傘寿の真保守宣言

素人の政治、スポーツ、社会評論です。
写真、ゴルフを楽しみながら地域社会に溶け込む一応元気な傘寿越えの爺さんです。

地球温暖化対策:国際協調の困難さ

2009-11-19 17:24:40 | 日記
           地球温暖化対策の困難さ
 温暖化対策で京都議定書が発効したのは‘05年です。しかし‘09年8月現在で締結国数は189、署名国数は84に過ぎません。米国はまだ締結もしてないのです。オバマ大統領は直近日本でも中国でも立派なことを言っていますが国内産業界の反発があって唯一の非締結国という事実は国として言行不一致といえます。
京都議定書当時、各国に削減%の目標が課せられました。既に省エネを進めていた日本は遅れていた国と同じ程度の削減%を課せられ、外交の拙劣さと批判されました。我が国はこの目標はまず達成できないと言われていますが罰則もないし何よりも世界最大排出国米国がテーブルにつかないままの取り決めだから国際的にも何か緩んだ目標となってしまいました。
 その後議定書は‘06年、’08年に改定されました。その間に何回かサミットなどの首脳会議で重要課題として取り上げられましたが、毎回長期の削減目標は合意されても短期中期には具体的な数値目標はセットできないままです。各国の利害が一致しないので毎回玉虫色の共同声明で終わっています。基本的には先進国の地球全体としての削減指向に対し巨大排出国中国を先頭に発展途上国は「現在の温暖化は先進国の責任だ。先進国は厳しい省エネに努力して削減義務を果たし、発展途上国にもっとエネルギーを消費させろ」と言うホンネを曲げません。更に最多排出国米国は自国の産業界の反発で大統領の宣言に反して削減には消極的。これらは国レベルのエゴとしかいえませんが、国際的のこの構図はなかなか改善されないのではないでしょうか。
 あの洞爺湖サミットでもその流れでしたし今年の7月の主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)でも2050年までに80%削減を目指すと言う長期目標の宣言までです。直近の‘09年11月の日米首脳会談でも2050年までに80%削減を目指すというラクイレ宣言を繰り返したに過ぎません。誰も劇的な削減を謳う長期目標に異論はありません。しかし40年先の目標よりも中期短期の国別目標のセットとそれへの対策こそ重要ですが、そこになると国の利害が絡んで国際的にまとまらないのです。
 12月にCOP15で京都議定書以降2013年以降の国際的枠組を決めることになっていますが、筆者としては残念ながらまだ国際的なスッキリした目標のセットは出来ず玉虫色共同声明になると思っています。その中で日本は鳩山首相で積極的に25%削減に取り組み始めましたが、「先進国と共同歩調」という前提がはっきりしないのに先行しています。いかにも国際的に「聖人」。25%削減は国内産業に厳しい影響を与えるし国民に何がしかの負担を強要することになります。国益を犠牲にして国際的な受けを狙ったとしか考えられません。我が国が経済的に隆々しており国の財政が豊かでしたら若干の国益を損ねても他国に恵みを与えてもいいのですが、国も国民も四苦八苦なのだからそこまでいい格好をせずに自国民に恩恵を与えた方がよいのではないでしょうか。具体的には景気対策や財政再建への対策強化です。
 国際社会は生臭く国益を追求しながら外交戦争を繰り広げる社会です。「聖人」的に受けて他国に感謝させても必ずしも恩を売れるとは限りません。国というものは本質的にこの点はドライなものです。我が国は何度も苦い経験をしてきているではありませんか。
残念ながら中短期の国別のCO2削減の取り決めは現状以上に相当厳しい環境破壊が現実化されるまでは具体化せずに玉虫色共同声明の繰り返しになると予測しています。嘗てのように米国1国が強大国の環境ならあるいは国際的な管理が出来たかもしれません。しかし、現在は米中2国が強国になっているしその2国が巨大排出国にもかかわらず削減に表面は(当然だが)賛成しながらホンネでは消極的です。したがって地球規模での具体的な温暖化対策は非常に困難と言わざるをえません。現在の国というか人類の業は残念ながらまだその程度ではないでしょうか。
 勿論国として又国民として企業として組織として省エネに努力して少しでも環境破壊を防ぐ必要ですし立派な行動です。ただ国として国際的な舞台でこの問題を処理する場合にはやはり国益を充分に配慮しながら各国間の協調体制を図るという姿勢が必要と思います。我が国が率先垂範することは崇高なことですが果たして他国を引っ張る実力があるのでしょうか。鳩山首相の25%削減はそこまで考えた上での決断だったのでしょうか。???
                      (11月19日)
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「事業仕分け」を斬る

2009-11-19 16:54:38 | 日記
            「事業仕分け」に思う
「事業仕分け」が始まった。公開は画期的な快挙と思う。最初から満点は無理だが幾つか指摘したい。一件数億円から500億あるいは数兆円の案件も一率に1時間で結論を出すのは乱暴だし、多額の予算削減を狙うのなら一件100億円以上の大型案件に絞って審議時間を半日くらいに延ばした方が目的にかなうのではなかろうか。
 費用対効果の精査は重用だが数字で予測しにくい教育関連案件に厳しいようだ。例として子供の読書の支援策の2億が廃止されたのは解せない。予算削減目的の短時間審議だからやむを得ない点もあるが、一部で、結論は財務省の解説に影響されると揶揄されたし、予め結論ありきで反論を抑える強引さを感じた。当面、某官僚が嘆いた「公開処刑」の雰囲気だけは払拭して欲しい。  (11月12日)
            
