中川雅夫のどんちょう会で長谷川幸延作「飛田大門通り」という芝居をやった時に出演者全員で飛田見物をした。
やりて婆さんが店の前に立ち綺麗な女郎さん(?)が照明で光っていた。
飛田飲食協会の会長さんの案内で地元選出の柳本という国会議員の紹介でであった。
「百番」という昔の女郎屋の部屋をそのまま残した店で宴会をした。
話を聞くと飛田は奈良(それも桜井、吉野)の大金持ちが客としては一番良く、女郎さんは九州、特に佐賀の女が一番ということであった。
それを聞いて桜井の客と佐賀の女を原作に追加した。
部屋はステンドグラスの窓が綺麗だった。
あとクレゾールの匂いがする洗浄場もちゃんとあった。
この芝居には三枚目の女郎役で久保田真希を使った。
この後上京してスターになった。
この芝居を中座で上演した時(昭和40年)に長谷川幸延の演出助手としてついたのが西垣正樹という男で後のもず唱平である。
同じく台本募集に応募して入選した有望作家の卵の西村一文がいた。
のちのはな寛太である。二人とも文芸部員であった。
その時代の新喜劇には文芸部というものがあったのである。
出演者に売れない役者今川正、後のいま寛大もいた。
同じ仕出し仲間の中川雅夫が、藤代由紀子が新喜劇に入ったばかりの時である。
皆若く夢だけがあった・・・
もずは近鉄劇場でこの芝居を見ておおいに感動して中川にどんちょう会一〇周年記念曲として「よいしょ節」という曲をプレゼントしてくれた。
やりて婆さんが店の前に立ち綺麗な女郎さん(?)が照明で光っていた。
飛田飲食協会の会長さんの案内で地元選出の柳本という国会議員の紹介でであった。
「百番」という昔の女郎屋の部屋をそのまま残した店で宴会をした。
話を聞くと飛田は奈良(それも桜井、吉野)の大金持ちが客としては一番良く、女郎さんは九州、特に佐賀の女が一番ということであった。
それを聞いて桜井の客と佐賀の女を原作に追加した。
部屋はステンドグラスの窓が綺麗だった。
あとクレゾールの匂いがする洗浄場もちゃんとあった。
この芝居には三枚目の女郎役で久保田真希を使った。
この後上京してスターになった。
この芝居を中座で上演した時(昭和40年)に長谷川幸延の演出助手としてついたのが西垣正樹という男で後のもず唱平である。
同じく台本募集に応募して入選した有望作家の卵の西村一文がいた。
のちのはな寛太である。二人とも文芸部員であった。
その時代の新喜劇には文芸部というものがあったのである。
出演者に売れない役者今川正、後のいま寛大もいた。
同じ仕出し仲間の中川雅夫が、藤代由紀子が新喜劇に入ったばかりの時である。
皆若く夢だけがあった・・・
もずは近鉄劇場でこの芝居を見ておおいに感動して中川にどんちょう会一〇周年記念曲として「よいしょ節」という曲をプレゼントしてくれた。