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海水中の水銀について

2011-06-27 20:36:54 | 科学・技術・自然

時々聞くこの辺りのことをまとめてみます。

メチル水銀が原因となった水俣病は有名ですが、大量の水銀中毒
引き起こした水銀はその後どうなったのか。それは供給(排出)が
途絶えると希釈されていったのです。世界中に拡散したとも言います。

日本近海における海水中の水銀濃度は10ナノグラム/キログラム未満
海水の総量(約1.36×108Km3)を単純にかけると(1m3=1tとして)
1,380,000,000t(14億トン)が世界の海水中に含まれることになり

チッソ水俣工場から流出した水銀は9から12トンといわれており、
それは世界の海水の水銀を1億分の1近く増やした計算になります。
もちろんほかの水銀による公害の分などを合わせると数百倍以上、
つまり人為的には1ppm以上増やしていると思われます。

実際の海水中では似たような量存在するセレンが水銀と錯体を作り、
水銀などの毒性を軽減しているといわれています。
もっともこのセレンも単体では、問題になりうるほどの毒性を持ちますが。

捕鯨などで生態濃縮の懸念される生物などを食べる場合には
このようにして海洋に流出した水銀による健康被害の懸念が
いわれることがあります。特にFDAによる勧告が有名です。

その健康被害がどれほどのものかは、特に捕鯨国である
日本、ノルウェー、アイスランドといった国々の平均寿命
周辺諸国よりどれほど短いかを見れば一目瞭然です。

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