傘寿の真保守宣言

素人の政治、スポーツ、社会評論です。
写真、ゴルフを楽しみながら地域社会に溶け込む一応元気な傘寿越えの爺さんです。

HⅡAの打ち上げ成功を喜ぶ

2015-11-26 16:31:19 | 日記
                              HⅡA打ち上げ成功を喜ぶ
 11月24日にHⅡAが初めて外国(カナダ)の商業衛星の打ち上げに成功した。近年は米国やロシアで宇宙ロケット打ち上げに失敗が多い。インターネットで一瞥すると、2014年、2015年で言えばロシアで各2回、米国で各1回、両国で計6回の失敗が報告されている。それに対してわが国の場合、打つ上げ回数に違いはあるが、HⅡAとHⅡBを合算すると2005年2月から10年以上連続28回連続成功しているだから素晴らしい実績だと思う。
         
   3国の打ち上げ回数
2014年 2015年 合計
  日本   4回    4回 8回
  米国  25   23     48
  ロシア 35   22     57
 
 宇宙ロケットは関連技術の領域が広い。本丸の液体ロケットの素材は酸素と水素だが、効率と信頼性向上に継続的な努力が払われていることだろうが、ブースター(固体燃料)について言えば、素材としてエネルギー供給能と酸素供給能を配慮した化学特性、「どんがら」やノズルの素材には軽量、強度から耐熱性が要求されるし、本体と燃料素材の接着性なども重要な品質となる。勿論トータルシステムは超高級なエレクトロニクスを駆使しなければならないし、更にロケットは巨大な構造物でもあるのでその組み立の効率化には土建技術の進化も必要と思う。これらの多くの産業がお互いに融合し協力しあえばそれぞれのスパイラル的な進歩が促され、国のトータルの科学技術の発展に繋がることとなろう。正に夢のあるプロジェクトと思っている。
 今回の成功で高信頼性を武器にようやく国際市場に参入出来たと思うがまだ約100億円の発射コストは国際標準価格より2-3割高いらしい。JAXAでは数年後には発射コストを50億円に半減させるHⅢ計画をもっている。その完成に大きな期待をしている次第だ。

