世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

東南アジア3都市で滞在した13カ月・(3)

2019-01-19 06:21:53 | 日記

シャーアラムのスルタン・アラムシャー博物館では、思いもかけず焼成地不詳(当該ブロガーの知識不足により焼成地不明で、且つキャップションなし)の緑釉貼花双魚文盤を見た。中国・龍泉窯の青磁貼花双魚文盤を写したのであろう。

朝鮮では反日一色だが、ここマレーシアでは歴史上の出来事としての展示で、反日スローガンなどは一切なし。

先史時代と現代の高床式住居である。柳田国男は稲作伝播について『海の道』を唱えたが、単なる物語として一笑にふされた。しかしこの手の高床式建物や2000年前の水田跡は、フィリピンでも発見されている。台湾が気になる。

 ブルーモスクには、当地の男性と結婚しイスラム教に改宗した日本人女性がガイドしてくれた。見事な幾何学文様である。

プトラジャヤのジャングルに突然街・ビルが出現した感じが気に入っている。

シンガポールのアジア文明博物館で、見事な安南染付と安南五彩を見た、まさに優品である。

シンガポールからKLへ戻る日は雨に煙っていた。帰路はバスで写真のセカンド・リンク・エキスプレスウェーで水道を渡った。バスの最安料金は1500円だが、所用時間は5時間半から6時間を要し、時間の無駄であった。

<続く>