傘寿の真保守宣言

素人の政治、スポーツ、社会評論です。
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平成30年大相撲初場所感想

2018-02-05 09:47:36 | 日記
                               平成30年大相撲初場所所感
1)はじめに
 平幕栃ノ心の優勝、白鵬の途中休場など誰も予想しなかった場所だった。幾つかの不祥時の後だったが一応ファンに支えられ満員御礼の連続で協会はホッとしただろう。
関心を持っている力士についてのコメントを綴る。
2)栃ノ心に天晴れ
 平幕優勝ではあるが前頭3枚目で横綱大関陣と対戦した14勝だから文句のない優勝といえる。鶴竜に負けた相撲のほかは殆ど危なげなかったように記憶している。もともと力持ちだから膝の故障がなくなれば力を出せた力士だが大怪我の後却って安定感が出てきたように思う。30歳だがこの状態が続くなら大関も可能だろう。優勝後のインタビューで「大怪我で幕下55枚目まで落ちて何度か止めようか」と思ったと語ったが、よくここ迄カムバックできたと思う。その精神力は素晴らしい。多くの陥落力士に勇気を与えただろう。再起について励ました親方とか家族にも恵まれたと思う。予想外に優勝した力士の次の場所は大抵あまり芳しい成績は出せない。他の力士に研究されるからと思う。彼の場合どうなるだろう。来場所が楽しみだ。
3)鶴竜は良く頑張った
 場所前は「2場所連続休場後なので10勝すれば合格」といわれていたが、7日目に全勝同士で栃ノ心を破ったし、10連勝し優勝戦線の単独トップとなり持て囃された。しかし、その後悪い引き癖が出て4連敗。今度は一転、非難されたが元々休場明けでそんなに期待していなかったのだからアソコまで非難しなくてもいいと思っていた。千秋楽に何とか押されながらも逆転勝利で11勝したのだから「良くやった」と労いたい。少なくとも引退勧告はされないだろう。来場所まで更に回復を完成させ、更なる活躍を期待したい。
4)白鵬は冴えなかった。立会いの修正を指摘された影響もあろうが足指の怪我が意外に響いているようだ。彼だから来場所は復活するだろう。
5)稀勢の里は又も途中休場。
 稀勢の里がまた途中休場した。初日には惜敗、2日目に勝ったが3日目以降急速に萎えてしまった。場所前の稽古では上位陣と数十番こなせたらしく期待したが、本番では力が出せなかった。若し初日に勝っていたら違った姿になったかもしれない。解説者によると長期に本番から離れたためか相撲感が欠如し足腰の脆さもあるという。
来場所の成績如何では進退問題が話題になるかもしれないが、横綱審議会はまだ彼に同情的で激励の決議を出すかもしれないという程度だからもう少し時間は許されるかもしれない。しかし、怪我後既に1年過ぎている。彼の場合、現在の稽古の延長でなく、既に実施しているかも知れないが、足腰の強化と特にメンタル面について何か異質な対策が必要と思えてならない。若し、まだまだ昨年の左肩の古傷が基本的な原因なら、この際は怪我の治療を優先させて完治してから強い横綱として出場することを望みたい。それがファンに対するサービスと思う

