世界の街角

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KLの日本人医師

2015-03-05 10:02:14 | クアラルンプール
 最近頭がフワッとしたようで、気になり始めた。そういえば、2カ月前に浴槽で滑って倒れて後頭部を打った。硬膜下血腫でもあれば大変である。幸い滞在しているSomerset Ampangと同じ建物の5階が、日本人医師が常駐するHSCJapan Clinicである。
 早速行ってみると、エレベーターを降りると受付になっている。そこには日本人とマレー人とのハーフの人がおり、日本語で声をかけてくれた。聞くと日本語は小生より、よっぽど達者である。マレー語、英語、日本語のマルチリンガルである。その人に概要を伝えると医師に伝わり、問診後脳のCTスキャンを撮ってもらった。

 診断の結果は問題なし。しかし血糖値が若干高いとのこと、食後1時間後の採血で高めにでるとの説明である。それより中性脂肪が高いのでこちらは治療が必要との説明であった。早速薬を処方していただいた。
 この医師は江頭先生と呼ぶ。今まで60余年生きてきたが、これほど丁寧に分かり易く、時間をかけて説明して頂いたのは、生まれて初めてである。そのことを江頭医師にぶつけると、自分も日本にいた時には、懇切丁寧に説明しきれていなかったとのこと。ここでは多くても、1時間に4人程度の患者さんなので、説明に十分な時間がとれるとのことであった。福岡県の出身で、個人的な乾燥ながら、面白そうな医師であった。



 診療日時 月ー金 08:30-17:30
      土   08:30-13:00
 電話 日本人直通 03-2712 0867
 
 尚、HPが開設されているので、それを確認して行かれることをお勧めする。最後になったが、海外傷害保険に加入されている方は、保険証持参でキャッシュレス診療可能、カード付帯保険の場合は、証明書を発行して頂くことができる。KLには日本人医師常駐の病院が4-5あるが、受付は英語である。しかしこのHSC Japan Clinicは受付から日本語で、英語は全く使わないで済む。
 病院の検査機器、診察機器は日本の総合病院と同じ、田舎の医院や病院よりよっぽどましであることを付言しておく。



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