傘寿の真保守宣言

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大相撲平成30年福岡場所感想

2018-12-02 15:25:20 | 日記
                          大相撲平成30年福岡場所所感
1)はじめに
 白鵬・鶴竜の休場で一人横綱となった稀勢の里の奮闘を期待した場所だったが、初日から5連敗(5日目は不戦敗)の不甲斐ない結果で休場となり、またまた横綱不在の場所となってしまった。どうなることかと案じてたら貴景勝と高安の優勝争いとなり何とかファンの関心を繫げた。そして若武者貴景勝の優勝で何か新しい時代の到来を感じさせられた。
2)天晴れ!!貴景勝
 予想外の強さと活躍。先ず初日の稀勢の里との相撲。張られたら相手が横綱でも張り返す闘志溢れる闘いだった。この勝敗が両力士の15日間を物語っているように思える。小柄のため4つに組むと力を出せないから専ら押し相撲に徹した15日だった。常に前傾姿勢をとって前へ進み決して引かない対応も素晴らしい。負けた御嶽海戦と高安戦も決して完敗でなかったし、高安戦の場合は寧ろ相撲に勝って勝負に負けたという感じだった。場所前に、親方の引退や部屋の移転などメンタル面の苦しさはあったはずだがそれを乗り切った精神力も立派だ。
ただ彼の実力は来場所以降この調子が継続するかどうかだ。多くの優勝力士がその翌場所崩れて栄光から遠ざかってきた歴史がある。彼も充分そのことを知っている筈。来場所に期待する。
 唯一つ。これから長い相撲生活を考えるといかに小柄でもある程度4つ相撲になっても勝負できる技を磨く必要があるのではなかろうか。
白鵬、鶴竜健在の場所での活躍を見たい気もする。
3)稀勢の里を案ずる。
 場所前はかなり体調もよさそうで本人も優勝まで口にしていた。しかしあの惨敗から休場。稽古場と本場所は違うといっても横綱まで上った本人だからそのあたりは充分分っている筈なのに結果に繫げなかった。性格的に人が良いというか弱さがあるのではなかろうか。とすると来場所にかけることになるが大変厳しい予想しか立たない。
 先場所は序盤5連勝して10勝して復活かとファンを喜ばせたが、序盤の勝ちは正に薄氷を踏む危なさがあった。確か初日は貴景勝で土俵際のアヤで勝ちを拾った記憶がある。先場所はこの勝ちが女神を呼んで5連勝となったといえる。終わったことだが、今場所の貴景勝戦もバッタリいなされるまでは稀勢の里が押していたから若し押し勝っていたら2日目以降違った流れがあったかもしれない。この相撲で足を痛めたから2日目から相撲が取れなかったというが、横綱だから言い訳は余り許されない。
 来場所相撲人生をかけて頑張ってほしい。
 先日引退した貴ノ花は怪我を押して優勝しあの有名な形相を見せたが結局その無理な頑張りが命取りとなって現役を去るこっとなった。元大関照の富士も怪我を治療しながら連続出場したが結局幕下まで転落している。稀勢の里もあの怪我を押しての2回目の優勝が命取りになるのではなかろうかと危惧している。

