MY LIFE,MY SPIRIT by Masato

今までの人生で感じたこと、自分の考え方を率直に語ります

前世リーディング3-前世の性格と気質

2007-05-25 12:22:49 | Weblog
日本での転生の様子を聞いて、以前、隆光さんというスピリチュアルカウンセラーから教えてもらった、僕の直前の前世、江戸時代の蘭学者ではないかと思った。
しかしこのリーディングでは、それがいつの時代で、何の職業かはっきり述べていない。「世界的にも調査や探求、探検などに明け暮れ」とあるので、明治、大正時代かとも思ったが、通常300年程度と言われる転生のサイクルを考えると、明治、大正では早すぎる。やはり江戸時代の蘭学者なのかもしれない。蘭学者であればこの時代であっても外国人と交流はあっただろう。しかし鎖国のこの時代、実際に外国まで行ったとは思えない。

「仕事上、移動することが多く、調査、探検を好んだ」「イベントや祭り的な催し物などに関わり、人と人とを引き合わせた」というのは十分理解できる。
僕は昔から外周りの営業の仕事が好きだ。いろんな所に行って、いろんなお客さんと会ってビジネスの話をするのは刺激があって楽しい。派遣の営業でも人と企業を引き合わせて来たし、今の仕事も外に出て常に新しいお客さんに会ってシステムの提案ができるので楽しいし、自分に向いていると思う。

反対に内勤の仕事は嫌いだ。前の会社でシステム部に行かされた時は、朝から晩までパソコンに向かって内勤の仕事をさせられて気が狂いそうだった。独立後、パソコン講師の仕事は最初楽しかったのだが、慣れるといつも同じ教室で同じ講義の繰り返しが苦痛に感じるようになってしまった。

休日でも1日中家の中にいることはめったにない。家にいるのは寝る時だけでも十分だ。以前同棲していたときは、彼女が僕が外に出るのを嫌がり、一日中家の中に居ることを強制されて気が狂いそうだった。別れた原因の一つでもある。

僕は束縛されるのが嫌いで、誰にも強制されず、自由に自分の行きたいところに行って、やりたいことをやりたがる傾向がある。だからサラリーマン向きではないと思う。我ながらよく10年もやったなと思っている。

日本での転生での性格のコメントは興味深い。
「手堅く慎重で、時に疑い深く、こだわりの人でしたが、しかし極端に感情を露わにする時がありました。普段は冷静沈着で落ち着き、ものの感情を抑止する人でした。」とある。

性格的には、今の自分に近いところと、ちょっと違うなというところが混在している。「手堅く慎重、普段は冷静沈着で落ち着いている」というのは今の自分と同じだ。しかし今の自分は別にこだわりが強くて疑い深い人間ではないし、感情を露わにすることは滅多にない。自分では柔軟性があり、温和で優しい性格だと思っているのだが・・・。

しかしスピリチュアリズムでは、前世の自分と今世の性格がそっくり同じとは限らないと説いているのを思い出した。
例えば両親が熱心なクリスチャンの家庭に生まれ育てば、キリスト教の思想の影響を受けるし、仏教系宗教団体の家庭に生まれ育てば、仏教的思想の影響を受ける。
同じ魂であっても、アメリカのような開放的で自由な国に生まれた場合と、イラクや北朝鮮のような封建的な国に生まれた場合では、受ける教育が全く違うから、全然性格や価値観も違ってくるだろう。
考えてみれば当たり前で、魂はそれぞれ個性を持っているが、その時代の価値観、宗教、文化、家庭環境、教育といった様々な影響を受けて、その時の人生の性格や気質が形成されるという。誰でも今の自分がこういう性格だからといって、前世も同じとは限らない。むしろ違って当然だろう。

おそらくこの時代は儒教の影響で今よりずっと閉鎖的、封建的だったはずだ。武士の男子は寡黙なのがいいとされていて、そうした時代の価値観や教育の影響があったのではないだろうか。極端に感情を露わにするというのは、いつも感情を抑止しているストレスが貯まっていて、何かの機会に突然爆発してしまったのではないだろうか。

「極めて実際的で物理的なものを重んじるとともに、一方では不可思議でこの世からかけ離れたことにも自分の意識を置く人だった。」
これはまさに今の自分と同じだ。僕は現実的で実際的なことと、精神的、スピリチュアルなことの両方が大切だと思っている。
しかし現実的な人は唯物的な価値観に凝り固まってスピリチュアルな考えを受け入れない傾向があり、逆にスピリチュアルな人は空想的になり過ぎて現実がおろそかになってしまう傾向がある。自分は決してそうはならない、両方のバランスが取れた人間でありたいと思う。

だが「霊障を解く不可思議な技を行ったりしたこともあった」というのは信じられない。僕は直感は鋭いが、霊媒師ではあるまいし、霊障を解いたことはもちろん、霊を見たこともない。

日本での転生を聞いて、今の自分と共通する部分と違っている部分が混在しているなと感じた。

リーディングは次に僕の前世に共通した性、気質、性格、問題点について語りだした。

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これまで地球上で生まれてきたのは50回から55回程度です。ほとんど男性として転生してきました。女性だった時は特に見当たりません。細かく見ればあったのかもしれませんが、ほとんど男性寄りで生まれ変わってきた魂です。

時に仕切りたがり、時に頼もしく、相談相手となり、しかし時に強引で、正義感を振りかざし、しかし時に非常に情に厚く、忍耐強く人を支え、相手したり、面倒を見てきた人なのです。
自分のこうだと思うことは頑固に貫き、徹底して行ってきました。
時に力ずくでしたが、ほとんどの場合はマイペースで、極めて自立し、独立独歩の精神で仕事をしてきた人です。
やはり家庭人というより、職業人の色合いが濃厚で、働くことに生きがいや喜びを見出し、主体的に人との関わりをしながら、しかし自分のペースをあくまで守り、自分のやり方とペースで貫いてきた人の生まれ変わりです。
人情味が厚いとともに、ひょうひょうとした感じもあり、自分のペースを崩さずに自分の生き方をしてきました。
あまり人に甘えたり、頼ったりすることはなく、しかし困った人の相談は請け負う、人から頼られることは拒まず、相手をしてあげてきた人です。
やや自分なりにとらえる傾向が見られ、時に信念が強くて、押し付けることや、人を自分の基準で変えさせようとしたり、律しようとする傾向が見られました。

そのような傾向は女性とは合わず、人情味に厚くて面倒をみてあげるけれども、心の機敏がわからず、結局は暖かくて優しい家庭を作るのを自ら阻んできました。
ある程度の距離を保つとうまくいき、紳士的に振舞うのですが、どうも堅くて一方的なところで判断して、自分の信念を貫くところが難しくしてきたのです。
女性に生まれ変わったのがほとんどなかったのも、その一因です。

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