

子分に配るカネが必要だとおカネをもらっていた」と質問をした。

鳩山首相は「全くの作り話だ、子分に配るカネをくれなどと母に

言ったりするはずがない。兄弟と言っても信じられない」と

きっぱりと否定した。

鳩山邦夫氏は与謝野氏の質問を受けて記者団に、与謝野馨という

政治家に言ったのは事実だと語った。このやり取りを聞いていて、

どっちが嘘をついているんだろと国民の皆さんは思うだろう。

私は鳩山兄弟と長い付き合いがあるが、邦夫氏には昭和58年私の

県議選立候補時に応援にきてもらった、その時に秘書として付いて

きたのが岩屋毅君だった、当時まだ早稲田大学の学生だった。

その時の事の内容は彼等の政治家の矜持のために話すことはしないが

それ以来、政治家とカネの問題に私は強い教訓を得た。他方首相とは

自民党代議士時代、政治改革に政治生命を掛けた同士だが、

この人ほどカネにも人間としても、クリーンで政治家に似つかわしく

ない人は居ない、人を差別しないし正直過ぎるほどの言動で

ヒヤヒヤさせられるが、ここでも又々私はカネと政治について

学ばせてもらった。

ご兄弟の比較判断をさせていただくと、邦夫氏が何か勘違いをされて

いるのではないのかと言わざるを得ない。

鳩山首相に特別な感情を持って肩を持つ気持ちはさらさらないが、

テレビ中継での国会論戦で人からの話をネタに余りにも酷い質問

ばかりである事に、本当に初めて鳩山首相も色をなして答弁している

姿を見た時、私も黙っていられない気持ちから言わしてもらう。

鳩山首相は絶対嘘をつかない人間である。


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