あややのやすらぎ 『蛇螺蛇螺日記』

平成の歌姫、松浦亜弥さんについて文字通り蛇螺蛇螺(だらだら)と綴る日記帳です。

アルバム「想いあふれて」

2009年03月27日 | 松浦亜弥
亜弥ちゃん、良いアルバムが出来ましたね。

1作目のアルバム「ファーストKISS」は『衝撃』。
デビュー間もないまだ十代半ばの女の子なのに、こんな
歌い方ができる。。アイドルとしてブレイクしながらも「歌手」
としての一面を確固とした作品でした。

2作目の「T・W・O」は『ファンタジー』。
歌詞世界に誘い、聴く者を様々に旅させてくれる、言わば
「歌の芸術家」としての成長を遂げた作品でした。

3作目の「×3(トリプル)」は『挑戦(チャレンジ)』。
ミュージカル等、様々な経験を積んで、歌をいろんな手法で
表現することを知り、挑戦をかけていった時期の作品。
ジャケットデザインからしていろんな意味で「あっ」と言わしめた
アルバムでした。

「ベスト」やカバーオムニバスを経て、4作目として世に出され
たのは「ダブルレインボウ」。これは『アート』。
アンプラグドやつんく楽曲を離れた先にあった「歌」の奥深い
世界に気付いた後の開花の仕方は尋常ではありません。
熟成された表現法と歌い込みで、聴く者を圧倒させる作品
となりました。

実質5作目となる『想いあふれて』はこういった道程を経、
歌い手・アーティストとして確たる信念をもって臨み、創り上げ、
ついに世に出た久々のアルバム。
「歌手・松浦亜弥」をアピールするにふさわしいアルバムです。

「一ファンとしての贔屓目」は否めないのかも知れません。

でもこのアルバムは自信を持って多くの人に勧めたい。
心からそう思える作品です。

もっともっと沢山の人に聴いてほしい。

薄っぺらいリズムと言葉遊びや言の葉を馬鹿にしたような
ものが流行るばかりでは、やはり人の心は荒むばかり。


そんな疲れきった世の中だからこそ、明日への活力・元気の
元となり得るオーラを持った魔法のような彼女の歌声がさらに
大きく広がっていって欲しい。
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