傘寿の真保守宣言

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安倍新内閣に期待する

2012-12-27 17:12:17 | 日記
              安倍新内閣に期待する
 第2次安倍新政権が出発した。第1次の前回はお友達内閣と揶揄されたので今回はこの点に充分配慮したようだ。勿論最側近の菅氏を官房長とし麻生・甘利氏など首相と同じ思想を持つタカ派議員の登用が多い。その中で新藤総務相と稲田行政化企画相のタカ派的発言は有名で彼らの起用は首相の将来の目標である憲法問題などに布石を打ったとみる。稲田大臣は女性だが安全保障とか教育関係で多くの説得のある論説を出している。閣内でも張り切るだろう。
 しかし当面一番表舞台に出る外務・防衛両相には敢えて首相とやや意見を異にするどちらかと言うと地味な人物を配した。見方によってはこの両分野は官邸が仕切ると言う意見もあるが、岸田外相は古賀氏を継いで宏池会の会長でもあるし小野寺防衛相は外交・安保の専門家だ。自分に冷静さをアドバイスできる真面目な人材を選んだとみたい。先に党の副総裁に高村氏を任命したが、東アジア外交を睨んで「タカ派一辺倒ではない」という姿勢を示したかったのだろう。換言すればバランスをとっている。
 総裁選挙で対抗馬となった石破氏を幹事長に留任させたが、石原・林両氏には何故か超難題を抱える原発とTTPをそれぞれ担当させた。勿論実力を期待しての任命だろうが受けた方はどう感じただろう。ただ林氏は農林族ではない。農林族の場合はTTP参加を言い出しにくいがそうでなければ動きやすいと睨んだとすれば安倍さんはなかなかの策士ともいえる。首相もTTP参加を本音として決めているのではなかろうか。TTPは経済だけの課題でなく政治的・軍事的な思惑からアジア諸国で中国包囲網を構築すると言う意図があるのだから日本が参加しないわけには行かないと思う。いずれその時機が来ると見ている。その場合制限なしの自由貿易ではなく各国とも守る点は守るという仕組みになると思う。米国も砂糖を守るだろう。
党三役に女性二人を起用したのもサプライズ。来るべき来年の参院選挙を見据えた人事だろう。高石女子はタカ派としても有名だ。それからあの飯島勲氏を官邸の機能強化の一環として内閣参与に起用した点も特筆される。飯島氏は小泉政権の懐刀として活躍したことは有名だ。
万人に満点をつけられる人事はない。しかし第2次安倍内閣は民主党内閣時代の素人っぽさ、不安定さがなく重厚な布陣で合格点と思う。大いに期待できると思っている。 
 問題は今後内外の難題にどう対処するかだ。先ず景気回復が待ったなしだ。首相の言葉にでる金融緩和や日銀対策は、「日銀の独立性を損ねる。政府として実質的な為替介入と懸念されれば国際的な信頼を損ねる。」などなど専門家にも賛否がある。しかし、長年デフレ、円高で産業は疲弊している緊急事態だからわが国だけが国際舞台で“聖人“ぶることもなかろう。とにかくバランス感覚を持って対処し少しでも早く景気回復の実績を国民に実感させ国民の不安を除いて欲しい。既に先行して円安株高の流れになっているがこの傾向が参院選挙まで続かなければ内閣支持率は下がるだろう。非常に厳しい課題だが何としても解決の道筋に見通しをつけて欲しいものだ。
 選挙中の外交上の強行論はやや修正されつつある。例えば竹島の日を政府主催にするとか尖閣に公務員を常駐させるなどの政策について延期の方向と報じられている。「それは鳩山元首相の普天間発言と同じ」と言う厳しい不満もある。だがここは冷静に考えよう。安倍政権も新発足。中国も新政権が発足したばかりだし韓国も同じ条件。先ず民主党政権が壊した日米関係の修復を急ぎ、日米同盟機軸を再確認して国益を守る基本線を堅持する立場で中韓両国と首脳会談を開いてお互いの意見交換を再開するのが先ではなかろうか。決して焦らないことが重要と思う。
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1 コメント

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爺さん同士! (田島明)
2013-01-01 15:30:25
早速覗きに着ました。
興味しんしんで、読ませていただきます。
感心することばかりですが、読めそうです。
よろしくお願いします。

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