6)高安は合格
 前半4勝3敗と崩れて優勝戦線から離脱したのはいただけないが終盤復活して鶴竜に勝ち12勝したので一応大関として面目を施したといえる。来場所こそ優勝を狙ってほしい。
7)豪栄道には不満
 序盤素晴らしい動きで、全勝の4日までは解説者も今場所は優勝候補とほめていたが、中盤以降崩れて8勝どまり。実力といえばそれまでだがよく分からない。負けだすと連敗するということはメンタル面の弱点もあるのだろうか。
8)3役について
 玉鷲は折角3役にカムバックしたのだが振るわなかった。一頃は大関候補と言う声もあったが、ここ数場所よくない。どうしてかわからない。来場所も  悪かったら大関の目は難しかろう。
 御嶽海は評判倒れ。毎回2桁勝利期待で第1の大関候補と言われるが達成できない。何か戦法を変えないと上に上がれまい。
 阿武咲は怪我だから仕方がない。貴景勝は不調。一度上位の厳しさを味わったがまた復活してくるだろう。ただ、押すだけでなく四つ相撲の勉強をしな  いと上に上がれない。
9)来場所の3役候補
 玉鷲・阿武咲・貴景勝の3名が平幕に落ちる。優勝した栃ノ心が関脇、前頭筆頭の逸ノ城と千代大龍が小結になるだろう。栃ノ心については前に触れた  とおりだ。
 逸ノ城は一頃体重をもてあましていたが、今場所はその体重を有効に生かしてどっしりした相撲で安定性をました。立会いの鋭さを身につけたら更に上  が望めよう。来場所が楽しみで今の傾向で向上するなら上位陣にとって脅威となろう。
 千代大龍は序盤は連敗で駄目かと思ったら中盤以降は昔の突進を思い出したように頑張った。その突進が受け止められた時の対応がもう少しよければい  いが、本人の検討と研究に期待しよう。嘗ては大関横綱候補と期待されたが、目の病気で調子を崩していたが、この復活はホンモノ?まだ不安はあ   る。
11)前頭について
・遠藤 怪我が治ったのか安定してきた。もう1番勝っていれば千代大龍でなく彼が来場所新3役になれたと思う。更に鋭さを増し、土俵際の脆さを抑えれ    ばいいと思う。
・琴奨菊 徐々に衰えて負がこむと思っていたら意外に強かった。千秋楽に負けて7勝に留まったが、健闘を称えたい。大関時代より足腰の粘りがいいと    感じた。再び大関と言うことは無理だろうが前頭上位で当分頑張れそう。
・正代 素質はあると思うのだがどうもパットしない。立会いに甘さがある。性格かもしれないが何とか改善しないと上に上がれまい。
・嘉風 見たところでは動きは以前と変わらないが、負が混んでしまった。負け続けてメンタル面の影響も出たかもしれない。
・北海富士 意外に不調だった。しかし有望力士であることは変わらない。来場所復活すると思う。
・勢・隠岐の海・栃煌山
    ベテラン力士だが振るわなかった。勢いは怪我が多いし、後の二人は前頭上中くらいを何回も往復している。いずれも限界なのだろうか。
・宝富士・松鳳山・魁聖3力士は勝ち越したが彼らも前頭上中くらいを往復。実力がそのあたりと言うことか。(魁聖は怪我で下がっていたが元の戻ると   いうことだろう。)
・荒鷲・大栄翔・輝・朝乃山・豊山・千代丸・千代翔馬・千代の国
   力が均衡しており今後数場所で誰がと飛びだすかに興味がある。特に荒鷲のレベルアップを感じた。
・阿炎・龍電 二人とも新入幕で10勝は立派だった。来場所どの程度上位に通ずるかが楽しみ。
12)十両に陥落候補
  照の富士 怪我は余程の重傷と言うことか。益々力が出せなくなっている。休場を含んで全敗は惨めだ。糖尿とかインフルエンザとか言われたが自己   管理にも問題があるのだろうか。栃ノ心の例がある。この際は完全に休んで落ちる所まで落ちてもまだ若いのだから充分復活できる。兎に角怪我を   完全に治すことを第1に考えるべきではないか。
 安美錦 怪我の関係もあり休みを入れて大負け。又十両で頑張って再入幕を狙ってほしい。しかし、歳の影響で限界に近いと思う。
 豪風 そろそろ年齢の影響が出てきたのだろうか。来場所十両での相撲を見てから評価したい。彼も限界が近いと思う。
13)十両以下について
・妙義龍 筆頭で優勝した。来場所はまた幕内のいいところまで上がろう。嘗て大関候補だったのだから決して満足はしていまい。歳もとったし多くの有  望な若手が出てきたのでこれから上に行っても厳しいだろう。
・豊ノ島 幕下におちて何場所かになる。今場所の成績次第では3月場所に十両に上がれると期待したが怪我で休みを入れて全敗だったからまた大きく下  がろう。栃ノ心の例があるといっても彼以上に歳だし体力もないから最悪引退に繋がりかねないと心配している。
13)おわりに
 場所後の理事選で貴乃花が落選した。理事を解任されたばかりなので仮に当選しても貴乃花に厳しい池の坊評議委員長から不適格と拒否される恐れもあると考えて一門から阿武松を出馬、当選させたとも考えられる。
確かに、彼自身の暴行事件の際の協会に対する態度は幹部役員としていただけないし、そう感じた親方も多かったのだろう。理事選で彼自身以外1票しか入らなかったことはそれを示している。
 彼はHPなどで協会の改革(古いよき伝統を生かす)について述べているが、内容は立派だと思う。ただやや抽象的でまだ具体性がかけている。その段階なのだろう。当面は立派な弟子を育てながら時間をかけて彼の考えを協会内で浸透させる努力を続ければ教会内に支援者も増えるだろうが、元々体質の古い組織だから時間はかかると思う。但し、、今のような頑なな態度を続けるなら中々路は険しいのではなかろうか。


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