拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

天使の歌声(マタイのリピエーノ)

2018-04-16 15:25:21 | 音楽

アルカディア合唱団の指揮者はこんどはネギをもってきて下さったので、遠慮せず、そう、まーったく遠慮しないでたくさんいただいた。これでいくら食費が浮くことだろ。その点も実質団費の計算において考慮しなければならない。学校出てすぐ入った会社、当時は給料が安いと文句を言ったものだが、今から考えれば1月5000円で社宅に入れてくれたんだから実質給料は相当な額だった(遅まきながら感謝します)。因みに、私が23で結婚したのは「今なら社宅があいてる」と総務課の人が言っていたからなのだが、じゃあってんで結婚することにしたら、その若さでは社宅に入れられない、と総務課が言い出した。えー?話が違う。じゃあ結婚はやめると言ったら、当時の支店長が「社宅に入れないから結婚をやめるなんざ聞いたことがない」と言いつつ総務に「おい、入れてやれ」と言って下さった。おかげで結婚が白紙撤回にならずに済んだのだった(思い出すだに感謝します)。さて、アルカディア合唱団から始まって、このところ「3日で4団体」のスケジュールが続いている。そうとうグロッキー状態。だが、私より1個上の某姉さんは私以上にあちこち行っていてまったく元気なのを見て、私も弱音を吐いてはいけないと思っていたのだが、しかし、某姐さんと張り合うこと自体が間違いのような気がしてきた。「アサイチ」にも「男は女より心も体も弱い」という女性からのFAXが送られてきた。ジェンティルドンナだって男馬を蹴散らしたものだ。さて、その4団体の最後はいつもKMC。直近の練習ではいよいよ子供の合唱が加わって、これがもう文字どおり天使の歌声。われわれにもこういう時代があったんだなぁ、それがどこでどうなるとこうなるのかなぁ、と思いつつ、でも、子供の頃から好きだったファルセットをいまだに続けている私はその意味ではまだ子供のままだよな、とも思うのであった(いい歳ですけど。因みに、昨日はKMCの懇親会。人生の大先輩のお話を伺っていると、その意味もこの意味もなく私はまだガキだとも思うのであった)。