傘寿の真保守宣言

素人の政治、スポーツ、社会評論です。
写真、ゴルフを楽しみながら地域社会に溶け込む一応元気な傘寿越えの爺さんです。

鳩山首相の安全保障発言に懸念(普天間問題・駐留なき安保)

2009-12-27 09:27:41 | 日記

         鳩山首相の「駐留なき安保」封印に危機感あり
 鳩山政権は期待されてスタートしたが首相の決断力のなさにはうんざりしている。全てに小沢幹事長の影が見え隠れする。両首脳の性格だから当分この構図は変わらないだろう。政治不信がつのるばかりだ。
色々気になることがあるが今回は首相の発言を取り上げる。
オバマ大統領の最初の訪日の際に普天間基地移転について「トラストミー」と大統領に日米間の合意をほのめかす様な発言をしたが、その後決断できずに結局来年まで先送り。県外国外といいながら「名護市移転もあり」と何とも曖昧な発言を繰り替えしている。
 C0P15の晩餐会でクリントン国務長官と隣り合わせ「普天間基地移転について国として決定延期の事情を話し理解を得た」とメディアに流したが、クリントン長官は異例にも日本駐米大使を呼びつけて「理解してはいない。早急に合意通り進めて欲しい」と米国としての従来通りの見解を述べた。それを聞いた鳩山は「両国で頑張ろうという理解だった」とわけの分からない弁解をした。
 恐らく米国は今後鳩山首相の発言を信頼しないし、発言の内容を厳しく検証して、問題点があれば直ぐ反論することになろう。残念なことだが日本の首相に対する信頼感はなくなったと思うし、日米同盟についてもこのままの推移では自国の兵士の血を流してまで日本を守るという義務感は失せることになるのではなかろうか。首相は口では日米同盟基軸とか同盟は重要とか言うが行動は完全にそうなっていない。発言が軽すぎる。米国の苛立ちをどう考えているのだろうか。
 もう一つ。メディアで余り取り上げなかったが重大な発言をしている。先日,鳩山首相は「野党時代に駐留なき安保を言い続けたが、首相の立場になったのでその考えを封印する」と発言した。「改める」でなく「封印」である。ただ、米軍駐留をなくして堂々と普通の独立国となるというならそれはそれで一つの見識だし米国としても日本もそこまで変わるのかと理解するだろう。しかし、その場合には普通の国並みに防衛予算を数倍に増加させなければならないし、周辺諸国の軍備とか行動に対処するために場合によっては核武装も考えなければならないかもしれない。考えればそれが普通の独立国なのだ。しかし少なくとも鳩山政権では防衛予算のアップは毛頭なさそうだから、当面は安全保障には米軍駐留を必要と認識して「駐留なしを封印」するということにしたと思う。しかし首相の間はホンネを押さえるが、将来首相の座を降りたり野党になれば再び米軍撤収を提唱するというだけでは安全保障という国の最重要政策についての首相の発言としては舌足らずだ。
 戦後60年GDP対比1%程度の防衛費で国の経済繁栄を続けられたということは米軍の駐留と核抑止力に負う点が自他共に大だと感じるので、首相としては将来自分が封印解除するに際しては、国の安全保障をどうする考えかをセットで話さないと国民も米国もいろいろな意味で不安と不信にかられる。それなしの単純な発言は同盟国に対して甚だ失礼なメッセージになると思うのだ。
 さて、友愛の旗を掲げる首相の印象は防衛体制増強と結びつかないから若しかして首相は非武装中立を考えていると勘ぐるが、そうとすれば余りにも甘い。アジアはEUのようにかなり平和が定着している地域と異質な環境にあるからだ。
 アジアには暴発の可能性のある北朝鮮、どの国を目標にするのか分からないが毎年2桁の軍備拡張を継続する中国が存在する。フィリッピンは嘗て米軍基地撤収を要求したので米軍は引き上げたが、その後に中国は国境線上の諸島に軍隊を送って実効支配してしまった。フィリッピンは慌てて米国に再度駐留を要請したが米国から拒否され当該諸島の帰属は現在不明確になったままという現実もある。アジアはこの現実が示すようにまだ不穏なのだ。わが国でも既に竹島は韓国に実効支配されているしガス田近傍の領海は中国艦船が自由に航行しており抗議してもやめないという。この環境でも友愛の手を差し伸べさえすればどの国も笑顔で付き合い領土の保全を含め国や国民の安全は充分と考えているのだろうか。若しそうなら甘すぎると思う。
将来封印の解除を提唱する場合は必ず国の防衛体制の強化をセットとすることを強く要望したい。それでないと安全保障が全うできないと思うからである。首相が「友愛の旗を掲げると同時に自衛のための国防体制の整備を終えてから封印を解除する」と言ってくれればその場で不安は霧散するのだが。
コメント

