コージーアンティークの日記

日記や修理・メンテナンス、アンティーク情報などもろもろをご紹介してゆきます。

Sotheby's サザビーズとオークション

2010-02-05 14:30:52 | アンティークディーラーの日常
*****お知らせ*****

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本日はオークション(⇒ネットオークションではありません)の話。


オークションといえば大小規模は様々ですが、サザビーズとクリスティーズの二つは世界のトップ2。

もちろんネットオークションとは違いますので、参加に当たりデポジット(預け金)が必要だったり、落札時にオークション会社に支払う手数料(バイヤーズ・プレミアムといいます)のパーセントはオークション毎の規則により異なりますが・・・。


さて、ニュースでも取り上げられましたが、2月3・4日にロンドンのサザビーズで『印象派とモダン・アート』のイブニング・オークションが開催されました。いずれも夜7時から行われましたが、夜のオークションなので『イブニング・オークション』。昼間に開催されるオークションに較べ、高額の作品が取り扱われます。

ニュースになったAlberto Giacometti(ジャコメッティ)の等身大の彫刻『Walking Man』が、3日のオークションにて、GBP 58,000,000(58ミリオン・ポンド)という記録を作って落札されました。バイヤーズプレミアム込みで、65,001,250 GBP。日本円に換算すると、91億円以上!
⇒動画のリンクです♪

オークショニアの方が、場内を和ませながらリラックスした雰囲気でオークションを進めているのですが、飛び交う数字の大きさにビックリ(笑)

オークションの開始価格もGBP 9,000,000(9ミリオン・ポンド=約12億円)ですから・・・たまげます。


このクラスのオークション・ハウスになると取扱量も大きく、この日だけでも落札金額合計が210億円以上。もちろんトヨタなどの大企業と較べても意味はありませんが。。。




聞くところによると最近はまたアートの値段が高騰している模様。数年前にもありましたが、現在もまたその兆し。


なんでも、中国の富裕層の方々がいろいろ買っているとの噂です。

そういえば、80年代のバブル当時、日本人がいろいろ購入しニュースになった事を想い出しますが、やはり日本人は印象派の絵画が好みなのでしょうか。


ちなみに、中国の方々は、中国骨董(古陶磁器)のみならず、アートも好きな様子。でも、とりたてて印象派という訳で無く、むしろ現代アートの作品を好むそうです。

その理由は、現在も作品を製作した作家が生きている作品であれば、まがい物(贋作)をつかまされないから・・・というもの。ほんとかどうか定かでありませんが、皮肉なもんです、いろんな意味で(笑)



ところで、アートだけでなくデザイン分野のオークションも有名です。



バウハウス時期に活躍した建築家・デザイナーのGerrit Thomas Rietveld トーマス・リートフェルトの1918年デザインの作品。リプロダクション(復刻品)も出てますが、当時のオリジナルの作品になると、こういったオークションでしか目に出来ません。

昨年末のサザビーズのデザイン・オークションにもオリジナルが出ましたが数千万・・・

あまりオリジナルにこだわると『目の毒』ですので、このあたりで(笑)


ちなみに、オークション・カタログを眺めてるだけでも結構満足できます(笑)・・・上質な紙で綺麗で資料的にも素晴らしい。オークションごとに、大体50ドル前後でネット購入可能です!



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