ましこノート

参議院議員・増子輝彦が日々思うことを書きつらねています。(メールマガジンでも配信中)

どこかおかしい、小泉首相

2004年10月13日 | ましこノート
代表質問がスタートした。民主党は岡田代表と鳩山元代表の二人だった。 それぞれ持ち味をいかし内容のある具体的で格調高いものだった。

二人とも私同様、自民党を離党し歯を食いしばってこの十年政権交代実現のために 頑張ってきた。自民党改革に全力投球をしたが、残念ながら自民党は変わる意志も 無く利権にしがみつく自分党だった。

我々は自民党に変わる政権政党を作ることで外からの改革を選択した。 小泉さんは改革の精神を持っていたが、自民党の内からの改革を選択した。

小泉自民党総裁が誕生し自民党をぶっ壊すと絶叫したが、我々は絶対に無理だと言っていた。首相に就任以来まる三年、やっぱり改革は出来なかった。 自民党には自浄能力は働かない。小泉改革は自民党ではできない。

政権交代の期待は世論調査にはっきり表れてきた。 民主党に厳しい数字がでるNHKの直近の世論調査は20%を超えている。 通常国政選挙直後は支持率は高く次第に下がり一桁になるが、依然として高い 数字になっている。

昨日、今日と二日に渡る小泉首相は覇気がなく官僚の作文を棒読みするだけである。 本会議を傍聴した人達は異口同音に小泉首相の元気の無さと自民党席の静けさを 指摘する。小泉首相どこか変である。