COP15は国際的なエゴ劇場、今後の推移に懸念

2009-12-26 14:22:05 | 日記
        C0P15は各国のエゴ劇場、今後の推移に懸念
 C0P15は最悪の結末だった。会議では、途上国は先進国(米国以外の)だけに削減義務を課した京都議定書をそのまま延長しろと要求していたが、その延長だけは何とか避けられてわが国の関係者はホッとしたと思う。しかし会議としては先進国と途上国の確執が激烈に表面化し最終的な合意が出来ず「合意に留意」という何というか玉虫色よりも遥かに甘い過去最低の纏めで終わった。
 地球環境対策には世界の各国が真剣に取り組まなければならないのは勿論だが、米中二大排出国が本気にならなければ地球規模での解決にはならない。しかし米国はオバマ大統領の何回かの声明に反して議会では経済発展へのマイナスを懸念する意見が強く、今回始めて数値目標を出したことを評価する意見もあるが2020年で‘90年比にすると4%削減という甘い数値だし、それも今後の議会でどうなるか不透明。一方中国は40-50%削減と大きな数値を掲げたので「これは」と驚いたがそれはGDP対比なので2020年には’90年比どころか現在よりも何割か増加するという数値だ。「温暖化は先進国の責任」とする主張(確かにそれは事実)を繰り返し途上国としての権利に拘り地球規模の省エネにはまだ消極的といえる。既に核大国で外貨保有世界一、宇宙開発にも実績のある中国が途上国といえるかと疑問はあるが、貧富の格差、一人当たりのGDPなどでいえばさもありなんという感じもする。ただその中国がアフリカなどとの資源外交の実績を重ねて全ての途上国を束ねて先進国への反発の旗振りを果たすので一層会議の合意を困難にしている。これからも両サイドの対立が益々激しくなるだろうからどこに解決の糸口が見つかるか筆者にはまだ予測できない。
 省エネ技術で先頭を走る日本としては当然国際貢献をしなければならないが、一国でなく他の先進国、EUなどとバランスをとった共同作戦で米中両国に働きかけるのが重要ではなかろうか。といってもわが国はEUとも微妙な関係にある。京都議定書では既に省エネを先行させていたわが国は垂れ流しの東独を含むEUよりも省エネコストは大幅に高いのにその評価はされずに不合理な厳しい目標を義務付けられた経緯がある。しかし首相は政権に就いた直後にC0225%削減という高い目標を掲げた。新政権を担った首相として「聖人」ならぬ「聖国」ぶった国際的なパフォーマンスではなかったか。非常に厳しい目標で産業からは苦情が出ているし国民はまだ余り関心はないようだが各家庭の負担も馬鹿にならない。経済成長にかなりマイナスの影響となる。国として経済的にゆとりがあり、他の超大国を説得できる自信があれば25%削減で率先するのも必然かもしれないが、現状のわが国には残念ながらその力はないしその状態にないと思うのに政府はこの数字を変えようとしない。
 事実、首相はC0P15でこの「25%」削減という数字を携えて米中両国を説得しようとしたが先進国と途上国の闘争に揉み消されて殆ど効果がなかった。会議としての苦し紛れの最低の纏めでも最終段階で目立ったのはオバマ大統領で、  25%削減を叫んだ鳩山首相の影は薄かった。金はあるが「坊ちゃん」的な日本の発言力の限界を見せ付けられたと思う。世界を説得させるにはやはり国として軍事力をバックとした総合力がないと難しいということではなかろうか。先進国として責任を果たすという意識は尊重したいが、政府としては現在の国力を判断し適切な国を配慮する必要があると思う。  筆者としては麻生前政権時代の‘90年対比15%削減が適切と考えている。これでもかなり厳しい数字だ。
 C0P15の結論として来年2月までに各国で削減%を決めるらしいが、%の決定に際しては単に排出量だけでなく先進国にはこれまでの省エネ努力を、途上国には経済発展の余地を加味するのが公平と思うが何か先進国には厳しくという途上国の勢いに押されるのではなかろうかと危惧している。一頃の米国のような世界のリーダーがいる時代ならもう少し気のきいた纏まりができるだろうが今の米国にはその権威がない上にC02削減にこれまで消極的だった負の実績があるし、現在は全てに米中両国が対立するので一層合意は難しい。 首相としては面子として25%に拘りたい気持ちだろうが国際舞台の状況を勘案して再考する勇気が欲しい。
 C0P15では気温2度までの上昇を許容したが、それで既にスバル国など南洋地域の幾つかの国が海中に没する深刻さがある。しかしC0P15の混乱から予測すると地球環境が更に致命的にならないと国際的に纏まらないのではないかという危惧さえ感じる。正に国の業(ごう)を曝け出す武器使用なしの世界戦争だ。この戦争の平和的な早急な終結を切に望みたい。

 
コメント

栃木太平山の紅葉第3弾

2009-12-05 18:01:19 | 日記
第2弾の10分後雲が晴れて夕日の逆光に輝く紅葉を木陰に捉えました。
コメント

栃木太平山の紅葉第2弾

2009-12-05 17:56:39 | 日記
栃木の太平山の紅葉はカメラマンにとって穴場です。車で30分の道のりなので毎年何回か紅葉狩りに出かけます。夕日に陰っている紅葉の中で数枚だけ光に映えていたので感動しました。
コメント

栃木太平山の紅葉

2009-12-05 14:10:10 | 日記
栃木太平山の紅葉第1弾

 錦織り成す彩りに感動しました。
コメント