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平成27年度大相撲福岡場所感想

2015-11-23 17:37:22 | 日記
           平成27年度大相撲福岡場所感想
1)はじめに
場所中に北の湖理事長が病死されるという淋しい出来事が起きた。顔つきが厳しく憎まれるほどに強かった名横綱だった。政治的な手腕もあったのか力士たちの不祥事で一度辞任した理事長にカムバックして現在の協会の再興の流れを作った功労者だと思う。亡くなられた後、弟子たちや家族が彼の厳しい中に気持ちの優しさを語っていた。長い間闘病しながら公務をこなされていたというから責任感の大きな人だったと思う。
2)日馬富士に謝りたい。
今場所は先ずこれまで何度か失礼な評価をしてきた日馬富士に謝らなければならない。まだ怪我が完治していないのにここ迄やれるとは予想してなかった。天晴れだ。ただ千秋楽に優勝から大きく脱落していた稀勢の里に完敗したように立会いで失敗したら簡単に敗ける危なさがあるし2度ばかり物言いで救われた際どい勝ち星もあるように文句のない圧勝の連続とはいえない。体調の維持も強さの一つと考えれば來場所にこの調子を続けられるかどうかが彼の今後を予見する資料となろう。兎に角あの軽量であのスピードと勝負勘を15日維持して2年ぶりに賜杯を抱いたのだから立派だ。
3)白鵬に何か異状?
白鵬は13日目に日馬富士に連勝をストップされたから意外にも3連敗。14日目には手負いの照ノ富士にガップリの4つ相撲で力負け。ここ数年彼にこういう負け方はなかったと思う。更に千秋楽には不調の鶴竜にも完敗。最後の2日は特に土俵際では粘ることなくアッサリ土俵を割った。これもこれまでの白鵬にない負け方だった。恐らく日馬富士の相撲でどこかを傷めたのではなかろうか。確かに日馬富士との相撲は左前褌を取るために異状に左肩を下げたように見えた。日馬富士が反射神経でその状態を加速させるように右に回ったので白鵬は腰をひねったのではなかろうか。彼は何も言わないが本当はどうなのだろう。兎に角12日目までの余裕のありすぎる全勝と様変わりの3連敗に何か異常の発生を感じさせるものがある。まして千秋楽に日馬富士が負けて自分が不調の鶴竜に勝てば同点決勝になれるという重要な相撲であの完敗をする白鵬は不思議でならない。
やぐら投げの大技を披露したり猫騙しという奇襲でファンを驚かしマスコミを騒がせたり12日目までは余裕を楽しみすぎた感があった。猫騙しは確かに大横綱がやる技とは言えないが立会いで横に跳ぶ戦法と同じで反則ではない。亡くなった北の湖は「横綱に相応しくない」といわれた。協会のトップとしては当然のコメントだが、彼も神様でも聖人でもない。大々的に避難するほどでもないというのが素人の私の意見。
恐らく來場所には復活するだろう。
4)鶴竜にガッカリ
鶴竜は前場所優勝者としての権威も見られず、また悪い鶴竜に戻ってしまった。どういうことだろう。体調は特に悪いとも思えない。一度負けだすと責任感から硬くなり更に負が重なるという話はあるが横綱にもなればもう少し強い精神でいて欲しい。このままだと前場所の優勝は偶々の出来事だったで終わってしまう。自分で充分分っている筈だ。
5)末恐ろしい照ノ富士
 照ノ富士は序盤は、攻めて勝つた日もあったが、攻められると膝をかばって気の毒のような負相撲が多かった。土俵際で粘れないのだった。途中休場か休まなければ負け越して来場所カド番になるかもしれないと心配していた。しかし筆者の印象では、13日目に鶴竜を圧勝して星を5分にもどした相撲は膝の完治を思わせるような強烈な強さだった。翌日は白鵬戦だが大方の予想は手負いの照ノ富士が不利だったが、筆者は13日の相撲を見て5分と見たとおりガップリ4つの大相撲で白鵬を寄り切った。白鵬に何か異状があったかどうか分らないがとにかく1敗で優勝候補の一人だった大横綱を負かして同部屋の日馬富士を援護したことは天晴れだった。しかもその勝ち星で序盤に不安されていた星勘定を勝ち越しに成し遂げたのだから立派だった。 怪我が完治すれば来年前半までに横綱に上がるのではなかろうか。体の大きさ、柔らかさ、馬力すべて揃っている。白鵬と互角のライバルに成長する可能性を秘めていると思う。
6)稀勢の里はどうなるか
稀勢の里はまたしても期待はずれだった。序盤に1敗し非難されたが、その後は珍しく頑張り、白鵬戦を1差で迎える矢先に豊ノ島に完敗してガックリしたのだろうか。弱さがそこで出たのだろうか。その後連敗した。千秋楽で優勝候補No.1の日馬富士を圧倒する相撲を取れる力はあるのになんとも惜しい。年間最多勝という点では白鵬、照ノ富士に次いで3位という力はある。現大関という位置は安泰ということだ。しかし長い間「優勝して」と期待するファンに応えられないという淋しい実績は残念ながらこれ以上に上に上がれないということを意味することかもしない。
