ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

全国に先駆け

2005年02月18日 | ましこノート
「環境こだわり稲作経営に対する直接支払い」を農業マニフェストとして4月10日投票の郡山市長選挙の立候補予定者諸橋泰夫氏が発表した。
その内容は
1.目的
地域経済の活性化を図る上で農家の経営安定が基本
  ①稲作経営所得の安定
  ②有機農業等、環境重視型農業の推進
  ③食料自給率の向上
  ④耕作放棄地の発生防止等、農地の有効利用による多面的機能の発揮

2.内容
水稲の作付けを行う者に、作付け面積に応じ、一定額の直接支払いを行う

3.対象者
水稲の作付けを行う販売農業者

4.助成内容
  ①水稲の作付け面積 「基本額」10アール当たり 2万円
  ②有機農業等、特に環境に配慮した稲作を勧める観点から「環境こだわり加算」 10アール当たり 5千円

5.財源
・バラマキをやめ重点的な助成
・公共事業の入札改善等により財源を確保

6.「農業女性支援のためのファーム・ヘルパー」制度の創設
育児、介護、農作業など家庭で重要な役割を担う女性の負担を軽減するため、ファーム・ヘルパーによる支援を行い、地域の活性化を推進

以上が内容である。
国が直接支払い制度を実施するまで地方でやれる事を実行していく素晴らしいマニフェストである。
諸橋泰夫氏が当選してこのマニフェストが実現するよう頑張って行きたい。