拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

時が経つのは早い

2023-03-18 14:51:05 | 音楽

小林聡美がCMで「おばあちゃん」と呼ばれていてびっくり。小林聡美がおばあちゃんだったら私などはひいおじいちゃんだ、と憤慨したが、ま、50代でも孫がいて孫から「おばあちゃん」と呼ばれるのならやむかたない。How time flies! 因みに、小林聡美が主演した「かもめ食堂」は、日本人女性が1人でフィンランドで食堂を開く話で、チコちゃんに怒られるくらいぼーっとしたテンポで私は好きである。

そう言えば、WBCのイタリアチームの監督はピアザ。大リーグで野茂投手の女房役だった人である(女房役=キャッチャー)。イタリア系なのは知っていた。そうか、それでイタリアの監督か!Die Zeit fliegt!(英語と違い、「How」に相当する「wie」はいらない)因みに、「ピアザ」は「Piazza」だからイタリアでの発音は「ピアッツァ」。「広場」の意味である。「Piazza」から一字をとれば「Pizza」。英語でもドイツ語でもピザの綴りは「Pizza」。ピザの本家イタリアの面目躍如である。

「時の経つのは早い」と言えば「時をかける少女」って映画があった……って何度も映像化されているが私が言うのは大林監督の映画である。原田知世がヒロインだった。原田知世が生まれたのはこの映画の原作本が世に出たのと同じ1967年。小林聡美は1965年生まれだから2人は同年代。だから、小林聡美がおばあちゃんなら原田知世も、ってことになる。Il tempo corre!

「時をかける少女」が高校生ならうまく話がつながったのだが、中学3年生だった。だが、無理矢理つなげよう。甲子園の高校野球の話である。開会式を見てたら、選手宣誓が、やたら怒鳴りまくって何を言ってんだかわかんなかった昔と違い、落ち着いて話していて、内容を相手に伝えようという気持ちが伝わった。時代は変わったものである……が、中には、入場行進のときやたらと手を高くあげる高校もあった。どこかで見たと思ったら、映画「うなぎ」での役所広司の歩き方である。服役時代の癖が抜けない、という設定だった。あと、北のかの国の軍隊の行進にも似てると思った。因みに、「経験者」がネットで話されていたのだが、刑務所では、お風呂は3日に1回だそうである。へー。ガス代の高騰で「娑婆」もあまり変わらない状況になってきている。場合によると、刑務所の方が待遇が良いかもしれない、だったらわざと罪を犯して刑務所に入ろうと思ってもそうは問屋は卸さない。例えば、あるお年寄りが刑務所に入ろうと思って、交番の近くで車上荒らしをやり、その足で交番に自首したっていう事件があった。だが、当該お年寄りは窃盗罪にはならなかった。なぜなら、窃盗罪が成立するためには「不法領得の意思」が必要であり、刑務所に入るために犯した場合はその意思がないからである(実話である)。だが、罪にはならなくても、民事で被害者から損害賠償を請求される可能性はある。なら、被害者が存在しない罪、と言うと、なかなかない。真夜中の人のいない公園で全裸になるくらいか。実際、それをやって公然わいせつ罪でとっつかまったアイドルがいた。当時の知事さんが、「まあ、裸になりたいときもあるよな」と言ったっけ。私は、この知事さんをまったく支持していなかったのだが、このときだけは、ちょっと見直したものである(因みに、当該知事さんは、アイドルを逮捕した警察を統括する立場であった)。