傘寿の真保守宣言

素人の政治、スポーツ、社会評論です。
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大相撲名古屋場所の感想

2015-08-06 15:44:06 | 日記
                          大相撲名古屋場所の感想
1)終わってみれば白鵬だった。
 矢張り白鵬優勝で終わったが、終盤まで鶴竜と照ノ富士の活躍で優勝争いに興味があった。特に白鵬と照ノ富士の相撲は大相撲となり最高の決戦だったが白鵬の技が照ノ富士の力を制したと思う。鶴竜との千秋楽の本番も熱戦だったが白鵬としては引き付け争いがあったものの危なげはなかった。初日と2日目に1分以上の熱戦となったので「白鵬に衰え」と揶揄されたし筆者もそうかなと感じたが、日が進むにつれ本来のスピードが出てきて終盤にはベストの状態だった。栃煌山との敗戦は立会い時に相手の引きについていけず思わず手を着いたが、先場所初日の逸ノ城戦と同じパターンだった。同じ負け方を連続場所でしたことは第1人者として不満があるが白鵬の人間味として許そう。
 これで優勝は35回となったが、彼のことだから引き際はサッパリと決断するとしても後5回優勝の40回には達するだろう。
彼は逸ノ城との相撲で勝負がついた後に逸ノ城にダメ押しをした。協会からもマスコミからも批判され謝った。確かに一般論としてはやってはいけない動作かもしれない。しかし筆者は白鵬がモンゴルの後輩のあまりにも不甲斐なさにハッパをかける厳しい気持があったと思うので対今場所の逸ノ城に対してならあの態度を是認したい。
2)病み上がりの鶴竜に天晴れ
 鶴竜は2場所休場明けとしては意外に健闘した。モンゴルの後輩照ノ富士にも完勝した。3敗のうち、栃煌山との1敗は珍しく不覚の立会いのミスだったと思う。とすれば稀勢の里、白鵬には実力の負となる(それだけ稀勢の里の力はあるのだ)。とにかく横綱としての責任は果たしたと思う。来場所以降に期待だが、まだ白鵬との差がありそうで何処まで近づけるかだ。
3)日馬富士に心配
 日馬富士は怪我で2日目から休場。気の毒の面はあるが、怪我が多すぎる。怪我の多さも実力の一つとすれば横綱として問題があるといえる。来場所を見たい。
4)照ノ富士に大物の片鱗
 照ノ富士は結果は大関・横綱に4敗した。ということは取りこぼしがないといおうことだ。千秋楽に琴奨菊に敗れたが、既に優勝を逃した後だったのでメンタル面に全力を出し切る気になれなかったためと思う。琴奨菊への同情心(勝てば相手は大関から去る)があったとは思わないが、どうだったか。15日を通して勝った相撲は印象としては相手を圧倒していたようだ。時には強引な勝ち方を試すようにも見え余裕さえあったようだった。両横綱に完敗は経験の差か。とくに鶴竜に予想に反して完敗だった。課題を感じ取っただろう。
 体力もあるしスピードもある。いずれ白鵬や鶴竜に並ぶ大物になりそうだ。既に現在で稀勢の里、豪栄道よりは安定感があるように見えた。
5)稀勢の里は取りこぼしの悪弊をなくさなければ大成しない
 稀勢の里は相変わらず取りこぼしが墓穴を掘った。栃煌山は今場所両横綱を破って好調だったが、稀勢の里にとってあの負け方はミスのうち。もう一つ、碧山に負け。苦手としているといってもそろそろそこから抜け出す努力が欲しい。鶴竜に勝てるのだから今場所は4敗したが、実力で2敗で優勝争いに名を連ねられたと思う。取りこぼしの撲滅が彼の課題。
6)豪栄道は大丈夫か
 豪栄道はクンロク大関からそろそろ抜けないとファンも去るだろう。筆者もこれが実力かなと諦めかけている。
7)琴奨菊に期待せず
 琴奨菊は辛うじてカド番を脱した。優勝争いから外れた照ノ富士の「やる気の減少(筆者にはそう感じた)」に救われた形。彼には申し訳ないが既に大関の力はないと思う。怪我が多いのも理由かもしれないが。
8)逸ノ城に大喝!!
 今場所最大の意外性は逸ノ城の不調だった。全く往年の勢いがなかった。体重管理も出来てないようだし、相撲にスピード感がない。他の力士に充分研究されてしまったようだ。
一頃張り合っていた照ノ富士とはかなりの格差が生じてしまった。稽古の仕方も甘いという評判だし親方と協力して魂を入れ替える必要がある。素材は立派だが今の延長上には栄光はないと思う。
9)栃煌山は来場所期待。
 栃煌山は珍しく前半好調で両横綱に勝ったが、終盤に不調の豪栄道に敗れて切れたのかその後平幕に3敗した。信じられない変調だった。若しメンタルな影響ならそこを矯正しなければ上には上がれない。嘗て大関候補だったのだからもう一踏張りしてほしい。
10)妙義山はイマイチ
 妙義山は何とか8勝したが今場所は上位にあまり勝てなかった。相撲の型は出来ているということは相手にもわかっているということだ。何か変化させなければこの程度で終わってしまう。
11)宝富士もやり直せ
 宝富士初3役で張り切っていたのだろうが惨憺たる成績で終わった。アソコまで負けると気分的にどうにもならなかったのだろう。
12)前頭展望
 今場所の前頭勢では勝ち越した栃ノ心・遠藤・隠岐の海・嘉風・大砂嵐・鏡桜・佐田富士・千代大龍にコメントする。
・栃ノ心力持ちで8勝。力がありそうだだけだと現状が限度か。来場所は3役だろう。
・遠藤本来の力を出した。まだ伸びつつあるから来場所楽しみ。まだ立会いの迫力は足らない。
・隠岐の海3役の力はあるのだから上に定着できるかどうか来場所が正念場。
・嘉風上位でどのくらい勝てるか未だ疑問。
・大砂嵐迫力満点力持ちのようだが、まだ技術不足いずれ3役入りか。
・鏡桜新入幕だがよく頑張った。
・千代大龍怪我で休場したが8勝。がかなり復調した証拠。8勝なので余り上がらないから来々場所が楽しみ。
負け越し組では佐田の海と勢にコメント。
・佐田の海いずれ3役入りするだろう。足腰は柔らかで有望だがイマイチ力不足。
・勢 もっと勝てそうだが大負けした。今場所は序盤で負が多かったのでメンタル問題か。
13)両老雄の引退に寂しさ
 旭天鵬と若の里が大きく負け越して引退した。寂しいが実力の社会だから仕方がない。
長い間ご苦労様でした。特に若の里は大関候補時代が長かったので栄枯盛衰を感じる。
 
 今場所は簡単に済ませることにした。
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