4)高安の甘さ
 優勝経験のない大関として、何とかしたいという覚悟はあるはず。千秋楽に負け腰の決まった御嶽海に負けたのは優勝を意識した緊張からと思うが、栃煌山、龍伝との負けは甘さとしかいえない。白鵬に次ぐ実力者と言う感じはするもののまだ安定感があるとはいえない。しかし、来年には更にレベルアップすると期待している。
5)豪栄道・栃ノ心について
栃の心はまだ怪我が完治してないための不調と見るが、下馬評の高かった豪栄道の成績は8勝3敗で(12日目から怪我休場)期待を裏切った。何度も期待を裏切る
と言うことは「実力はこの程度だ」と言う見方もある。
6)3役の不調
貴景勝以外の3人はいずれも負け越し。珍しいことだ。
御嶽海 大関候補といわれ、「今場所の成績によっては話題になる」といわれたが何と負け越しで完全に振り出しに戻った。馬力はありそうなのだが、甘    さなのだろうか。よく分からない。
逸ノ城 ここのところ毎場所前半悪く、今半に何とか星を残して8勝し関脇を維持してきたが今場所は6勝どまりで遂に前頭に落ちることになるだろう。    体が重く動きが遅い点を突かれて負けている。下に潜られた寄りにも脆い。今の体格で今の動きでは3役に昇っても安定して維持できまい。対策    が必要。
魁聖 怪我完治しないままの出場での負け越しは仕方ない。
7)来場所再3役の二人
玉鷲 押し相撲でカムバックした。ここ数場所の不調は怪我の影響だったのだろう。
妙義龍 13日目から3連勝でやっと勝ち越し。来場所小結だろうが何年ぶりだろう。
     怪我に苦しんで十両まで落ちたが老兵ながらよく頑張った。嘗ての大関候補だったがもうその力は無理としても3役を暫く維持してほしい。
8)前頭展望
北海富士 7勝。馬力はあるが甘さか?
栃煌山  序盤5連勝で予想外の復活かと思ったら、中盤以降崩れて8勝どまり。筆者の感じは予想通り。
錦木   後半頑張って8勝。予想以上の活躍。千秋楽貴景勝にも善戦した。近い将来の3役候補。
龍伝   高安や御嶽海に勝った相撲は立派。6勝だったが今年中にもっと活躍する可能性はありそう。怪我で序の口まで転落しよくここ迄カムバックし     た。精神力は立派だ。
嘉風   7勝。歳から言って限界か。
正代   8勝。歳から言って努力不足。 素質はあるはずだが伸び悩み。悪く言うと
     この程度で終わるかも。
千代大龍 7勝。昔の明月院。大関候補だったが目の病気からか伸びなくなった。残念だがこのあたりを往復するのだろうか。
朝乃山  6勝。伸び悩み。将来の大関候補だが??
貴ノ岩  6勝。まだ本来の力が出せてない。
阿炎   6勝。若手のホープ。前半6勝2敗、後半0勝7敗。気分の問題か。
松鳳山  10勝。7枚目まで下がるとこの好成績。実力を出し切った場所だった。
琴奨菊  10勝。34歳、老兵がよく頑張ったと思う。敢闘賞を上げたい気持ち。
隠岐の海 11勝。33歳、同上。
碧山   11勝。32歳、同上。
遠藤   9勝。28歳、まだ怪我が完治しないのだろうか。有望力士といわれながら既に28歳になってしまった。あまりにも怪我が多い。今の流れだ     と3役にもなれないまま幕内を上下することで終わってしまう。もったいない。
阿武咲  11勝。22歳、怪我から復帰したのか好成績。来場所が楽しみ。将来の大関候補。近い将来貴景勝と競り合うのではなかろうか。
10)十両展望
安美錦  7勝。再入幕ならず。加齢が進むので今後再入幕はどうなるのだろう。
琴勇輝  3枚目で10勝。再入幕は確実だろう。
豊ノ島  13枚目で11勝。よくここ迄戻った。 来々場所の再入幕に期待したい。
貴源治  4枚目で8勝。まだまだ脆さが目立つ。 来々場所新入幕に期待。
豪風   9枚目で6勝。8-9勝の力はまだあると思うが年齢の影響が??
11)幕下以下について
蒼国来  7戦全勝で優勝。再十両決定との事。近い将来再入幕か。
臥牙丸  再十両決定との事。よかった。数ヵ月後にはあの巨体がまたTVに登場することもあるだろう。
宇良   3段目で7戦全勝で優勝。幕内上位から怪我で3段目まで落ちていたが、実力から言って来年中に再入幕を期待したい。あの軽業師的な動きをまた見たい。
照の富士 嘗ての大関だったが怪我が治らず転落し今年の5月場所では十両で0勝9敗6休で名古屋場所で幕下に落ち全休、9月も幕下で全休、11月は     3段目27目で全休した。 良く知らないが再起できるのだろうか。気の毒だ。
12)おわりに
  横綱不在の場所だったが何とか切り抜けた。若手の活躍がファンの気持ちを喜ばせ
たと思う。しかし、横綱の責任感に期待したい。例の栃心の幕下からの復活後、幕下か
らの復活例が多く見られることとなった。いいことだが、怪我の防止に力士各位意を払
うべきだ。稽古の質を考えれば怪我防止の対策になるのではなかろうか。
 一方、年6場所ある。重症の場合転落のスピードは早い。本場所での怪我を公傷扱い
とし黒星より緩い扱いにする考えもあるのではなかろうか。
 それと木村庄之助不在が続くが行司に適任者がいないのだろうか。

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