7)琴奨菊、豪栄道に余りコメントする気持ちがおきない。
琴奨菊は中盤までは「ここまでやるか」と意外性を感じたが終わってみれば従来どおり。既に下降線を走る大関としてその下り傾斜の角度を如何にしてなだらかに留めるかだろう。
豪栄道は大関昇進後は全く冴えない。今回もカド番だったが千秋楽にようやく勝ち越し
相撲に何か迷いがあるのではなかろうか。何かを変革しないとジリ貧になる。
8)関脇陣も期待はずれ
栃煌山は期待はずれ。この状態ではなかなか大関にはなれまい。千秋楽はライバルで大関昇進で先を越された豪栄道を負かして彼を何としても関脇に引き釣り落とす絶好のチャンスだったがそれを果たせなかった。残念だったろう。
妙義龍は恐らく病気か怪我があったのだろう。大幅に番付が下がるだろうが、彼は体調の不調が多すぎる。一時は大関候補と考えたが無理かもしれない。
9)明暗を分けた小結陣
嘉風は終盤に失速し8勝で終わった。ここ数場所の状況から考えると3役の維持は可能だろうが連続3場所33勝という大関を狙う星を残すのは今後の加齢を考えるとかなり難しい気がする。
 栃ノ心残念ながら7勝どまり。今後も3役に上がったり下がったりする実力と思う。
10)印象に残った前頭
①逸ノ城 あの体でこの位置で負け越し。新入幕時代の颯爽とした姿が見られない。他の力士たちからいろいろ研究されてしまったので今度は彼自身が研究して各力士の戦法を変えなければならないのに毎回ガップリ4つに組む相撲だけに拘っている感じがする。
一時は照ノ富士と同格だったが今は完全に地位も力にも格差がついてしまっている。親方と協力して対策を立てて欲しい。素材は一級なのだから適切に磨けば必ず大関になれると思うが今の状況では早くて来年前半。そこまでになれなければその後も難しくなるかもしれない。
②遠藤 大きく負け越し。後半怪我したようだが、それまでも冴えない。評判倒れだ。体は柔らかだし技もありそうだが、何故か粘れないし、逆襲に脆い。稽古しかないということだろうか。
③千代大龍  新入幕までの明月院時代は将来大関・横綱確実と大評判だったが前頭下位でようやく8勝という淋しい成績でその面影はない。目の病気があった(今も?)というがこの状態では3役復帰には時間がかかりそう。
④勢 来場所3役になるだろう。怪我がなければここまでやれるということか。ただ幕内上位となるとどこまで星を残せるか未だ何ともいえない。もう2-3場所観察したい。
⑤宝富士 一頃よりは確かに力はついた。終盤の2敗は勿体なかったが10勝したので来場所はまた上位に戻るだろう。
⑥高安  中盤までは優勝戦線に顔を出していたが、終盤に失速。怪我の治療の関係で息切れか。
⑦松鳳山 再入幕の場所としては12勝で予想以上の好成績。3役経験者だから当然といえば当然。復活の真値は來場所以降に観察したい。 
⑧朝赤龍 せっかく幕内に戻ったのにたった2場所で又陥落となろう。すでに34歳で加齢が進むからやむをえないのだろうか。十両と幕尻の往復はあるだろうが、幕内上位には無理のようだ。
⑨御嶽海 新入幕だったが、何とか勝ち越しは立派だった。今後についてはもう2場所くらい観察が要る。
11)十両について
①正代 優勝し恐らく来場所新入幕。御嶽海と幕内での対戦が楽しみだ。次に書く大翔丸と同期の大卒だが学生時代の実績で幕下付け出しとならず序の口からスタート。序の口、幕下で各1回優勝している。十両は2場所目に優勝し来場所入幕するからスピードは早い方だろう。学生時代のライバル大翔丸を追い越すこととなる。
 ②大翔丸  正直言ってよく知らないが13勝している。学生相撲のチャンピョンで幕下付け出しでスタートし十両4場所目だからここのところ停滞気 味だったのが開花したのだろうか。ホンモノならら來々場所に入幕だが、どうなるか。幕内での正代や御嶽海との取り組みが近い将来の楽しみだ。
 3人はお互いに今後ライバルであり続けるだろう。
12)おわりに
中盤までは白鵬が独走したが終盤に予想外の失速。久し振りに日馬富士が優勝。前場所は鶴竜だったから不調の両横綱も安堵し来場所以降3横綱が本核的な激闘を示してくれよう。それに照ノ富士が回復してその争いに加わる筈。そこに出来れば稀勢の里も入ってほしいのが日本人ファンの期待。空しい期待にならぬよう頑張ってほしい。なくなった北の湖の功績もあるが大相撲もほぼ完全復活したようで好ましい。
どうでもいいことだが。千秋楽の挨拶で八角理事長代理が故人の遺志を表す挨拶文を読み上げ「理事長北の湖敏満代読」と読まれた。故人の遺書があれば代読だが、故人の遺志を部下たちが考えて文章に仕上げ観衆に披露する時に代読というのだろうか。一つのセレモニーとしてはありうるだろうが。
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