       先端技術開発に関する「事業仕分け」の結論は疑問
「事業仕分け」の前半は終了した。公開は快挙だが最初だけに疑問点もある。特に数値で評価しにくい研究開発に関する判断には致命的な懸念を感じた。
 例としてスパコンとGXロケット。ある仕分け人の象徴的質問、「何故世界一を目指すか。2位では駄目か」に愕然とした。「先端技術の領域では2位では敗者」という“定理”を知らない人には先端技術の討議の資格はない。スパコンなしで技術立国はありえない。米国や中国も苦しい中でスパコン予算を増額しているのだ。
 新ロケットの開発も、周辺先端技術の発達を刺激するし潜在的な防衛力向上を諸外国に認識させ、国際的な国の評価アップに繋がるという点が全く話題にならない。
 先端技術は金だけではないのだ。これでは長期的に国益を損ねる。
                        (11月19日)

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2009年度日本シリーズを楽しむ

2009-11-15 11:19:53 | 日記
          2009年度の日本シリーズを楽しんだ
 日本シリーズで原巨人が日本一の栄冠を獲得した。今年の日本シリーズはセパ両リーグの首位同士の決戦だったので文字通り日本一を競ったわけスッキリでした。大方は巨人が4勝2敗で勝つという予想だったがそのとおりになった。しかし実際の勝敗は紙一重の差で勝利の女神がどちらかに微笑むか分からないような際どい決戦だった。それだけにプロ野球ファンは大いに楽しんだ。
特に第5戦。日ハムの藤井投手の力投で7回まで巨人は1対0で負けていたが8回の裏に代打大道が何度もファールで執念を示した後同点とした時は巨人ファンでない筆者も興奮した。これで戦力の層の厚い巨人に傾いたかなと思った直後に守護神山口が勝ち越しホーマーを見舞われた。「何やっているんだ」巨人ファンの怒りと落胆はよく分かる。巨人ナインやベンチも「山口!折角だったのにーーー」と落胆だったろう。一方日ハムとしては同点にされた時には敗けたくらいに落ち込んだはずだが「今度こそはでもらった」と喚起しただろう。
 ところが次の場面で日ハムの守護神武田が若武者亀井に第1球を同点ホーマーされた。まさにドラマ。恐らくここで武田は責任を感じやや落ち込んだのではなかろうか。程なく阿部にさよなら逆転決勝アーチをかまされた。実は初回の日ハムの1点は巨人の二人の内野手のエラーが絡んだものだったし、8回の巨人の1点も日ハムの内野手のエラー絡みだった。そこまで互角だったが8回まで追い込まれていた巨人に暗雲が漂っていたことは確かだ。仰木監督は敗戦後、「勝負の怖さを感じた」と呟いたがその気持ちは十二分に分かる。今や王手をかける場面が逆に王手をかけられたのだからだ。1度でなく2度奈落に落ちかけたのによくぞ喰いしばって逆転した巨人の底力に感動した。
 1日空けて第6戦。1回に巨人東野が打球を受けて退場。急遽内海が登板した。恐らく5-6回には当番を意識していただろうがまさか1回からとは。恐らく緊張だったろう。準備も不充分で不安だったろう。しかし塁上に走者を背負っていたがセギーノルを凡退させたかったのは巨人への流れとなったと思う。事実その後、日ハムは殆ど毎回出塁しノーアウトでの出塁もあったがただの1本の適時打が出なかった。逆に巨人は5戦で同点ホーマーを打った亀井が先取点を打ち、続いて前日決勝ホーマーの阿部が2点目をたたき出した。日ハムの稲葉が球をジャッグルした間に1塁からホームに駆け抜けた得点だった。この決戦で1対0はまずイーブンだが2点差の重さは大だ。日ハムの適時打なしはこの2差の重圧のためだろう。
最後は8回裏にピンチを迎えてクルーンが2アウトから登板した。クルーンという投手は最初の打者に打たれたり4球を与えた場合には乱れる場合が多い。そのクルーンが9回ノーアウトで2塁打を打たれた。これは又何かドラマかと予感したが最後は2アウト2、3塁、1打同点の際どさだったが微妙な三振でジエンド。
 確かに巨人はシーズン初期から圧倒的な投打の戦力を抱え下馬評でも抜群だったがリーグ覇権から日本一と予想通りに順当に進んだということは時として落とし穴のある勝負の世界で立派と言える。
 その根底にはここ数年監督として資質をアップしてきた原監督の采配があったと思う。あれだけの戦力があればというクールな評価もあるが、今年は亀井、坂本、松本、脇谷など自ら育てた若手が1戦に入ったし、彼らを小笠原ラミレス阿部など超ベテランと競わさせてスターに育て上げた。それに谷ら中ベテランをうまくバランスをとりながら闘った。投手では先発要員の内海と高橋は本人たちも反省しているだろうが今年は不満があるが、越智、山口の中継ぎやクローザーを育て他球団で評価されなかったゴンザレスなどをやる気をさせて実績を積ませた。神経質なクルーンに対しては今日は危ないと思ったら本人のプライドを傷つきかねない決断をして交代させた厳しさもあった。普通はなかなか出来ない。
星野のような闘魂は感じず紳士的な風貌と言動の中にいわば外柔内剛の闘志を秘めたサムライということだろうか。
 今年の状況が続くなら数年連覇もありうるのではなかろうか。ただ基本的に巨人軍があまり突出した実力を持ち続けることは球界の人気にマイナスに作用するだろう。

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福島 須賀川 旭山公園

2009-11-15 10:42:51 | 旅行
前の写真と同じ公園で撮影しました。
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福島 須賀川旭丘公園の黄葉

2009-11-14 21:03:02 | 旅行
地元の老人会(倖せクラブ)の会長をしています。11月2-3日に25名の一行で秋の1泊旅行に須賀川市の芹沢温泉に出かけました。その途中で同市の公園で樹木の彩りを楽しみました。
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