拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ダメンズ好きさん、いらっしゃ~い!

2022-03-30 21:05:37 | 日記

というわけで、「ウェストサイドストーリー」と「ドライブ・マイ・カー」を見ようと思って上映スケジュールを見ると、「ドライブ」の方は賞をとったから今後、上映回数が増えるようなのであわてることはない。それよりも、最寄りの亀有では「ウエスト……」が明日まで。こっちを優先しよう。で、ネットでチケットを買う。夜の9時台に終わるから、亀有にいくつかあるピッツェリアは間に合わない。駅からちょっと離れたサイゼリヤなら開いてる(電話で確認した)。よし、終わった後は、サイゼ飲みだ!こういう目論見を立てて劇場に行って発券。ここで、とんでもない事実が明らかになった。なんと、私が注文したチケットは明日のもの。意を決して30分ちゃりを漕いだのに無駄足であった。だが、塞翁が馬。この悲劇を喜劇に変えよう。まだ時間が早いから行けないと思ったピッツェリアが開いてる。ということで、亀有駅からちょっと行ったところにある場末のピッツェリアに行く。これはね、あなた!あなたと一緒に行く下調べだからね!で、注文したマルゲリータ・ピザはなかなかのヴォリューム。

だが、例によって赤ワインをボトル一本注文したから、ピザを平らげてもお酒がなみなみ残っている。そこで、ニョッキの揚げたやつを注文。小皿でちょびっと出てくるんだろう、と思っていたら、さすが下町、どっと来た。

なんとか全部平らげた。しかし、一人でボトル一本は多い。昨日のカーサ・クラシカでは、ボトル一本+デカンタまで頼んだが、某某美女が手伝ってくれたから楽勝で空になり、さらに二次会にまで繰り出したのだが、一人で無言で、ということになると、相当、肝臓に負担のくる量である。私の体は大丈夫だろうか。ここで思い出すのは数日前の徹子の部屋。元Jリーガーのラモスさんがゲストで、今65歳だそうで、へーえ、おじいさんになったねと思ったが、よく考えてみると私よりたった二つ上である。そのラモスさんは、数年前、奥様に先立たれ、哀しみのあまり、荒れて「馬鹿な生活」を送ってらしたところに、今の奥様が現れ立ち直ったそうだ。そうか、なまじしっかりした生活を送ってるとだめなんだ。よしっ、自堕落な生活は得意である。それに拍車をかけて「die Richtige」が罠にはまるのを待とう(「die Richtige」は形容詞が名詞化した例で、相応しい人(女性)の意味である。Rシュトラウスのオペラ「アラベラ」で、主人公が、いつか「der Richtige」(相応しい男性)あ現れるに違いないと歌う二重唱は圧巻である)。でも、今夜は現れないだろうから、帰途の桜並木の下を通るのは私一人である。

ちょっとアップで。


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