傘寿の真保守宣言

素人の政治、スポーツ、社会評論です。
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平成30年大阪場所所感

2018-04-10 09:10:59 | 日記
平成30年大相撲大阪場所感想
1)はじめに
 白鵬・稀勢の里両横綱の休場決定の時に鶴竜の体調も危ぶまれ横綱不在の場所とも揶揄されたが、鶴竜が責任を感じて出ることとなり協会も「やれやれ」だっただろう。その鶴竜も手負いだから心配されていたが、場所が進むに連れて見事13勝で優勝した。彼の復活を確認できた意義ある場所だった。
2)鶴竜天晴れ!!
 大方の予想に反し安定した相撲で白星を稼いだ。「優勝にはつきがある」と言うジンクスがあるが、土俵上で縺れてバラバラに飛び出す相撲や土俵際の鬩ぎあいでの微妙な勝負、いずれも鶴竜に勝利の女神は微笑んでくれた。ともあれ横綱の責任をよく果たしてくれたと思うし、彼自身も復活について自信を得ただろう。その意味で強力なライバル白鵬の欠場も彼にとっては幸運だったと思う。来場所白鵬の横綱決戦で彼の真価が試されよう。
以下、印象のある力士についてのみコメントする。
3)大関について
 高安は出だしに2連敗。前場所も出だしに躓いた。悪い癖から早く脱却しなければなるまい。その後は千秋楽に鶴竜に勝つし、実力を出して12勝で一  応準優勝となった。尤も千秋楽の鶴竜は優勝を決めた後なので少し気が緩んでいたと思うので必ずしも実力戦とはいえないと思う。12日目の千代丸  戦で不覚の黒星となったが、相手を甘く見たのだろうか。要するに来場所、出だしを気をつければ優勝の目はあると思うので頑張ってほしい。
 豪栄道は12日目までは実力並みの成績だったが、終盤に高安・鶴竜・御嶽海に3連敗。
  これが実力といえばそれまでだが、いただけない黒星。この程度かなと思わせてしまう。
4)他の3役について
御嶽海 負け越しとは意外。何か壁に突き当たっているのかも知れない。次期大関の
 一番手といわれていたが今場所は特に脆さを感じた。
栃ノ心 10勝とは先ず先ずの成績だが、先場所の強さから考えれば物足りない。鶴竜とガップリ4つ相撲で勝つ力があるのだからジックリ戦えばあと2 番は勝てると思う。今場所も貴景勝・正代に負けたのは予想外だった。依然として大関候補と思う。
逸ノ城 序盤に高安を破り10日目まで8勝2敗で「これはこれは」と期待していたが終盤に失速して9勝どまり。ここ数場所相撲に重さを使った安定さ がまし、ジックリ組めば強いが、まだ速い激しい相撲についていけない。そういう相手と稽古を積むしかなかろう。
千代大龍、立会いの1発は立派だが、相手に引かれると足が付いていかずに前に落ちる相撲が多い。又、突進が止められて4つに組んだらまだ脆い。今回 は大負したが、今の力では3役になっても安定しないと思う。
5)前頭展望
遠藤 9勝は立派。2大関1関脇1小結に勝っている。怪我も治ったようで本格的な相撲を取る力士で期待したい。東筆頭だったから来場所は初3役だろ  う。
玉鷲 数場所前までは大関候補といわれていたがここのところその勢いはない。歳を考えると大関は厳しいかな。折角西筆頭で9勝したが席がなく東筆頭 で済まされよう。
魁聖 9日目まで全勝で予想外の活躍だった。アレだけの体力があるのだから怪我がなければこの程度の力はあるということだろうか。怪我前も必ずしも ピリッとしなかった記憶だが、怪我で何か吹っ切れたということだろうか。ただ終盤上位には通じなかったことはまだ現在の力の限界を示したものだろ うか。来場所注視したい。
琴奨菊 頑張って突進するが引かれると足が付いていかない。まあこんな所か。
正代 有望といわれながらまだ実績を示せない。性格的に甘いのだろうか。一皮剥けないと上にあがらないだろう。
北の富士 彼も有望力士だが足踏み状態。今場所は負け越した(6勝)
嘉風 相変わらず激しい相撲を繰り広げたが星に結びつかず、やっと終盤に本領を発揮して7勝8敗で留まった。本来ならこの位置なら9-10勝しても おかしくない。来場所は戻るだろう。
阿炎 まだ特徴が分らない。7枚目で10勝は立派で来場所幕内上位に上がるから観察したい。
栃煌山 往年の大関候補の面影はない。このまま落ちていくのだろうか。栄枯盛衰。
豊山 有望力士の一人。今場所は10勝。来場所上位に上がってどこまで活躍するか。
勢 14枚目に落ちると怪我さえなければ流石に好成績となる。11勝したから来場所本来の位置で活躍を期待する。怪我が多いのも実力的の面でマイナ  ス点。
妙義龍 15枚目で6勝だから十両陥落か17枚目に残るか微妙な成績。彼も往年は大関候補だったがその面影はない。怪我が多い。体力・年齢を考える と大関は無理と思う。
琴勇輝 一頃上位で突進型で目立ったが、元気がない。来場所又十両で出直し。
十両陥落は琴勇輝・英乃海・蒼国来は確実で妙義龍がどうなるかだ。
6)十両以下は
豪風 西筆頭で9勝だから幕内にカムバックだろう。
安美錦 2枚目で8勝だが、他の力士の成績関係で入幕有力と見る。歳を考えるとよく頑張っている。
佐田の海 4枚目で11勝の優勝だから入幕だろう。彼も有望といわれた時期があったが来場所以降復活するのだろうか。注視したい一人だ。
東筆頭の旭大星が8勝だから入幕とすると入幕候補は4人。とすると妙義龍は陥落已むなしか。
貴ノ岩 12枚目で何とか8勝。稽古不十分でよく頑張った。来場所に期待。
貴源治・貴公俊双子の力士として有名だが、弟の貴源治は何とか8勝したが兄の貴公俊は暴力事件を起こして途中から出場停止となった。来場所も出場停 止だから恐らく幕下下位に戻るだろう。気分を新たに再出発するしかない。
豊ノ島 幕下35枚目で6勝1敗。来場所幕下上位に戻り、来場所の成績で来来場所には十両にカムバックすることを期待した。まだ幕内の力はあるはず だ。
宇良 平成29年9月場所の3日目から休場し、その後3場所目の今場所も幕下10枚目で全休。来場所は幕下下位に落ちるだろう。早く完治してあの相 撲技術を目にしたいものだ。
7)おわりに
 貴公俊の暴力事件で、親方貴乃花は弟子の指導の至らなさを反省し一連の協会に対する反旗を降ろして謝罪した。確かに理想は高かったが現実面で協会の責任者としての考えは間違っていたと思う。平の親方まで降格されたが、新しい気持ちで再出発することを期待する。
 貴公俊事件は考えようによっては貴乃花にとっても協会にとっても貴乃花反乱事件をすっきり解決に結びつけた「相撲神の仕掛け」だったように思う。
大相撲は毎日満員御礼で興業的には復活したことは喜ばしいが、舞鶴巡業での出来事も何か協会幹部の管理能力と言うか管理センスの欠如を示した。協会として幹部たちの社会人としてのセンスの涵養に努力してほしい。


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